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完熟堆肥は根が傷まない?

ダイコンやニンジンを収穫すると、股根が多くてこまったねー。 と、今思いついたままに駄洒落を言ってみました。 本当にすみません。そうじゃないのです。 困りはしませんでしたが、ダイコンやニンジンが股根ばかりだったのは事実です。 うちではホームセンターで売っている「発酵鶏糞」を元肥にして種まきの一週間前に施肥していましたが、鶏糞の発酵が未熟だった上、土壌で鶏糞を分解しきれなかったために股根が起こったのではないかと踏んでいます。 さて、質問なのですが、それならば完熟したボカシ肥料を元肥にすれば、土に分解されるのを待たずに種まきを行っても、股根になることはないのでしょうか。 完熟した元肥を与えて畝たてをして、即種撒きということをした場合、考えられる障害は何があるでしょうか。 ずぼらをしたいというわけではなく、単純に興味からの質問です。どうぞ皆様のお知恵をお貸しください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • neneko2005
  • ベストアンサー率57% (609/1053)
回答No.4

3アールほどの家庭菜園で大根・人参その他を育ててますが…。 数年、股根ばかり続きました。(小石などない圃場です) でも、今年は大豊作! 大変嬉しいので知恵のお裾しますね。 知人の農大の先生に伺いました。 先生曰く。 「大根人参には、元肥は入れないほうが良い。」 目からウロコですよ! 養分の吸収力が強いので、元肥は入れず撒種から生育初期は残肥を使う。 残肥が多すぎても駄目なので、前作にはやはり吸収力のあるトウモロコシを敷き藁をして育てる。 使った敷き藁の残りはこの次の畝間に置く。(長いものだけ畝間に残りは鋤込めば良い) 耕す時はスコップ→さくきり鍬で細かく、しっかり空気を十分土に含ませる。 (固い所と柔らかい所がまばらでも股根になるそう) もし、手で耕すなら10平方メートル当り、2~3時間掛かけて丁寧に。 追肥と水遣りは作物と要相談。畝間に置き肥か液肥。状態に合わせる。 水をたっぷりやる時は畝間に。 ちなみに今回使った肥料は置き肥の発酵鶏糞を少量だけです。 如何に今まで残肥が多いまま、元肥を入れたか実感しました。 おかげさまで、根径10cm×根長40cmの立派な冬自慢が育ちました。 人参も同様です。どれも種苗メーカーの仕様の1.5倍位あります。 しかも皮が薄く、ジューシーで甘~い。色も綺麗でキズ一つなく。 綺麗な一本根です。(人参は100本中股根2本、大根は40本中1本だけ) ぜひ次はこの方法もトライしてみてください。

noname#106108
質問者

お礼

ありがとうございます。根径10cm×根長40cmとは見事な。味もよいとなれば、言うことなしですね。 元肥農法には問題がある、と聞いたことがあります。また本を読んでも、ダイコンやニンジンは元肥を少なめに、と書いてあります。でも、経験がないと、このあたりの「少なめ」というのが実に難しかったりします。 今回、neneko2005さんのご回答を見て、次回は教えていただいたやり方でやってみようかと思いました。neneko2005さんの畑のような皮の薄い、甘い根菜ができるといいなあ、と心から思います。 ご体験に基づく貴重なご回答、本当にありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • shift-2007
  • ベストアンサー率14% (143/1013)
回答No.3

未熟であることが問題ならば、 畑で完熟させればよいと思います。 播種の1カ月以上前に堆肥を入れておけばよいのではないでしょうか。

noname#106108
質問者

お礼

ありがとうございます。確かに畑で肥料が分解されてしまえば、問題はなさそうです。しかし場合によっては、栽培スケジュール上、一ヶ月もゆとりをもっていられない場合もあるように思えます。 とはいえ、実際ゆとりをもって施肥しておくということは重要なことですね。貴重なご回答、ありがとうございます。

  • indoken
  • ベストアンサー率37% (173/457)
回答No.2

根菜の根が二股などになる原因には、 未熟な堆肥などにあたった場合もありますが、 根の先に物理的に固いものが当たった場合、 化学肥料の粒などに根の先端が当たった場合、 などもあります。 完熟ボカシ はどうか、というご質問については、 固まりに近いものが種の直下にある場合は二股の原因になるだろうが、 細かいものを良く混ぜてやれば良いかもしれない と思います。 なお”完熟ボカシ”という言い方をする人もおられるとは思いますが、 本来ボカシは、栄養分を沢山含む有機物を一旦発酵させて、有害性をていかさせ、肥料として使いやすい状態にしたものであって、まだまだ反応性が高い物質です。そういう意味で”完熟ボカシ”は、自己矛盾を含む言葉です。 堆肥などで言われる”完熟=活発な分解反応などが完了したもの”とは相当ちがうものですので、ご注意ください。

noname#106108
質問者

お礼

ありがとうございます。化学肥料は与えていないのですが、畝の高さはもう少しあったほうがよかったと思っていますので、物理的に固いものが当たる、という意味では思い当たる節があります。 実はまさにindokenさんがご指摘のとおり、今ぼくは野菜作りにおける「発酵」や「完熟」という言葉の曖昧さに混乱している真っ最中でして、そのあたりもいずれ質問しようかと思っていたところでした。 丁寧なご回答、ありがとうございます。参考にさせていただきます。

  • slpanda
  • ベストアンサー率76% (10/13)
回答No.1

家庭菜園でニンジンやダイコンを作ってました。趣味で,あんまり一生懸命やってたわけではないので,良く根が割れました。私は,丁寧に作業しなかったので,根を傷つけてしまったことが原因だと思っていました。 ところが,根が割れるのはそれだけではないそうです。簡単にいうと初期のころに十分成長せずに,生育後半によく成長するような条件があたえられても割れてしまうのだそうです。肥料の場合、大きくなってきたからというので追肥すると,内側は急に大きくなりますが,皮に当たる部分の成長が追いつかなかったり,成長が終わっていたりして,裂けてしまうのだそうです。 ですから,質問者さんの鶏糞の場合も種を蒔いた当初はまだ発酵が未熟でダイコンが吸収できなかったのが時間が経つにつれていい具合になって,急に肥料の状態がよくなって成長してしまい裂けてしまったのではないでしょうか? 私は,ぼかし肥料を使ったことはないのですけど,鶏糞とちがってすぐに効き始めてだんだんなくなっていくと聞いていますから,量をやりすぎないように加減できれば良いはずです。 あとご存じかもしれませんが,水でも同じことが起こります。前半は湿り気味に,後半は乾き気味にすると割れにくくなるそうです。(野外だと雨が降るので,こまりますけど)

noname#106108
質問者

お礼

ありがとうございます。なるほど、生育初期と後期の生長の差によって、裂根が起こるのですね。うちの畑でも裂根は多く、収穫期の後に大雨が降ったりすると起こるとは聞いていたのですが、今年は10月までほとんど雨が降らなかったので、じゅうぶんその可能性はあります。 ただ、今回の股根は、皮が裂けるような状態ではなく、むしろ人間の股のように根がふたつに分かれていたり、あるいはタコのようにぐにゃぐにゃになっていたりするのです。 とはいえ、「種を蒔いた当初はまだ発酵が未熟でダイコンが吸収できなかったのが時間が経つにつれていい具合になって,急に肥料の状態がよくなって成長してしまい裂けてしまった」というご意見には、納得です。 来年は水分量や、生育全体の成長率なども頭に入れて栽培したいと思います。貴重なご回答、本当にありがとうございます。

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