ネットワークアナライザのキャリブレーション方法(2ポート)について

このQ&Aのポイント
  • ネットワークアナライザのキャリブレーション方法(2ポート)についてお知り合いですか?最近、いままでとは違うキャリブレーション方法を見つけましたので質問させていただきます。通常の2ポートのキャリブレーション方法とは異なり、新しい方法ではオープン状態と50Ωの終端でキャリブレーションするようです。
  • 通常の2ポートのキャリブレーション方法は、port1側およびport2側をopen/short/loadでキャリブレーションし、port1とport2をショートおよびオープンにしてキャリブレーションします。しかし、最近のキャリブレーション方法では、port1とport2をそれぞれ終端(50Ω)してキャリブレーションするとのことです。
  • オープン状態と50Ω終端の違いについて、何か理由があるのでしょうか?これに関する回答をお待ちしています。
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ネットワークアナライザのキャリブレーション方法(2ポート)について

最近、いままでとは違うネットワークアナライザの キャリブレーション方法を見たので 質問させていただきます。 通常の2ポートのキャリブレーションは以下の方法だと思われます。 ・port1側を、open/short/load でキャリブレーション(Reflection校正) ・port2側を、open/short/load でキャリブレーション(Reflection校正) ・port1とport2をショートにしてキャリブレーション(Thru校正) ・port1とport2をオープンにしてキャリブレーション(Isolation校正) これに対して、最近みたキャリブレーション方法では、Isolation校正の回路状態が違いました →port1とport2をそれぞれ終端(50Ω)してキャリブレーション オープン状態か50Ω終端かの違いですが、何か理由があるのでしょうか。 私の勘違いでしたらゴメンなさい。 回答のほど、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • tadys
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回答No.1

極めて高い周波数では完全なオープンというのは難しいんです。 完全なオープンでは進行波は100%反射される必要が有るのですが 端子が空間にさらされていると一部のエネルギーがその端子から電波として放射されます。 この電波は対向するポートで受信されるので機械内部での信号漏れに加えて空間を伝播する成分も含まれてしまいます。 理想的な終端抵抗で終端しておけば空間を通して受信される成分はゼロとみなすことが出来ます。 オープン用のダミー端子を装着すれば空間を伝わる成分を遮断することが出来ます。 この場合でもダミー端子は容量を持ちますし、端子内に電波が進入するので完全なオープン状態とはいえません。 この事は極めて高い周波数で極めて大きなIsolationが問題になる場合について言える事で普通はそこまで考慮する必要は無いでしょう。

tkajte
質問者

お礼

ありがとうございます。 > 極めて高い周波数では完全なオープンというのは難しいんです。 言われてみればそうですよね。 50Ω終端にすることで、入力側から見てら反射成分がなくなり、 出力側へは進入する成分が無くなくなるということですね。

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