• ベストアンサー

カイ二乗検定の多重比較について

SPSSで4×4の名義尺度のカイ二乗検定を行ったところ、Pearsonのカイ二乗検定で5%水準で有意差が出たと出力されました。 そこで質問です。 1.この結果は4×4のデータのどこかの組み合わせに差があるということを表している、と解釈していいのでしょうか? 2.差があるとすれば、どれとどれのデータの間の差なのか知りたいので、分散分析のように多重比較をする方法があるのでしょうか? ご指導お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • vzb04330
  • ベストアンサー率74% (577/778)
回答No.1

心理学の教員です。 SPSSでχ2乗検定をされる際に、オプションの指定で「残差」を出力することができます。 この残差を利用して、「残差分析」を行うことによって、どのセルが期待値より有意に多いまたは、少ないかを検定することができます。 残差分析については、最近発行されている心理統計の教科書や、やや詳しい心理統計の教科書に解説があると思いますので、お確かめください。

ocelot-saa
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 残差分析というものがあるのですね。 早速本を探してみようと思います。

その他の回答 (1)

  • backs
  • ベストアンサー率50% (410/818)
回答No.2

> この結果は4×4のデータのどこかの組み合わせに差があるということを表している、と解釈していいのでしょうか? 帰無仮説を確認しましょう。自分はいったい何の仮説について検定を行っているのかを理解しておけば、そもそも結果の解釈に苦しむことはほとんどなくなります。 ちなみに、質問者さんがされているのは「2つの要因は互いに独立である(=2要因は関連性がない)」という仮説についての検定でしょう。この結果から統計学的に主張できることは「独立でない(関連がある)」ということで、 > どこかの組み合わせに差がある というのは、実質科学的な解釈ということになります。 > 分散分析のように多重比較をする方法があるのでしょうか? あります。 SPSSについては無知ですが、残差分析というのは「期待値と観測値の差が有意に異なるか」ということについて検定することと同義なのでしょうか・・・。 確かに期待値との残差が大きければ、そのセルの観測値は大きな値をとっているといえるのでしょうが、各セルの組合せの差は多重比較をするほうがよいような気が無きにしも非ず(SPSSを知らないのであまり口出しできませんが^^;)。

ocelot-saa
質問者

補足

回答ありがとうございます。 対立仮説は「特定の行と列の間に関連がある(度数が大きい)」です。 クロス表にしたところ、度数0のセルがあったので、この場合カイ二乗検定よりはフィッシャーの直接法にして、下位検定は残差分析より多重比較をする方がいいみたいですね? クロス集計表の多重比較について調べてみたら、ボンフェローニの方法、ライアン法、ホルムの方法、シェフェの方法、テューキーのWSD検定が適用できるとあったのですが、それぞれの違いがわかりません。 クロスする行と列の項目は共に名義尺度で、度数0のセルがある場合はどの多重比較がいいのでしょうか?

関連するQ&A

  • カイ2乗検定の使い方とp値について

    アンケートを行いました。 結果の考察を行うにあたり、カイ2乗検定で優位差が認められるかを知りたいと思っています。 SPSSやエクセルでカイ2乗検定をしたところ、spssの場合「漸次有意確率(両側)」に「8.89E-13」や「5.964E-27」、エクセルの場合「p値」に「7.15688E-05」などアルファベットの入った数値が出てくることが多かったです。5%や1%水準で有意差が認められるかどうかを知りたかったのですが、この数値の意味が分かりません。 この様な数値が出てくるということは、どこかがおかしいのでしょうか? p値がおかしいこともあって、そもそもカイ2乗検定でよいのかが不安になりました。 「成績」と「開始時期」で、「開始時期が早いほど成績がよい」といったようなことが見たいと思っています。 成績は11項目、開始時期は12項目あります。SPSSで集計結果のクロス集計表を作るときにカイ2乗検定も行ったところ、値が350.994、自由度が110、確率(両側)が5.964E-27でした。 「開始時期が早いほど成績がよい」という結論を導き出したいのですが、この場合「カイ2乗検定で5%水準で有意差が認められた」となったらこの結論を導き出せるのでしょうか?例えば2つの項目の比較ではなく、11×12項目のカイ2乗検定で有意差が認められた場合、何に有意な差が認められたのかがよく分かりません。 クロス集計表を作成し、グラフにしたところ、開始時期によって差がありそうなのですが、単純なパーセントの数値の大小でしか分かりません。調査結果ではなく、卒業論文なので、ただ「これは何パーセントでこれは何パーセントだった。この時期以前に始めた人の方が高い成績を回答している割合が高い」のようなことだけでいいのか…と悩んでいます。 まとまりのない文章で、質問内容も多九手申し訳ありませんが困っています。よろしくお願いします。

  • SPSSのカイ二乗検定について

    初歩的な質問になりますがもうしわけありません。 卒論で分析をしているのですが知識がありません。 ある尺度によって分けた高群と低群の間に、質問に対する回答(質問が4つで回答が5つの選択肢からひとつを選ぶもの、のそれぞれについて)に有意な差があるかどうかを調べるために、SPSSを使ってカイ二乗検定を行いました。 結果で有意な差があるかどうかはどこを見ればよいのでしょうか。 統計の授業など取っておらず、大変初歩的な質問かと思うのですが申し訳ありません。 超文系人間で数字が苦手なので優しく教えていただけるとありがたいです。

  • カイ二乗検定 比率の多重比較

    ストレスチェックのアンケートを実施しました。 その中に「お酒を飲み始めるととまらないことがある」「落ち込んで悲しいことがある」など約20項目について「はい・いいえ」で答えてもらっているところがあります。 どの年代が多く「はい」と答えているかについて知りたく、年齢を6つのカテゴリーに分けカイ二乗検定をしました。 全体で差があることは分かったのですが、発生比率についてどの郡間に差があるか多重比較したいと思っています。 使用しているのはSPSSです。 どのような方法を使えば、カイ二乗検定後の比率の多重比較ができるのでしょうか?

