電力を送電する際

質問

発電所から発電された電力を送電する際、高電圧で送った方が効率が良いと聞いたのですが、なぜでしょうか…
わかる方がいましたらお願いします。

回答No.1

PAPA0427 · ベストアンサー

電力は、電圧×電流で求められますよね。

ところが、電流と言うのは電線に抵抗があると流れに難くなります。

電線の電流抵抗をゼロに出来れば良いんですが、今の技術では超伝導以外電流抵抗をゼロにすることは出来ません。

そこで、電圧を上げれば、同じ電力を送るのに必要な電流は下がりますね。抵抗というのは損失ですから、電流が少なければ少ないほど効率よく電力を送ることが出来るからです。

まあ、高電圧になれば別問題も発生しますが…。

回答No.2

itab

ほぼ、＃１さんの回答で理解できたかと思いますが、

電力＝電圧×電流で、電圧＝電流×抵抗(Ωの法則)ですよね。
ということは電流×電流×抵抗＝（損失）電力　となって、
電流の2乗に比例して(損失）電力は大きくなります。

高電圧になるほど（同じ電力を送るためには）、電流は小さくてすみますよね。
ゆえに、高電圧にするほど電力損失も少なくて済む、というわけです。
ここでいう抵抗は、電線の抵抗と考えて下さい。