• 締切済み

戦後の精神医療の歴史について

創作の資料のために、20世紀以降の日本の精神医療の現場や環境について調べています。 重視しているのは1900年~第二次世界大戦の期間に、医師たちが 学問、または患者への処方のためにどういった環境・設備の中で活動していたか、ということです。 上記のことが詳細に記載された文献はあるのでしょうか? 医学に関しては無知なのですが、どんなものでも良いので教えていただければ幸いです。

みんなの回答

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.3

No.1 の補足です。 すでに精神疾患については20世紀初頭から認識があり、それを治療しようという試みはあったわけです。投薬もあれば、ご指摘のような乱暴な外科的処置もあったのです。 医薬品の進歩・発展については、次のサイトの医薬品広告ギャラリーが参考になるでしょう。これは、当時の精神疾患に対する世間のイメージを描いたものとして解釈することも可能です。 The Japanese Gallery of Psychiatric Art http://psychodoc.eek.jp/abare/gallery/ そして、一方で精神外科と呼ばれた施術に関しては『東大病院精神科の30年』という書籍があるらしく、そこに記述もあるようです。 とはいえ、1975年の「精神外科を否定する決議」に見られるように、治療というよりも不都合な行動を抑止するという面が強かったのが、20世紀初頭から前半の患者さんたちへの処遇であったとも言えるのです。 このあたりは、第二次世界大戦のあたりの医学倫理全般に関わってくるものでもありますので、精神医療に限定せずに歴史をたどっておかれると、絞込みのとっかかりが見つけやすいかとも思います。

radiboy
質問者

お礼

重ねて、ありがとうございます。 ご紹介して頂いた書籍はどうやら絶版のようなので。図書館などで見つけたいと思います。 スキャンダラスな部分ばかり注目したく無いのですが、どうしても閉ざされてきた分野なためにそういった色の強い書籍が多く、逆に苦労しています。 それでも、外科的措置も含めて存命されている患者の方が多く居る今、たとえ創作においても歪んだ知識を元に表現する事は許されないことだと考えています。 助言を頂いたとおり広い視野で資料捜索をしてみる事にします。

  • drmuraberg
  • ベストアンサー率71% (847/1183)
回答No.2

講談社現代新書に「精神医学とナチズム」という本があります。 その第五章に「日本の精神医学」が有ります。10頁足らずですが 手懸かりになるかもしれません。 「あとがき」にも日本の精神医学の状況と何故著者がこの本を 書こうとしたかの記述が有り参考になるかも知れません。 「文献」も多く紹介してあります。

radiboy
質問者

お礼

ありがとうございます。参考にさせて頂きます。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.1

成書は存じ上げませんが、医薬品広告を研究したサイトや、関連法令の変遷をまとめたサイトがあったように記憶しています。 正直、治療ができると受け取られずに放任されていた不遇な患者さんも多い分野と思われ、関連法令の制定や、医薬品の発展によっての生活維持・社会復帰が実現していったことで、やっと病気として正しく診断されては適切な治療が可能となり、社会復帰できる技術と体勢ができたのだと思います。

radiboy
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 たしかに、精神医療に関する研究は20世紀半ば~後半になってやっと開けてきた分野だと私自身も考えています。 ただ、1950年あたりには日本でも既に精神外科手術が行われているようですから、精神疾患を持ったものにとって何らかの措置を取る環境は作られていたように思います。 それは脳外科医が行っていたことかもしれませんが、そこから、精神に対する研究が医学の中の一分野としての形成されるまでの成り立ちも知りたいと考えています。

関連するQ&A

  • 心理学と精神医学の違い

    精神医学では主に患者との面接やカウンセリングなどによる治療が行われていると聞きました。心理療法士なども同様なお仕事だと思います。また、学問的にも心理学と精神医学は非常に接点が多いと思うのですが、精神医学と心理学の違いとは何なのでしょうか?また、精神科の医師と心理療法士の違いはどのようなものなのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃったら是非回答をお願いします。