  • カイ二乗検定と下位検定 SPSS

    質問文が長く、そして多く大変恐縮ですが、自分でいろいろ調べていてもなかなか解答が見つかりません。どなたかアドバイスをお願いしますm(_ _)m 回答パターンが4つある質問(例えばア・イ・ウ・エ)をして、それぞれに対して得られた回答数が期待度数を有意に上回っているかを検定するのはカイ二乗ですよね? では下位検定としてア・イ・ウ・エのどれがどれを(有意に)上回っているかを調べるためには、観測度数を目で見るだけはダメですか?竹原卓真(2007)「SPSSのススメ」(p.202)には「ライアンの方法」や「ボンフェローニの方法」が下位検定の方法として紹介されています(確立した手法ではないようですが)。 ボンフェローニは分散分析の下位検定で多重比較をする際などに有意確率の補正をする方法だと思っていました。SPSSで上記のようなデータを用いてカイ二乗検定を行った後にボンフェローニ法を使った下位検定をするにはどうしたらいいのでしょうか?どこのタブをクリックしてもボンフェローニの「ボ」の字も出てきません。シンタックスの入力が必要ですか?またテューキーは使えますか? よろしくお願いしますm(_ _)m

  • --- カイ二乗検定 ---

    ある学校のA組・B組・C組で、インフルエンザの罹患者数について有意な差があるのか、また有意差があるのであれば、どの組とどの組に有意差があるのかを確認したいとします。 検定方法は次の通りで合っているでしょうか。 まず3群全体でPearsonのカイ二乗検定を行う(p<0.05で有意)。有意差があれば、A-B、B-C、A-Cで同様にカイ二乗検定を繰り返す。 このとき有意とするのは Bonferroni の補正により p<0.0166…(=0.05/3)の場合とする。    (例)ABC組におけるインフルエンザ罹患有りと無しの人数               有  無           A組  9   21            B組  5    25           C組  14   16

  • カイ2乗検定を使ってよいか?

    よろしくお願いいたします。 同一対象者にて、ある年と、その翌年の肥満者の割合を比較したいのですが(ある年には10%だったが、翌年は12%、有意に増加したかが知りたい)、その場合の検定方法はどのようにしたらよいのでしょうか。 自分で考えたのが、肥満の有無でクロス集計をかけてカイ2乗検定、なのですが、解釈のしかたがおかしいかな?と思い、質問させていただきました。 ソフトはSPSSを用いています。 教えていただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。

  • 多重比較について

    心理統計についてですが, 被験者内の対応ある分散分析(3水準) で,主効果が有意にもかかわらず, 多重比較(Bonferroni法)の結果 どのグループ間にも有意な差が見られない ときって,ありますか? もしそのような場合は,どんな風に解釈すれば よいのでしょうか? 教えていただけたらと思います!!

  • カイ二乗検定 求めた値の扱い方

    2×2分割表のカイ二乗検定を行います。 手元のカイ二乗分布表では, 有意水準 10% 2.706 5% 3.841 2.5% 5.024 1% 6.635 となっています。 これらの値は片側検定で使用できるのでしょうか? それとも両側検定で使用できるのでしょうか? また,使用できない方で検定したい場合,どうすればよいのでしょうか?

  • カイ二乗検定を教えてください。

    卒論のため、統計の本でカイ二乗検定を勉強しています。 しかし、途中でどうすれば良いのか分からなくなりました。     A  B  合計 C   46 57 103 D   20 24  44 合計 66 81 147 上記を計算したところ、0.00786328となりました。 この数字は、合っていますか? 有意水準を0.05として、差があるのでしょうか? また、統計の分かりやすい本があれば、教えてください。 宜しくお願いします。

  • カイ二乗検定を行いました。正しいでしょうか?

    Χ二乗検定を行いました。素人のため、上司に見せる前に間違っていないか 見ていただきたいです。 添付ファイルをご覧ください。 職場の年間インシデント件数が83件ありました。 エクセルを使用しグラフにしてみると、発生時間帯に差がある、 つまり、発生しやすい時間帯があるように思います。 そのため、素人のために検索を行いながら、 カイ二乗検定を行いました。 上の図のたて列は、 O(観測度数) E(期待度数) O-E (O-E)の二乗 (O-E)の二乗/E で並んでいます。 検定の結果は、 (1)自由度=12-1=11 (2)カイ二乗分布表から、自由度が11、p=0.05の値(有意水準5%)の値は、19.6751 (3)計算で出したカイ二乗値は52.2311 (3)そのため、有意水準5%で「発生時間帯に差は無い」という帰無仮説は棄却される。 つまり、インシデントが発生しやすい時間帯がある という結論が出たのですが、ここで皆さんの意見をお聞きしたいです。 (1)この検定は正しいか?間違いか? (2)正しい場合、8~9時台、16~17時台が、インシデントが発生しやすい時間帯と判断してよいのか? (3)検定は正しい、しかし、時間帯の判断はできない場合、なぜ判断できないのか? (4)検定が間違いの場合、どこに問題があるか? (5)より信頼度を上げる検定方法はあるか? 皆さんのお知恵を、よろしくお願いします。