• 締切済み

日本はなぜ外国語教育にあまり力を入れていないのか?

umakuniの回答

  • umakuni
  • ベストアンサー率40% (8/20)
回答No.2

 「外国語教育にあまり力を入れていない」のではなく、力を入れる必要がさほどない(力を入れたい人だけ力を入れればよい)ということだと思います。私は理科系の教育研究職におり、発展途上国やアジア近隣諸国の方々と話す機会がよくあります。これらの国では、自国語で書かれた自然科学や社会科学のメディア(書籍など)があまり整備されていないことがあります。日常生活は自国語で足りますが、それを越えて上を目指すには他国語を理解することが必須であり、自国の発展のためには外国語で書かれた情報を読み解く能力が必須です。こういった国々では小さい頃からの外国語教育は国策として重要なポイントでしょう。  では、日本はどうでしょうか。日常生活以上の学術情報や政治経済情報なども、ほとんどすべての情報を日本語で入手可能です。大学での講義も、日本語で書かれた優れた教科書が多くあり、高度な専門性を要する学問でさえ、日本語で教授して十分にその中身を講釈できます。もちろん、外国語教育は重要です。学術論文の多くは英語ですし、外国語をこなせるとカッコいいし、外国人とのコミュニケションはスムーズになりますね。でも、小さいころから積極的に外国語教育を行わねばならないほど、情報伝達ツールとしての日本語の位置づけが低いわけではありません。日本語での情報伝達をもっと尊重すべきですね。  逆に、資源国でない日本は、理数系に長けた人材を育成するほうが国策として間違っていないと思います。

myrtille54
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >日常生活は自国語で足りますが、それを越えて上を目指すには他国語を理解することが必須であり、自国の発展のためには外国語で書かれた情報を読み解く能力が必須です。こういった国々では小さい頃からの外国語教育は国策として重要なポイントでしょう。 確かに東南アジアの諸国はそういう必要性が高いですが、フランスとかイタリアは、外国語は近隣諸国とのコミュニケーションの手段として重要視しています。 なるほど、日本の優れた技術力も理数系長けた人材を育成したおかげですよね。

関連するQ&A

  • 国際化と外国語教育

    国際化と外国語教育 こんにちは。何年か前に高校の世界史の未履修問題がありましたが、国際化ということを考えた場合、外国語教育も重要ではないかと思います。 公立の中学では英語の授業が週3コマですが、少なくないでしょうか? それから、日本でも英語以外の外国語の需要も高まっているのに、高校でも英語以外の外国語に触れる機会はごく限られています。身近な例では私の住んでいる地域に訪れる外国人は英語の話せない人の方が多いので、折角英語を知っていても外国人とコミュニケーションがとれないことが多いです。 ヨーロッパでは中等教育でも普通に2、3ヶ国語習いますし(ヨーロッパの言語が互いに似ているので 習得しやすいというのもあるでしょうけど)、お隣の韓国でも高校では第2外国語を習います。 日本では、中学、高校と外国語は英語一本でもロクに話せるようにはなりませんよね。 そこで質問です。日本の外国語教育は 遅れているというか貧弱ではないでしょうか?小学校から週1時間半分遊びのような英語の授業を導入したところで あまり意味がないような気もします。 これでは 国際化の波に対応できないような気がします。

  • 外国語の教育要綱

    中学校の教科の1つに「英語」がありますが、これって教育要綱で必ず英語でなければならないと明文化されているんでしょうか? それとも、建前上は他の外国語でもいいが、事実上100%の中学校が英語を履修しているのでしょうか?そして、もし他の外国語も認められているとしたら、学年毎に細かく学習項目も定められているのでしょうか? また、高校の場合だと 英語でも学校によってレベルのバラつきがありますが、他の外国語も含めて どの程度 教育要綱で定められているのでしょうか?

  • 義務教育における外国語教育

    現在の日本では,義務教育において英語が採用されていますが,外国語教育という文脈においては,必ずしも英語にこだわる必要はないというのが,わたしの意見です。英語ではなくスペイン語やフランス語,あるいは,周辺諸国で使われている中国語(北京語)やハングルを外国語教育として採用することにも,それなりの意義があると思いますし,教育的な効果,社会的な効果も期待できると思います。 現在,日本の義務教育において,英語以外の言語を外国語教育の一環として採用することは可能でしょうか? 教職員の養成や授業時間数,学校運営などの,「効率」にかんする意見がたくさん挙げられるとはおもいますが,ここでは,外国語教育の意義や現在の日本社会がかかえる,周辺諸国,周辺諸地域との関係にかんする回答を希望します。

  • 外国における外国語教育

    タイトルが少し駄洒落のようになりましたが、外国の外国語教育についてお伺いします。日本では中学から全員が英語を学習し高校でも99%以上の人は英語だけを学習しますが、外国(特に非英語圏)ではどうなんでしょうか? あなたのよく知っている国の事例を教えてください。