  • 過誤医師の主張の医学的証拠はありません

    個人医院医師相手に医療過誤の本人訴訟をしていますが、 相手医師からは、書証は何も提出なく、今後提出の予定も、 ない様子です。 過誤であると他の医師たちから言われましたが、 ご事情から記述書はありません。 患者側が証拠のカルテをもとに、するべきだった治療の、 マニュアル文献を提出していますが、相手は一般的な理論、 として文献については争わないとしています。 しかし相手の(誤った知識。これまでその説明も聞いたことがない)、 反論の医学的主張を裏付ける医学的文献資料は出しません。 相手側は証拠を出さねばならないという決まりがなく、 立証責任は患者側にあると知っていますが、 医療過誤訴訟において、医師が反論の医学的証拠を、 出さないことは、普通なのでしょうか?

  • 第二次世界大戦とロシアについて

    無知なので、第二次世界大戦についてくわしく知るところがないのですが、第二次世界大戦をロシアの目線から説いたものや第二次世界大戦がロシアに与えた影響について知りたいのです。なにか参考になる文献などをご存知の方、いらっしゃいませんでしょうか。 どんなささいな資料でも大変助かります。

  • 医療行為1

    子供の死について苦しんでおります。是非ご協力お願いします。患者の診察に対して医師として適切な対応を、参考意見としてお聞かせ願えませんでしょうか!皆様の公平なご意見をお待ちいたします。 小6の女児、症状、熱もなく嘔吐、激しい頭痛、全身脱力状態の患者を診療するとしたら? 脈拍88回/分 体温35.7℃ Q.現在の医学水準で、まず必要な対応は何をしなければならないのでしょうか?手順をお教え頂けませんでしょうか。 (例)問診、聴診、バルタンサイン等、点滴薬品名、経過観察 A.1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. Q.医学水準として証明できる文献、書籍等こざいましたらお教えください。 A. 恐縮ですができるだけ詳しくお願いいたします。

  • 精神科医師の方への質問です

    不安・焦燥・抑鬱といった軽症の症状の患者に対して、 (1)話を聴くことは医学的に重要なのか 話を聴いても、聴くことによって際限なく要求されていくような気がします。 これは、逆効果ではないでしょうか。話をせずに適応する訓練をさせるべきではないでしょうか。 そう考えると、心理療法も効果があるのか疑わしいと思うのですが如何でしょうか? (2)患者はなぜ他人の意見を重視しないのか 患者は他人の意見を聞かず、中には自己主張に終始して非常に頑固な人間も目立ちます。 欠点を指摘をするとお礼を言われるどころか非難されて、黙っていろと指図する患者さんは本当に損をしていると思います。 これでは社会で能力を発揮できるとは考えにくいです。思考が凝り固まっているとしか思えませんが、本人は気付かないのでしょうか? (3)環境への適応能力こそが脳の本領なのか 知識でも想像力でもなく、環境への最善の適応能力こそが生物としてのゴールだと思うのです。 養老孟司氏もバカの壁で適切な行動を最重視していました。適切な行動が取れないということは、脳力が低いという事なのでしょう。それなのに、なぜ患者の空想を延々と聞くのでしょうか。 適切な行動が取れない者への慰めが医療の仕事なのでしょうか。 (4)どうして医師は助言・箴言をしないのか 受け入れられないからでしょうか?難しいからでしょうか?面倒な戯れだからでしょうか? これこそが本当に重要だと思うのですけれど、世間では話を聴いてくれという意見が多いようです。 やはり(3)の脳力が低い相手だから混乱するだけだからでしょうか。 何れの項目でも構いません。軽症の患者治療に限定して、ご意見をお伺いしたいのですが。

