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CTスキャンの被曝に関して

被曝に関して病院に問い合わせたり、この掲示板でも医療関係の方がCTに発ガンするほどの被曝線量ではないおっしゃっていましたが海外の最近の記事でhttp://radiology.rsna.org/content/251/1/175.abstractというものを見かけました。 英語が苦手なので内容は曖昧なのですが、1回のCTで0.3%の確率で発ガンする、38回CTを行うと12%の確率で発ガンするという事でしょうか? これまでの仮説による推測とは違い、実際の調査の結果です。 医療関係の方がCTによる発ガンを杞憂という根拠は何でしょうか? 記事を見つけて以来不安なので教えてくれませんか?

みんなの回答

  • sodenosita
  • ベストアンサー率54% (1291/2359)
回答No.5

いろいろと英語の文章が出てきますね。この論文を取り上げた記事ですね。メディアも飛びつきそうな話題ですから。 ただインフルエンザ病み上がりにはちょっとheavyですw >参考URLのスレでも0.3%を期待値としている和訳があるので納得できないですね。 質問文に挙げておられるリンクの抄録では、「1回のCTで」などという記載はないですね。先の回答で挙げたリンクの和訳にもないはずです。つまり、どれだけ浴びたらどれだけ期待値が高まるという記載はありません、英文にもその和訳にも。ですので、質問者さんの誤解としました。 巧妙な言葉のトリックです。医学論文を書く人は自分の主張を伝えたいがために、大いに誇張して表現しますからね。そして、医学論文を英語で書く際のabstractは単語数制限もあり、かつインパクトを与えたいがため、一見すると分かりにくいこともよくあります。まあ、現実的な解決策として、論文の本文を見る必要があると思います。 >このサイトに1%の人が38回CTスキャンを行っていると書いてあって最大で12%、期待値0.3%上昇するという事で0.3:12と1:38でどちらも約1:40で比率が合うのでおそらく1回毎に0.3%上昇すると思ったのですが。 この記事でも38回ではなく、「38回以上」と表現していますよ。 この記事で注目すべきは第2段落でしょう。 In fact, seven percent of the patients studied had enough recurrent CT testing to raise their estimated cancer risk by one percent or more above the baseline US cancer risk rate of 42 percent. 実際に、研究対象となった患者の7%は、アメリカ人の発がん割合のベースラインである42%を、1%以上上昇させるだけの発がんリスクが見積もられる線量に達するまで、CTを繰り返し受けている。 つたない訳で申し訳ありませんが、意図は理解していただけますよね? 先の参考リンクの「調査対象集団の7%は、生涯寄与リスク(一生の間にそれが起因で病気になる危険性)が1%以上あると見積もられ、その(7%の)40%には悪性腫瘍も他の疾病によるがんの既往歴もなかった。」ですよね。 ちょっと乱暴な論理展開ですが、"5% underwent between 22 and 132 examinations"を用いると、生涯22回以上のCTを受けた人を平均して1%発がんリスクが高くなっているということが推定できるでしょうか。 こうなってくると問題なのは、研究対象の選択です。つまり、生涯に22回以上もCTを受けなきゃいけないような病気を持つ人がどの程度含まれているのかということですね。6割の人には悪性腫瘍などの既往があるわけですから、発がんしやすい人という評価も出来るかもしれませんね。 実際には死亡率で評価しないとがんの早期発見という医療被曝のメリットを無視することになりますからね。生涯20回以上のCTを受けた人が癌が原因で死亡するリスクは、生涯CTが20回未満の人よりもどれだけ高くなるというほうが重要だと思います。

itikawaman
質問者

補足

丁寧な回答ありがとうございます。 たしかにおっしゃる通りです。 22回CTを取るというのは何かしら異常があったと考えるのが妥当ですね。 それに1回で0.3%の期待値とすると7%の患者に1%上昇という部分で計算が合いません。 自分は過去に説明なく医療被曝していて、現状の推測でしか確率がわからないという状況が怖いです。 今回は今までの仮説からの推測と違い、疫学研究での比較?だと思い取り上げさせてもらいました。 乱暴な解釈ですがリスクが1%上がった集団の7%と22回以上CTを受けた5%を無理やり繋げて約20回で約1%と考えると0.05%、1回では2千人に1人ですか。 これも20回とった人と1回とった人の健康状態を同等と考えての解釈ですけれど、多くて2千人に1人というのが疫学調査の結果として捉えて良いなら自分が想像していたよりは少ないので安心できます。

  • sodenosita
  • ベストアンサー率54% (1291/2359)
回答No.4

放射線恐怖症の方が2chのほうでも不安がっておられるようで、この文章に対する和訳も出来ていましたよ。 解釈はNo.3の方が正しいです。医療関係者ではないというのが嘘でしょ?ってくらいだと思います。 「1回のCTで0.3%の確率で発ガンする、38回CTを行うと12%の確率で発ガンするという事」も「これまでの仮説による推測とは違い、実際の調査の結果です」も質問者さんの誤解です。 普通の英語よりも文法は容易ですが、内容が複雑で、専門用語が多数あるので、難しいですよね。

参考URL:
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/english/1249107999/373
itikawaman
質問者

