1線地絡電流の算出式とは?

このQ&Aのポイント
  • 1線地絡電流の算出式が理解できません。電気設備技術基準によりB種接地抵抗を算出しようとしています。
  • B種接地抵抗を求める場合には、1線地絡電流が必要です。高圧ケーブルの静電容量や周波数は計算には関与しません。
  • 1線地絡電流は、ケーブル以外の線路とケーブル線路で算出式が異なります。構内に敷設された架空電線またはケーブルの長さを代入して算出します。
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1線地絡電流の算出式が理解できません。

電気設備技術基準によりB種接地抵抗を算出しようとしています。 B種接地抵抗を求める場合に必要な1線地絡電流ですが なぜ下記のような計算で求められますか? 高圧ケーブルの静電容量や周波数は必要ないのですか? 或いは計算していると消えるのでしょうか? テブナンの定理で静電容量から算出すると思っていますが 下記のような式に到達しません。。。 ======================================================== ケーブル以外の線路の1線地絡電流は I1 = 1 + ( VL / 3 - 100 ) / 150 [A]となります。 ケーブル線路の1線地絡電流は I1 = 1 + ( VL' / 3 - 1 / 2 )[A]となります。 V = 電路の公称電圧 / 1.1 [kV] L = 同一母線に接続される高圧電路(ケーブルを除く)の電線延長 [km] L' = 同一母線に接続される高圧電路(ケーブル)の電線延長 [km] 構内に敷設された架空電線またはケーブルの長さを上記計算式に代入すると、1線地絡電流値が算出できます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • idletime
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回答No.2

ケーブル以外...V=6を代入すると電線延長125km以下では2A、125kmを超えるものでは75km又はその端数ごとに1A増えます。電線延長Lとは電線の長さの合計であり三相三線式では回線延長の3倍、単相2線式では回線延長の2倍になります。75kmで1Aというのは1線当たりの対地静電容量でいうと約0.01μF/kmに相当します。この値は1線地絡電流を実測した結果を基礎とし、これを60Hzに換算したものから決定されています。公称電圧6.6kVの高圧地中電線路の場合はV=6を代入すると、線路延長1.5km以下では2A、1.5kmを超えるものでは1km又はその端数ごとに1A増えます。この電圧階級のケーブルは一般に3芯ケーブルが使用されている実情から線路延長L'はケーブルの延長そのものを用い三相の場合でも3倍しない値を用いています。引用は電気技術Q&A第2集141頁参照。画像は先の参考資料を元にエクセルで作ったオリジナルをUPしたもので画素低減が自動的になり又、画像の全部が開示される訳でも無い様です。まだ下の部分も有るのですが切れております。 系統の静電容量、配電架線、柱上変圧器台数、これらの数値等は電力会社が持っているデータが無いと1線地絡電流計算エクセルの入力も正直出来ません。以上...参考にならない説明と思いますが、詳しくは本を見て下さい。

yuzukatiti
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり私にはなかなか難しいですね。 素直にこういうものだと考えることにします。 とても感謝いたします。本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • idletime
  • ベストアンサー率29% (12/41)
回答No.1

生産と電気2007.8に1線地絡電流算出に関する資料があります。

yuzukatiti
質問者

補足

ありがとうございます。 しかし,よくわかりません。 画質が悪くて見ることが困難ですが静電容量が 大きく関与していますよね? 質問内容としては静電容量に関係しない質問の式の根拠が不明でして。。。 専門家の方の意見として,大変恐縮ですが もう少しわかりやすくお願いいたします。

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