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高分子の加水分解に関して
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No1の者です。状況はわかりました。 エステルの加水分解に比べ主鎖の開裂は起きにくいので、加熱するのがいいと思います。酸化反応・ラジカル反応が起きないように留意し、アルカリ水溶液あるいは、有機溶媒+アルカリで反応させればいいと思います。水が多い条件の方が好ましいでしょうね。 アルカリの種類についてですが、ぼくの経験では、水酸化ナトリウムよりも水酸化カリウムの方が反応が早い場合が多いです。 あと、加水分解の程度はIRで調べるといいかも知れません。エステルのピーク、カルボン酸のピークはとても強く出るので、違いが出る場合が多いですね。
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- shota_TK
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すみません、「途中の側鎖のエステルでとまってしまい,主鎖のみを取り出せずにいます」の意味がよくわからないんですけど? 側鎖のエステルの加水分解は起こっているんでしょうか? もし起こってるなら、外れた側鎖は、水もしくはアルコールに易溶で、主鎖は難溶だと思います。それで分離できそうな気がします。 側鎖の加水分解が起こっていないなら、温度を上げれば加水分解が起こると思いますので、後は前述の方法で分離すればいいんじゃないでしょうか?
補足
ご返答ありがとうございます。 説明不足でしたが側鎖のエステルの加水分解は一部起こっている可能性があります。実際にアルコールで沈澱させた場合に沈殿物が生成し,その構造は元のポリマーの構造とは多少異なっているようです。なのでそれを繰り返し加水分解をおこなっていけば主鎖のみの形になるかもしれません。しかしながら今回合成したポリマーは量が少ないので操作が煩雑になるのがちょっと辛いです。都合のいい話ではありますが,メタクリレート主鎖が壊れない程度でメタクリル酸まで加水分解できるような反応をご存じありませんでしょうか?
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ご返答ありがとうございました。 詳しい実験条件を調べてぜひやってみたいと思います。