なぜダイオードに・・・

質問

なぜダイオードに逆電圧をかけても、微妙に電流が流れるのでしょうか？

回答No.3

maccha_neko · ベストアンサー

ダイオードはN型とP型の半導体を接合したものです．接合した状態でも安定している・・というのは，N型の電子，P型の正孔が相手に向かってふらふらと移動しようとする（拡散しようとする）動きと，それを引き戻そうとする力で戻ってくる分が釣り合っているからです．

正方向に電圧をかけると，この引き戻す力が弱まり，多数派（多数キャリア：N型の電子，P型の正穴）を相手側に移動させるような力になりますので，結構大きな電流が流れるわけですね．
逆方向，つまりN型に＋，P型に－をかけると，引き戻そうとする力が大きくなりますので，多数N型の電子やP型の正孔はほとんど移動できません．
ただし，N型に正孔がゼロとか，P型では自由になる電子は一個も無いというわけではありませんので，それぞれの中で少数派（少数キャリア）である，N型の正孔，P型の電子がチョロチョロ・・とこの境目を乗り越えて移動します．これが逆方向に流れる電流として観測されます．
もともと少数派である上に相手側では余ってるわけですから，容易なことでは移動できません．このためごくわずかしか流れないわけですね．

回答No.2

mazeran

「半導体」の「半」のところが影響しているのではないかなぁ。
まったくの素人ですが・・・。

半導体と言えども、「流れる」か「流れないか」で言うと「流れる」物質でできているわけで、本来のダイオードの役割はそれなりの部分が担っており、流れ難くても流れる物質があるので、その流れる物質が少量の電気を流すのでは？。

邪魔をしてごめんなさい。
ほんとにまったくの素人の考えです。

回答No.1

kichi8000

電流が全く流れないようなものは存在しませんよ。

逆方向電流に「大きな差」があるのがダイオードです。