日本の義務教育における外国語教育の意義と可能性

このQ&Aのポイント
  • 現在の日本の義務教育において、外国語教育として英語にこだわる必要はないと考えられます。
  • スペイン語やフランス語、中国語(北京語)、ハングルなど他の言語を取り入れることにも意義があります。
  • 外国語教育は教育的・社会的効果に加えて、周辺諸国や地域との関係を深める重要な要素です。
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義務教育における外国語教育

現在の日本では,義務教育において英語が採用されていますが,外国語教育という文脈においては,必ずしも英語にこだわる必要はないというのが,わたしの意見です。英語ではなくスペイン語やフランス語,あるいは,周辺諸国で使われている中国語(北京語)やハングルを外国語教育として採用することにも,それなりの意義があると思いますし,教育的な効果,社会的な効果も期待できると思います。 現在,日本の義務教育において,英語以外の言語を外国語教育の一環として採用することは可能でしょうか? 教職員の養成や授業時間数,学校運営などの,「効率」にかんする意見がたくさん挙げられるとはおもいますが,ここでは,外国語教育の意義や現在の日本社会がかかえる,周辺諸国,周辺諸地域との関係にかんする回答を希望します。

noname#189115
noname#189115

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  • ベストアンサー
  • Him-hymn
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回答No.1

★現在,日本の義務教育において,英語以外の言語を外国語教育の一環として採用することは可能でしょうか? →可能かと言えば可能ですが、それは特殊な事情があればのことです。単に外国語を勉強するので、英語以外のものを教えてみようという気軽な気持ちでは絶対にできません。 中学の新指導要領に 外国語科においては,英語を履修させることを原則とする。 という一文が加わったためです。 ★外国語教育の意義や現在の日本社会がかかえる,周辺諸国,周辺諸地域との関係にかんする回答を希望します。 →私は、英語は中学からやるべきで、小学校段階では、周辺諸国の言語や、地域に根ざした言語(たとえば出稼ぎの日系ブラジル人が少なからずいる地域などはポルトガル語とか)を教えるのがよいと思っています。理由は、 1.中学入学段階ですでに英語嫌いになる生徒が出ている小学校英語教育に反対である。 2.周辺諸国の言語を学ぶことは近隣の国とのつき合いを考える上で有意義である。無知から来る偏見を取り除き、真実に歴史を考える基盤を築くことができ、昨今の中国や韓国からの観光客が多いことなどを考えるとぜひ実現してほしいと思う。 3.一度英語以外の言語を学ぶ機会を得た上で、英語を学ぶと、言語の学び方を教わった上で、新鮮に、しかも、今度こそはという+の動機付けができる。 ★道州制が提案されています。私は、道州制に基本的に賛成しますが、その場合、教育も道・州で違っていいわけで、大前研一氏も言うように、台湾に近い九州沖縄では中国語(北京語)を、関西は韓国語を、北海道などロシア語を勉強するということもできると思います。 以上、ご参考になればと思います。

noname#189115
質問者

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回答No.3

義務教育でも教科名は正式には「英語科」ではなく、「外国語科」といいます。英語に関しては指導要領で具体的に定められていますが、その他の言語については「英語に準ずる」と記されているに過ぎません。英語に重点が置かれているのは確かですが、他の外国語を排除している分けではありません。 日本語が日本以外では使われないのと同様に、中国語は中国だけ、韓国語は朝鮮半島だけで使われています。その二国も第一外国語としては英語を学習する場合が多いので、やはり日本も英語を第一外国語として学習する方が、使用範囲が広がり、有効だと思います。 日本が戦後米国に占領されていたという事実と、その後の国際政治、国際経済が米国主導で発展した経緯があります。米国の覇権主義には賛否あると思いますが、現状として受け入れなければならない側面もあると思います。

noname#189115
質問者

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  • mu-po-
  • ベストアンサー率32% (56/175)
回答No.2

まず、ハングル・中国語に関してですが、 韓国・中国では義務教育の段階で、英語より日本語を 教育しているという事はないと思います。 小学校から英語を、第二外国語として日本語を選択 している子供たちはいるかと思いますが。 むしろそれも一時よりは減少傾向ではないでしょうか。 それで、にほんの義務教育の段階にある子供たちに、 英語ではなく、ハングル或いは中国語を選択する 子供たちがいたとして、どう外交上、或いは民間レベルでも、 良くなるか、私はビジョンが描けません。 私は、高校で英語・中国語・ハングルが選べ、 中国語を選択していましたが、中学時代は しっかり英語をしておいて良かったと個人的に思います。 個人レベルでなく、国の、諸外国との関係のための 制度としてなら、どうでしょうね。 交換留学や交流の場を増やすという方向では どうでしょうか。 小学生の時、市の合奏団に所属しており、韓国の同様の 市立の合奏団の子供たちと交流したことがあります。 音楽などという方法もあるでしょう。 スペイン語は分かりませんが、 英語を勉強していない日本語が母国語の子供たちには、 フランス語は、脱落者を生みやすいのではと思います。

noname#189115
質問者

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