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着物の購入で悩んでいます。

着物の購入について悩んでいます。 私は東京都出身、今年34歳になります。 年末に愛知県稲沢市出身の男性(長男)との結婚が決まり、嫁入り道具のことで色々と悩んでいます。 彼は現在、東京でサラリーマンをしていますが、いずれ(2~3年後)自営業を営んでいる実家に帰るつもりでいます。 (もちろん私も一緒について行くことになります。) 先日、彼のお母様から「嫁入り道具は、タンスや鏡台は(今はクローゼットや洗面所があるため)必要無いけれど、お着物だけは揃えておいた方がいいですよ。」 とのお話しがあり、結納金も頂いたので、近々着物を仕立てようかと思っています。 今まで成人式もレンタルで済ませてきたため、着物を仕立てた経験が無く、お恥ずかしい話ですが、私も私の母も着物に関する知識が全くありません。 「着物」と言っても、どのような物から揃えてよいのかわからず、正直にその旨を彼のお母様に伝えました。 お母様は親切に色々と教えて下さり「黒の留袖は私のでよければ差し上げますよ。」とまで言って下さいました。 それ以外に「色留袖・訪問着・色無地を揃えておくと便利ですよ。」とのアドバイスをいただき、とりあえず色留袖を購入しようと思い、先日銀座のデパートへ行きました。 呉服売り場の店員の方に、今度結婚するので着物を仕立てようと思っていると相談してみたところ、「黒の留袖が既に用意されているのであれば、色留袖よりも先に訪問着を仕立てた方が使う機会も多いので便利ですよ。」と言われ、訪問着を勧められました。 そこで、彼のお母様にそのことを相談したところ「いいえ、こちらでは色留袖に紋を一つ入れた着物を持っていれば何にでも使えるので便利なのよ。」とのことでした。 (名古屋のデパートの店員の方も、やはりお母様と同じ事を言っていたそうです。) 東京のデパートで言われた話と、彼のお母様から聞いた話が全く違うので、どちらの意見を聞いていいのかわからず、悩んでいます。 話をまとめると下記のようになります。 【東京のデパート店員】 (1)兄弟の結婚式に出席する場合は黒の留袖が基本。もし色留袖の場合は紋を3つ~5つ付ければOK。 (2)お宮参りや入学式、友人の結婚式は、紋無しの訪問着でOK。 (3)色留袖は、ある程度年配になってから「黒留袖だけでは地味なので、もう一着、色のある着物を購入したい」という方が買われるケースが多い。(色も地味なものが多い) そのため色留袖より先に訪問着を仕立てるべき。 【彼のお母様】 (1)兄弟の結婚式に出席する場合は、黒の留袖が望ましいが、私くらいの年だったら紋が1つ入っている色留袖でもOK。 (2)お宮参りや入学式、友人の結婚式も、紋が1つ入った色留袖でOK。(逆に紋を入れない訪問着はあまり着ない。) (3)訪問着より先に色留袖に1つ紋を入れた着物を仕立てるべき。 相手の家に嫁ぐので、やはりあちらの意見に合わせて「紋を1つ入れた色留袖を仕立てる」のが無難なのでしょうか? 着物に詳しい方、東京と名古屋の風習の違いに詳しい方のご意見をお願いします。

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  • asebi-0806
  • ベストアンサー率39% (1265/3233)
回答No.2

ご婚約おめでとうございます。 和服のしきたりと言うのはその土地の習慣に根差して確立されており、今では情報網の発達などにより地域差はかなり小さくなってはいますが、やはりその土地の事は土地の方の言うように従うのが良いと思います。 関東と関西では和服に対する意識の違いがかなりあります。 そして名古屋の嫁入りが有名なように、愛知あたりの中部地方にも独特の文化風習があります。 まず今どきお嫁入りの際に着物を揃えるよう勧められる事自体が関東では珍しくなりました。 彼のお母様も自分の母や祖母から言われ受け継いだことをあなたに伝えて行きたい気持ちがあるのだと思います。 ですから郷に入れば郷に従えで、この場は先様のお母様の言う通りにしましょう。 関東在住の私にすれば銀座のデパートの店員さんのおっしゃる事はもっともで、昨今の実情も考慮した的確なアドバイスだと思います。 一つ紋の色留袖という半端な格の着物は関東ではあまり好まれない傾向があるようです。 オールマイティつまり無難な着物という事になりますが、無難という意味を考えればわかるように、非難すべき点もないがさして優れてもいないという事です。 色留袖は上半身に柄のない着物ですから披露宴などの席で着席してしまうと実はとても地味な着物です。 身内であれば目立つべきでないのでそれが良いのですが、友人などの招待客として臨む場合は地味過ぎると嫌われる傾向があります。 礼を重んじるのか華を求めるのか、どっちつかずの着物になってしまうのですね。 それで東京など関東では身内の場合は黒あるいは色留袖(三つ紋以上)、友人などであれば訪問着というふうに着分けることで定着しています。 お宮参りや入学式に至っては、内々のお祝い事なので紋付きの着物まで大げさなものは着ないというのが関東式の考え方です。 それで訪問着には紋を入れません。 あちらのお母様の言うのとはまったく違いますね。 中部地方ではおそらく紋を重んじる傾向があるのだと思います。 なので訪問着であっても一つ紋を入れることが多いのではないでしょうか。 昔ですが静岡の友人が三つ紋の入った訪問着を着ていて、地域によって実に習慣が違うものだと感じました。 とにかくお嫁入りする地方の習慣に合わせて揃えるのが何よりです。 不安があればその地方の老舗デパートにリサーチしてみると良いですね。 また、東京のお友達の結婚式に呼ばれた際に一つ紋の色留袖や訪問着を着ても問題ないですよ。 三つ紋以上は親族が着るもの、一つ紋なら友人など他人が着ても問題なしという暗黙の了解のようになっています。 それよりもおすすめしたいのは黒喪服(黒紋付き)です。ぜひご結婚の際に揃えておかれてください。 袷、単衣、絽、と季節に応じて三通り、五つ紋で、揃えておかれると安心です。 結婚式などの慶事は前もって準備ができるものですが、弔事はそうは行きません。 いざという時にこれが揃ってるか揃ってないかで、お里をはかられる事も多いものです。

yuki800xxx
質問者

お礼

ご丁寧なご回答ありがとうございます。 やはり「郷に入れば郷に従え」ですね。 (結納の交わし方も、関東とは全く違っていたので驚きました。) 確かに彼のお母様とお話している中でも「紋を重んじる傾向がある」ことはなんとなく感じました。 名古屋のデパートにもお話を聞きに行ってみたいと思います。 黒喪服に関しても、とても参考になりました。 是非購入を検討したいと思います。

その他の回答 (1)

  • yuyuyunn
  • ベストアンサー率41% (20359/48650)
回答No.1

こんばんは おめでとうございます 関西と関東で違いますので お母様の言われるようにするか 関西系のデパートで聞かれるほうが良いと思います あと喪服はあったほうが便利らしいですが 洋服で済ませるようであれば良いと思いますけど ご参考までに

yuki800xxx
質問者

お礼

早々のご回答ありがとうございます。 そうですね。来週、結婚式の打ち合わせで名古屋に行くので、一度あちらのデパートでお話を聞いてきたいと思います。

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