  • 医療関係(医師、薬剤師医療事務)法律に詳しいかたにお聞きします。

    医療関係(医師、薬剤師医療事務)法律に詳しいかたにお聞きします。 私は病院勤めをしています。電子カルテでロックがかかってなければ簡単にその患者のカルテが開け、院内だれでもカルテをみることができます。 なので私自身はあんまりうちの病院にはかからないようにしてます。風邪くらいかな。私の個人情報みられるの嫌だし。 前おきが長くなりました。そんな環境下の中、この間救急受診のカルテをみていたら、知った名前がありました。 ひらいてみてしまいました。同じ病院で働いている医師(若手)自身のカルテでした。 これはまずい、と思ってすぐに閉じようとしたのですが、薬のオーダー画面が全面にでてしまいみてしまいました。 去年1年の間に4~5回受診して、内服をもらっていました。 そこまでは問題ありません。 処方の内容と出し方が異常でした。もちろん風邪、抗生剤などもあるのですが、それに不随して睡眠導入剤3種類、安定剤2種類をそれぞれ屯用で10回分づつくらい処方されてました。 ようするに種類は違えども睡眠導入剤が手元に30錠あるような状況です。しかも救急受診で。 もちろん自分(医師)が出してるわけではなく、他の医師のカルテからオーダーされてます(医師は自分で自分の処方はできませんから) しかしこの処方の出し方おかしくないでしょうか?何か薬事法、医師法にひっかかりませんか? 私は単純にその医師が内服するために処方したんだと思い込んだのですが、他の上級医師に相談したところ、自分のための処方ではなく、誰か別の人に渡すため、もしくはネットなどで売る?とか、そういう可能性もあると。 どんな用途にしろまずいし(自分で内服してたとしてもむちゃくちゃ、他人に渡すにしてもやりすぎ) 様々考えられますが、まずこの処方の出し方自体が問題にはなりませんかね。 私としては報告したほうがいいと思うのですが、こういう場合どこにどうやって報告?密告?したらいいのかわかりません。 院長あてに直接匿名でメールを送る、、、とかですかね。 詳しいかたいらっしゃいましたらアドバイスよろしくお願いします

  • 患者が医者に最適な医療,処置を施されている事を知るには...

    患者が医者から症状に対して,適切に安く医療,処置を施されているかどうかは、どうすれば知れますか? つまり,ずばり申しますと、患者がその医者の金づるにされていないかどうかは、どうすれば知れますか?  私は疑い深い性格でございますので、お医者様の診察を受けるごとに、上記の不安が常に私にまとわりつきます。  私は、お医者様に処方していただいたお薬の用法・金額・効果などをインターネットで検索したことがあり,また、同一の症状-鼻水・咳-に対して、異なる病院で診察をしていただいた際に、異なるお薬を処方していただきました。医学に関して無知な私には、薬の金額についての差は分かりましても、どちらの薬が適しているのかが分かりません。どちらのお薬でも、症状を和らげる、抑える、という事は同じなのですが、それから「では、安いお薬でいいや」と結論付けは出来かねます(例えば、花粉症に対する副腎皮質ホルモンのデポ剤注射療法が考えられます)。かといって、お医者様に対して、「こちらの病院では、あちらよりお高いお薬を処方してくださいますが、それは何故なのでしょうか? あなた方の医療点数稼ぎでございましょうか?」などと伺うわけにもいきません。  ご回答を宜しくお願いします。なお、この質問は、急ぎのものでは御座いませんので、お時間のある方がお答えになっていただいて結構です。

  • 他の医師による根拠の無い診療内容の批判

    眼科医院を開業している者です。 当院でコンタクトレンズを処方した患者が、コンタクトレンズとは全く関連の無い目の病気で、遠方の別の眼科医院に受診したのですが、 その開業したばかりの医院の医師がこんなコンタクトをしているから病気になった可能性がある、合っていないコンタクトをしていると失明する などど医学的根拠の無いことを言ったために、患者が怒り、当院に過失がある、訴訟すると訴えています。その患者がやくざ風口調で、いくら説明しても聞く耳を持ちません。その医師にも患者にも大学病院などでセカンドオピニオンを聞くように言っていますが、その医師は恐らく自分の医院に患者を取り込もうとして当院の診療に問題があるようなニュアンスで患者につたえたのかと推測されます。医師に患者への説明の訂正を求めても、あくまで医師として自分の診断の考えを可能性として述べただけで患者が偶発的に怒っていると言い張るだけです。患者が当院を訴えようと絶対負けることはないのですが、その医師が当院に対してかけた迷惑に関してどういった罪をその医師に問えるでしょうか。まずはその医師が言ったことが医学的根拠があるかどうかの証明でしょうが、仮に正当性に乏しいとされた場合だとは思いますが。ご意見よろしくお願いします。実際に訴訟は難しいかもしれませんが、法的手段に訴える用意があると伝えるだけでも効果があるかと思いますので。

