電車で席を譲らず怒鳴られた

質問

いつもは急行電車で立って帰るのですが、その日は生理痛と貧血気味だったのもあり、各駅停車に乗り、座って帰ることにしました。
車内は、混雑はしていないけど空席は無いという状況でした。

しばらくすると、50代位のサラリーマン風のおじさんが、揺れる車内を歩いていてバランスを崩し、結構派手によろけました。でもそういうことってよくあるし、倒れたわけではないので、特に何もしませんでした。
その人が私の斜め前辺りのつり革につかまりましたが、老人でもないし、体が不自由な方でもなさそうなのでそのまま座っていました。

すると、私の横に座っていたちょっとコワモテのおじさんがその人に席を譲り、譲った後、私を含む周囲の若者に対し、
「恥ずかしくねーのかよ、若いもんが！！まったく出来の悪い…！！」
と大声で怒鳴りました。すごい剣幕で。
譲られたおじさんも驚いて「いやいや、いいですから・・・」となだめました。

しばらく沈黙が続き、「えっ？席を譲らなければいけないような人だったの？」「なんでこの人に怒鳴られなければならないの？」頭の中でグルグル回り、私は驚きと恥ずかしさで顔も上げられませんでした。
怒鳴ったおじさんは次の駅で降り、向かいに座っている人や周りの乗客の視線を感じながら、長く気まずい状態が続きました。
その間に気づいたのは、席を譲られて横に座ったおじさんが時々足をさすったりしていたことです。車内でよろけた時に足を痛めたのか、もともと足が痛かったのかわかりませんが…。でも、その人をずっと見ていなければわからないことです。

普段私は老人、妊婦、体が不自由な方など、見てわかる方には席を譲るようにしていました。でも今回は普通のサラリーマンのおじさんでしたし、見た目で足が痛いとはわかりませんでした。
私は気づけなかった自分を責めましたし、反省もしました。何度も怒鳴られた場面を思い出し、自分が少し嫌になりました。
やはり気が付いてあげられなかった私がいけないのでしょうか。そこまで周囲に気を配っていなければ、不親切だと怒鳴られるのでしょうか。

それ以来、公の場で怒鳴られた時の恐怖心が消えず、ずーっともやもやしています。電車に乗るのもちょっと嫌になって、すれ違う人、電車の中で目が合う人が怖く、あんな思いをするくらいなら座席が空いていても座らないようにしようと思っています。

怒鳴ったおじさんは、足が痛そうなおじさんを見て、席を譲ってあげた優しい方だと思います。
でもあんなに怒鳴る必要があったのか？
客観的なご意見をお聞かせ下さい。

回答No.6

noname#163492 · ベストアンサー

私は飲みすぎて電車でかっこ悪くひっくり返ったことありますけど
何人かの人が気遣って席を変わってあげる、と言ってくれました。

道で貧血起こしたときは知らない人がタクシーを止めてくれたおかげで家に帰ることができました。

人間って結構優しいもんなんですよ。

おっしゃってるシーンで誰も席を替わろうとしなかったのは
皆さん、たいしたことない、と思ったからに過ぎないと思います。

ある京都のお寺に行きましたらね、
いつ行ってもお堂の前で本を読んでるおじさんがいるんです。

何のためにいつもそこで本を読んでるんだと思います？

参拝者が暗い堂内を覗き込むときに
「まず手を合わせてからにしなさい！」と怒鳴るためなんです。
馬鹿みたいでしょ。

仏像を見てから拝んでも、拝んでから仏像を見てもどちらでもいいと思うんですけどねえ。

私はちゃんと手を合わせたのに、怒鳴られました。
どうもそのおじさんは手を合わせたところを見てなかったようです。

「はあ？ちゃんと手を合わせましたけど？」と言うと
「はーはー、わかりました！」とまた怒鳴ってきました。

こういう人いるんですよ。

自分はいいことしてると勘違いしてるんだけど
実はストレスのはけ口が見つかったので怒鳴ったんじゃないですかあ。

はっきり言って偽善ですね、全く気にすることないです。

お礼

京都のお寺のエピソード、とてもわかりやすかったです。それから、優しくしてくれる人々のお話、「人間は結構優しいもの」という言葉にホッとしました。そういう方もたくさんいるんですよね。
私はおじさんに怒鳴られたことで萎縮し、自分がひどい人間のように感じてしまっていたので、「気にすることない」とおっしゃって頂き救われました。ありがとうございました。

回答No.10

jamiru

世間ははっきりとした言い方が大好きだそうですから、その方は世間の意向に従ったのでしょう。

見ているものは世間の意向で人の心を見ないのはそういうことです。
人の心を見れれば他に言い方があるでしょう。

お礼

人の心を思いやれば、行動や言動もそれに着いてくるのですね。
回答ありがとうございました。

回答No.9

noname#94626

そのケースだと、席を譲って周りにどなったおじさんが、サラリーマンのおじさんに超失礼ですね。

なにしろ、一方的に相手を弱者宣言して、しかも大宣伝ですよ。

私が席を譲られたおじさんの立場だったら、「てめーの押し付けの新設なんざこっちから狙い下げだよ！！」って相手の顔殴りますけどねぇ。
一時的な怪我にしろ、身体的な障害にしろ、ぱっと見てわからない身体的特徴を許可なく知らしめるのは、かなり失礼な行為ですよ。

