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小さく生んで大きく育てるとは?
最近の出産は小さく生んで大きく育てるのが流行みたいな話を聞いたのですが、それはどういう意味ですか? あえて、帝王切開や陣痛促進で十月十日を経つ前に出産したほうが、生まれてからスクスク大きく育つということなんでしょうか?
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巨大児とか、あまり大きすぎる子だと難産や分娩トラブルになりやすいのと 栄養過多のこの時代に妊娠中食べ過ぎたりすると やはり母子ともに体重が増えすぎたり妊娠中毒症など危険なので 食べ過ぎに注意して、大きくなりすぎないようにして産んで 産んでからしっかり大きく育てればいい、というニュアンスです。 ただ、最近は痩身を意識する女性や、妊娠中の厳しい栄養指導で低体重児も増えたこと 胎児期に栄養が不足したり、低体重児だと 将来の成人病や不妊リスクが上がることなどがわかってきたので あまり「小さく産む」にそれほど重きは置かなくなったとは思います。 基本的には40週までは待って産むことがおおいですが 赤ちゃんの推定体重があまりに大きかったりすると 促進剤や帝王切開にすると思います。 (逆にあまりにも体重の伸びが悪い子も予定日前に出すことがあります) お母さんの食事だけでなく、胎盤やへその緒が大きいと赤ちゃんも大きくなりやすかったりもしますし 推定体重より大幅に大きかったり小さかったり。 実際に「小さく産もう」と思ってもなかなか難しい面もありますね 予定日を待たずに産んだ方が育ちがいいかというとそんなことはありません。 同じ低体重でも、在胎週数が長い方が細かい血管や内臓の機能などがしっかりできあがっているので 育ちもスクスクといきやすいです。 ちゃんと37週以降に自然な陣痛から生まれる子はもちろんそれで十分ですけど 無理に早く出したからといってスクスク大きく育つということはないです。
お礼
なるほど 流行みたいなものが出産医療の世界でもあるんですかね 結局は切開することもなく自然な陣痛で生まれてくるのが一番望ましいっちゃ望ましいですよね