  • 医療 窓口での言葉遣い

    3月より近所のクリニックで医療事務として働き始めました。 先輩方はみなさん気さくな方で、仕事も丁寧に教えてくれ、職場環境的にはとても恵まれた状況で仕事をしています。 そんな中で、先日ある先輩に「少し言ってもいいかな?」と前置きされた後、以下のように言われました。 「気になってたんだけど、言葉遣いが丁寧すぎると思うよ。  まず、客商売じゃないんだから『かしこまりました』はおかしいでしょ。『わかりました』で十分。  それに、『申し訳ありませんでした』もよく使ってるけど、『すみません』でいいし、そもそも謝りすぎだ と思うよ。患者都合だったり、こっちに非がないときは謝る必要全然ないし。」 まず、私が謝っている場面というのは、 1.患者さん都合によるものでも、その意向に沿えないとお断りする際。 2.診察や会計の順番でかなりお待たせしたことが分かっている患者さんに「お待たせして申し訳ありません」と声掛けする際。 3.クリニックで出された処方箋を受け取った調剤薬局の方が、処方箋の内容や患者さんが話している内容と出されているものが違うなどの確認の電話に対応後、切るときに「申し訳ありません、よろしくお願いします。」と言っていること。         先輩→不明点を確認するのは調剤薬局側の当たり前の仕事。とくに患者さんは医師の説明         をちゃんと聞いていなかったり、思い込んでいたりすることが多く、それは患者都合。             私 →患者さんに非があろうと、当クリニックの発行した処方箋で、スムーズな調剤業務が行         えず、確認などの手間をかけさせた。           主人に話したところ、「病院って何かあった時に『あの時に謝ったんだから病院側に非がある』とかクレームつけられやすいから、その対処用じゃないの?」と。 「かしこまりました」は一般事務を長くやってきていたせいか、ほぼ口癖のようになってしまっています。 ちなみに先輩方は、「すみません」「すみませんねぇ」「わかりました、○○しておきます。」みたいな感じで患者さんや電話対応しています。 私は、医療も客商売というかサービス業の一つではないかと思っていますし、社会人としての対応として当たり前の言葉遣いだと思っているのですが。 ほかの医療機関ではどのように考え、どのような言葉遣いで対応されているか教えてください。

  • 医療 大麻 日本でも合法化した方がいいのでは?

    知り合いのおばさんが体の痛みに悩まされるようになり、しばらく病院に通院していました。しかし症状が改善することはなく、今は意味がないと病院へも行かず外出することも無くなり、引きこもり状態になってしまっています。また医師も患者が高齢であることなどから、あまり相手にしてもらえないそうです(医師のこういう対応は日本だけという噂もありますが、、、?)。 少し前にイスラエルでの医療大麻の記事を読みました。 医療大麻が合法化されているイスラエルでは認証を受けた患者には大麻を利用した治療が認められており、ここ10年で1万人ほどの患者が医療大麻を使った治療を受けるようになったそうです。 医療大麻を治療に用いることで、多くの高齢者の体の痛みや痙攣、不眠、食欲不振、疼痛患者などの症状が改善されるという結果から、イスラエルでは急速に広まっていったそうです。 また医療大麻に切り替えたことで多くの患者さんの処方薬が減るという好ましい結果にもなっているそうです。 日本でも早く医療で大麻を使用できるようにすべきじゃないでしょうか? 記事によれば大麻研究は世界的にそれほど進んでいなく、医学的に不明瞭な点も多いそうですが、多くの人の治療で症状が緩和されたり、薬を大幅に減らすことが出来たりと、患者の負担を減らすことが出来ていることは間違いないのですから日本でも導入を急ぐべきと感じます。 日本でも医療大麻を合法化していろいろな治療に使用して行った方がいいのでは?