補足

そうなんですか? http://www.naturalnews.com/026001.html このサイトに1%の人が38回CTスキャンを行っていると書いてあって 最大で12%、期待値0.3%上昇するという事で 0.3:12と1:38でどちらも約1:40で比率が合うので おそらく1回毎に0.3%上昇すると思ったのですが。 参考URLのスレでも0.3%を期待値としている和訳があるので納得できないですね。

  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.3

医療関係者ではないことをお断りしておきます。 この研究は、2007年にCT検査を受けた31,462名について、最大で過去22年間を調べた結果です。 その結果、CTを受けることは、がん発生率・死亡率とも上昇させると結論していますが、 どうすれば良いかという点では、大部分は問題ないが、頻繁に受けるとリスクが増大する危険がある……と述べているだけです。 どれだけの放射線を浴びたのかというのは、その年代の平均から計算した推定値です。 比較となるデータは、対象群ではなく、一般的なデータを使っているようです。 「電離放射線の生物学的影響に関する委員会(BEIR)」の方法論を採用しているようです。 つまり、実際に実験したわけでもなく、測定したわけでもなく、疫学的調査をした結果、こうなったという調査報告です。 つまり、CTをして、影響なし、というわけにはいきませんよ。 過剰に使えば、それだけ、リスクが増しますよ。 というのがこの論文の結論です。 この論文に対するコメントで採用されているのは、放射線技師のコメントで、不要と思われるような人もCTを撮ってくれと言われ、困っている。もっと、こういう啓蒙活動をして欲しいというのが、採用されています。 つまり、対象群がない(医学論文では、対象群をどうするかというのが、とても重要であり、そのための試験方法も厳密に定められています)ので、医学的な評価は難しいと思います。 極端に言えば、生まれたての赤ちゃん2万人を二つに分けて、一つには定期的にCTを浴びせる、もう一つには、CTをしないと分けて、10年、20年と影響を見るしかないのです。 でも、そんな非人道的な試験が許されるはずもなく、類推するしかないのです。 類推なので、なかなか「こうだ」という結果がでずに、議論は終わらないのです。 例えば、今回の対象の3万ほどの人ですが、その人たちの今後を見たわけではなく、現在、すでに、何らかのトラブルを持っている人が対象なのです。つまり、それは骨折や良性腫瘍の人もいるでしょうし、すでにがんや肉腫を持っている人も対象なのです。 すでに、がんや肉腫になっている人の過去のCT検査を見て、類推しているのです。 この時点ですでに、「CT検査を必要している人が研究対象になっている」ので、がんや肉腫になりやすい人、腫瘍を作りやすい人である危険性を排除できなくなっています。 排除するには、先に述べたように、環境の影響を何も受けていない赤ちゃんを対象にして……と、しなければなりません。 この論文でも、大部分はローリスクとしていますが、では、何回か、何mSVが危険なのかという問題には答えていません。 ただ、回数を重ねるとリスクは増しますよ……という当たり前のことを、数字を挙げて論じているだけです。 質問者様が心配ならば、検査を拒否すれば良いです。 それは、質問者様の権利です。 医学的に無害だという証明ができないのですから、医師に、無害だと証明しろと言う方が無理です。 リスクない人生なんて、ないのです。 一歩家から出れば、交通事故に遭う危険があります。 家の中に入れば、放火されて死亡するリスクがあります。 どんなリスクを取り、どんなリスクを排除するのか、決めるのは貴方です。

  • awjhxe
  • ベストアンサー率28% (531/1888)
回答No.2

CTによる検査で,病気が見つからないままであれば,被爆だけを受けるのだけは,私としてはしません。 疑わしきものは,納得できるまで,しないにこした事ありません。 誤診されてしまってはCTは只の被爆器具です。

回答No.1

医療従事者ではないので正確なところはわかりませんが、 私も英語は苦手で翻訳サイトで翻訳してみましたが、1回の検査で0.3%というわけではないようですよ。 放射線を累積的にどれくらい浴びたかにより、それに対する発がん率と死亡率だと思います。 生涯で放射線を250-1375mSv浴びた人の0.3%が癌になり死亡率が12%だと思うのですが・・・ 間違っていたらごめんなさい。 日本は他国よりもCT検査が多いようで、他国よりも発がん率も高いようですが、発癌するリスクよりも、CTにより病気が初期の段階でみつける事が出来るので、杞憂で終わらせているのでしょうね。 まぁ、誤診されてしまってはCTもただの機械になってしまいますが。

itikawaman
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 日本はCTは子供に対して使ったり、咳や頭痛といった症状だけでも使ったりと無駄なCT検査が多いように思います。 実際にCTの検査数は多いですが、ガン死亡率は高いままですからね。 英語がわかる方が見てくだされば明確なのですが どなたか下記の文章を訳していただけませんか。 Results: Thirty-three percent of patients underwent five or more lifetime CT examinations, and 5% underwent between 22 and 132 examinations. Fifteen percent received estimated cumulative effective doses of more than 100 mSv, and 4% received between 250 and 1375 mSv. Associated LAR had mean and maximum values of 0.3% and 12% for cancer incidence and 0.2% and 6.8% for cancer mortality, respectively. CT exposures were estimated to produce 0.7% of total expected baseline cancer incidence and 1% of total cancer mortality. Seven percent of the cohort had estimated LAR greater than 1%, of which 40% had either no malignancy history or a cancer history without evidence of residual disease.

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