突然ですが私はエフゲニー・プルシェンコ選手の大ファンです！特に旧採点時

質問

突然ですが私はエフゲニー・プルシェンコ選手の大ファンです！特に旧採点時代の彼のプログラム、演技が大好きです！！
最近競技に復帰されたことによりエフゲニーシェンコ選手にまた注目が集まっているのはとても嬉しいし、喜ばしいのですが、最近のプルシェンコ選手の演技を見て(ロステレコム杯など)、「ジャンプだけじゃん」等々仰ってる方が増えているように見受けられて大変悲しく思ってます…。
もちろん長期ブランク、怪我、、高齢、新採点方式諸々ということもあってかなり抑えられたプロ、演技だったとは長年彼のファンの私でも思うことですが、それでも最近「ジャンプだけじゃん」「表現力がない…」等々仰ってる方々は彼の過去のプログラム(それもトリノ以前の、特に旧採点方式だった頃の)を見たことがないのではと疑問を感じるところもあり、思い切って質問させて頂くことにしました！
プルシェンコ選手に関して「ジャンプだけ」等々といったコメントに対し、旧採点方式からフィギュアスケートを見ていらっしゃる方はどう思っていらっしゃるのか、率直な意見をどうかお聞かせくださいませ。お願い致します。

回答No.2

eranchan · ベストアンサー

プルシェンコがデビューした、確か12歳くらいの時でしょうか。
すべての技術と、芸術性を兼ね備えた素晴らしいスケーターが現れたものだと思いました。
ミーシンコーチも言ってますが「技術だけ、あるいは芸術性だけの選手はたくさんいるが、両方兼ね備
えた選手は彼だけ」と。

ただやはり、今年のプルシェンコの復活の演技を見る限り、「ジャンプだけ」という感想を私も持ちました。
これは多分、他の選手らと比較して、彼があまりにも12歳当時から進歩していないからではないか？と思います。
他の選手というのは、高橋大輔や、ランビエールや、キムヨナなどのことです。彼らの表現力は、決して顔の表情や指先だけの「演技力」ではありません。
スケーティングで情感を表現する、いわば「大人のスケート」の行きついた姿です。
それと比べるとどうしてもプルは見劣りするのです。

プルは圧倒的な技術力を芸術性に転じています。
それはジュベールや浅田真央や、コーエンらと同じように思います。
スピードある動き、柔軟性、正確なポジション。
それはそれで素晴らしいのですが、フィギュアスケートに一番大切な、スケーティングで表現するという点で一歩遅れているように思います。
私も旧採点法の時、あるいはトリノの時、プルやコーエンの芸術性が最高だと思ったものです
が、それ以上の芸術性を他の選手が身につけてきた、ということなのではないでしょうか。
技術を芸術に転じているだけでは、どうしても「事務的」な動きに見えてしまうのです。
よく言われることですが、プルシェンコのジャンプは「力で持っていくジャンプ」です。
ジャンプに限らず、彼はすべての技術をパワーでこなしているという特徴があります。
そこに情感をこめるのは、すごく難しいのだと思います。
特に今シーズン、ステップで高橋選手と比較するとはっきりとわかります。
高橋はよくスケートに乗って表現しているのです。
高橋も若い時は力でステップを踏んでいましたが、まさに怪我の功名で、よく氷に乗るステップを踏めるようになって、そこに情感をこめて踊ることができるようになりました。
プルシェンコは年齢とともに体力は衰えたとはいえ、今でも力で要素をこなそうとしているようで、そこから表現力の成長は望めないのではないかと、その点は悲観してしまいます。

お礼

回答ありがとうございます！
ランビエール選手は確かに素晴らしい表現力を持った選手ですよね！私も大好きな選手の一人です！
そしてランビエール選手も復帰とのことで、彼の演技もかなり楽しみです！

プルシェンコ選手は確かに年齢と共に衰えもあるかとは思いますが、それよりもどんなふうに新採点方式と戦っていくか、そのあたりにも私は注目しているのですが…どうなるんでしょう？？
膝の故障も気になりますし、心配事はつきませんが、やっぱり私はプルシェンコ選手が大好きですし、史上最高のスケーターだとも思っていますので、これからも周りの声に負けずに(笑)一生懸命応援していきたいと思います！
(でもプルシェンコ選手の過去の演技を知らない方達に色々言われるのは正直もやっとするので(笑)もっとたくさんの方達にプルシェンコ選手の特に旧採点時のプロを見て欲しいなぁと心から願うばかりです)

本当に回答ありがとうございました！

回答No.1

spec17

プルシェンコ選手に関してはソルトレーク五輪から見ていますが、個人的に一番凄いと感じたのはソルトレークの頃でしたね。
ヤグディンの方が好きなんですけど、プルシェンコも凄かったです。

それ以降はそこまでの凄さは正直感じませんね。
トリノでは超高得点を出してはいましたが、あれはいくらなんでも出し過ぎです。
ジャンプの正確さと名前だけで演技をしている感じがあり、好きにはなれませんでした。
フィギュアにおける名前の強さを感じたことはあの時が一番です。

それでも、トリノの時にはまだ素晴らしいステップがありましたが、今年のグランプリシリーズでの演技ではジャンプだけと言われても仕方ないでしょうね。

現時点のプルシェンコではステップならばパトリックチャンや高橋、スピンならばランピエールには敵いません。
相変わらずジャンプが凄いのは認めますが、他に関しては落ちていると言わざるを得ません。

もしかしたら、今回の五輪でも金メダルをとるかもしれません。
それでも、それは彼の現時点の力よりは名前が大きく作用した場合の話です。
そうなった場合はフィギュアは名前重視の過去の悪しき状態に戻ってしまいます。

私も個人的にはプルシェンコは好きです。
だからこそ、彼にはちゃんとした自分自身の力で勝ってほしいと思います。

お礼

回答ありがとうございます！
私個人としましてはソルトレイク後のプルシェンコ選手のプロも素敵なものは多いように感じるのですが(ボレロやタンゴフラメンコ、アダージョ等、特にニジンスキーに捧ぐは芸術点でオール6.0を出したこともあるほどの神プロだと思ってます)しかしやっぱりそこはそれぞれの好みの問題もあるのでしょうね(みんながみんな同じ感想だとつまらないですし)

ただ、トリノでの五輪での金メダルをまるで不正に取ったみたいなコメントはすみません不特定多数の方が見る場ではちょっとどうかと…。そのあとの「彼にはちゃんとした自分自身の力で勝ってほしいと思います。」までの流れを読ませて頂くとさらにプルシェンコ選手が実力で取っていない、といったニュアンスに取れてしまうので…率直な意見はありがたいのですがこういった場ではもう少し言葉を選んで頂けたら幸いです。
(トリノのフリーはかなり抑えた演技だったのでともかく、SPは気迫に満ち溢れていましたし、EXも素敵だったと思いますし、それに高得点云々に関しては最近のフィギュア界のほうがひどいと思いますので…)

このようなかなり私的な質問に率直なご意見ありがとうございました！