  • 外国における外国語教育について

    こんにちは。他の質問サイトでも質問させていただいていますが、たくさんの回答をいただきたく、こちらでも質問させてください。 『日本と外国の小・中学校における外国語教育の比較』というテーマでプレゼン発表をすることになりました。日本人は英語を勉強するが、外国の子供は何の言語を勉強するのか、ということについて調べています。皆さんのお力をお借りしたいです。なるべくたくさんの事例を集めたいため、少しでも知っていることがありましたらお書きください。その際に、下記の事項を書いてくださると助かります。プライベートなことでしたら、アバウトで結構です。 1.どこの国か、どこの州か 2.外国語教育の制度は国単位か、州・地域単位か、それとも学校単位か 3.何歳から 4.学ぶ外国語は選択制なのか、決められているのか 5.学習は文法中心なのか、コミュニケーション中心なのか たくさんの回答お待ちしております。よろしくお願いいたします。

  • 国際化と高校の外国語教育

    高校の世界史が必修化されたのは、国際化ということで安易に採択されたらしいすね。これが未履修問題でマスコミで取り上げられましたが、それはいいとして、高校の外国語教育についてアンケートします。 高校の外国語と言えば、ほとんどが専ら英語ですよね。でも国際化と言うのなら、リーディングの題材は若干易しくし コミュニケーションに重点を置き、更に大きな改革として第2外国語を取り入れるのも1つの方法だと思います。英語だけでは国際化とは呼べない感じもします。現に、隣の韓国では大学に入るまで外国語は2つ学ぶそうです。そこで高校の現状の外国語教育についての意見と改善案をお聞かせください。

  • 外国語の教育をするなら…

    学校教育でSNSを活用しないんですかね? せっかくのネット社会、繋がろうと思えばすぐ外国人と繋がれる。 外国に興味ある生徒もいるように、日本に興味ある外国人もいるでしょうし。 お互いに教えあい高めあう事で、いい教育になるんじゃないですか? 外国の事を吸収する為に外国語の勉強もするだろうし、日本の事を教える為に母国の文化も勉強するだろうし。 別に英語に限定しなくても、ドイツ語、スペイン語、フランス語、中国語、韓国語、ヒンディ語…何でもいいと思います。 「メッシが好きだからスペイン語をやりたい」とか「日本に近いから中国語を勉強したい」とか、英語より多言語に興味ある子もいるでしょうし。 それぞれの国に文化があるから、その文化をベースにした価値観や考え方を吸収する。 たくさんの子供が早いうちから色々な国と接する事によって、相手国の良さを吸収し日本の良さも発信する。 もちろん机に向かってカリカリ勉強するのも大事だとは思いますが、「好きこそ物の上手なれ」と言う教育を実践しようと言う発想です。 管理の問題など色々と課題は多いでしょうけど、こう言う提案ってやっぱり現実離れしてるんでしょうか?

  • 日本の英語(外国語)教育

    こんにちは。毎度くだらない質問です。 日本の英語(外国語)は他の国と比べても貧弱に感じます。 先ず、公立の中学では英語の授業がたった 週3コマです。そして、高校では週5コマが普通だと思いますが、高校で英語以外の外国語を学ぶ人は極めて少数です。それで、外国語は英語1本なのに、 その英語さえ高卒の段階で簡単な会話も出来ない人が殆どです。 しかし、その一方で日本には英語に関心が高い人も多く、英会話の教材がよく売れます。 そこで質問です。日本の英語(外国語)教育についてどう思いますか? どちらかと言うと、文法と訳読中心から会話を主体にした方がいいというような月並みな意見よりも、 習熟度別教育とか、英語教育の選択制とか、高校での第2外国語の導入とか、似たようなトピックの質問で 今まであまり論じられなかった部分についてのご意見を歓迎します。

  • 外国における日本語教育の教材

    外国における日本語教育に興味があります。 外国の高校、大学などの教育機関で日本語を教える際に使われている教科書やテスト等がどのようなものか、載っているサイトや本をご存知の方は教えていただけないでしょうか。 できれば英語で書かれているものがよいです。

  • 中学の外国語=英語?

    日本の中学校の中で、外国語教科に英語を選んでいるのは全体の何%でしょうか?99%以上は有るでしょうか? 英語の他に、中国語やスペイン語といった第二外国語の授業を採り入れている中学校はどれくらいでしょうか?7%くらいでしょうか? 英語を排除し、韓国語教育に集中して力を注いでいる中学校はどれくらいでしょうか?2%くらい有るでしょうか? 英語がメインなのは必然的だと思いますが、それにしても、極端に英語へと偏り過ぎている気がします。世界には英語の他に沢山の外国語があるので、中学生の内に様々な外国語に触れる機会を学校教育で用意してあげてもいいんじゃないかな?中学生のうちは、狭く深くというよりは寧ろ広く浅く外国語を学ぶべきでは?中学生の時期のこういった教育は視野が広がる気がします。そして、「英語もドイツ語も面白い」とか「英語とポルトガル語って共通点が多くて似てるね」とか「中国語と韓国語の基礎を学んだのでペラペラ話せるように頑張ろう」とか、上級の外国語学習に意欲的になるんじゃないかな? 第二外国語教育はお金が掛かるでしょうか?教員も少ないでしょうか?