＞怒鳴ったおじさんは、足が痛そうなおじさんを見て、席を譲ってあげた優しい方だと思います。

いや、たんに自分の自尊心を満足させたいだけの失礼な人ですよ。
たとえ親切心からだとしても、デリカシーのなさは親切でない以上に人を傷つけます。
なにもいわずにさっと譲るだけならいい話だったんですけどね。
譲ること自体はもちろんいいことだと思いますので。

お礼

あの時は自分のことで精一杯でしたが、考えてみたら席を譲られたおじさんが一番気まずかったかもしれませんよね。車内で派手によろけるわ、自分のせいで乗客が怒鳴られるわ。頼んだわけでもないのに…。
譲ったおじさんは確かに親切心があったけど、譲られたおじさんがその後どんな思いをするかまでは思いやれなかったみたいですね。
別の視点からの回答ありがとうございました。とても印象に残りました。

回答No.8

kawasemi60

出来が悪いのは怒鳴ったおじさんです。自分で席を立つのが
間違いでしょうね。怒鳴る前に周りの若者達に元気なら誰か席を
立ってくれないか？と問いかけるのが昔見た日本の慣習と思う。

誰も立たない時には自分が席を立つ。もちろん怒鳴らない。

昔は席を譲るなどとは言いませんでした。所有していないので
譲るとは言わずに席を立つと言いました。席を譲ると考える人達は
善意であろうとも少し傲慢の心が在るのだと思います

お礼

「出来が悪いのは怒鳴ったおじさん」にちょっと笑えてしまいました。皆さんの回答を見ていて少しずつポジティブになってきた証拠かもしれません。
確かに「譲る」という言い方自体おかしいですよね。大事なことに気づかされました。それがわかっただけでも今回の件は無駄ではなかったと思いたいです。ありがとうございました。

回答No.7

igarasik0

そのケースだと、席を譲ったおじさんは内心で自分自身を責めているのではないかと思います。
「私はなぜもっと前に気づいて席を譲れなかったのか」といった感じで。
そういう内向きの力が高まって、そのはけ口として近くにいた人へ怒鳴ったのではないかな。

自分自身の判断が原因で失敗した時に周りへ八つ当たりをした経験ってあるでしょ？
それと同じ事ですよ。

お礼

回答ありがとうございます。おじさんはとにかく自分の気持ちを発散させたかったのかもしれないですね。
一方的に発散して出て行かれたことで、残された私はモヤモヤした感情を抱えてしまったのですね。

回答No.5

kanden

私事になりますが亡くなった母の口癖があります。
「人に何かをしてあげても決してしてあげたと云う態度はとってはいけ
ません、そんな態度をとったら善意が全て台無しになります」
その怒鳴ったおじさんは折角善意の行為をしたのに全て台無しになりま
した。
私も出来る余裕がある時は善意の行動をとる事があります。
その見返りを求めなければ自分自身にも当事者も周囲も温かい空気を作り
ます。そうしています。
あなたもそう考えたらいかがですか？

お礼

回答ありがとうございます。
お母様のおっしゃっていた言葉が胸にしみました。
自分に余裕がある時、見返りを求めず自然に善い行いができる人になりたいです。

回答No.4

tappara

そういうのって相手の事情がわからない以上どうしても主観的になってしまうんですよね。

怒鳴ったおじさんにしてもあなたが体調が悪いって知ってたら怒鳴ることもなかったけどそれを知らなかった訳だし、あなたもよろけたおじさんが足を痛めていることを知らなかった。

確かに席を譲らないとか見ると悲しい気持ちになることがありますけどね。
そこで怒鳴るか黙ってるかは個人の性格的なものでしょうね。
どういう行動に出たかは違うけど思ってることは一緒だったりするわけですよ。
まぁ、そこで怒鳴れる人ってのが珍しいですけどね・・・
そんなことしたら自分の行動の美化、押し売りになっちゃうもん。僕には黙って席を譲ってその場を離れるくらいですね。後は譲らなかった人が恥ずかしいと思うか周りが判断するでしょう。

怒鳴るって行為自体には疑問ですけど、嫌なことがあったら大声出す人は結構いますからそういう類の人なんでしょう。

だから怒鳴られたことをどうこう思うんじゃなくて席を譲らない人がいたら嫌な気分になる（これはあなたもそう思うはず）って認識はあなたも怒鳴ったおじさんも共通だってことだけですよ。

お礼

回答ありがとうございます。
私の体調が悪いなんていうことは、周りから見てわかるわけがないので気にしていませんが、誰の目線で考えるかということなのですね。

回答No.3

saturi

怒鳴った人は「怒鳴りたいから席を譲った」だけであって善意なんてありません。
気になさらないように。

お礼

回答ありがとうございます。
そのようなお考えもあるのだなぁ、と思いました。
私は深く考えて気にしすぎなのかもしれませんね。

回答No.2

myakey

席を譲る譲らないは個人の判断ですし、見た目にそうとわからない人のことまで気にかけることは難しいですから、なにも悪くないですよ？
その怒鳴ったおっさんはいい人かもしれませんが、私のうけた印象は相当な偽善者ですね。いいことをすると自分の気分がいい、周りを公に批判すると自分が少し高尚な人物に感じれるってタイプだと思っていいです。ほんとにいい人は黙って席を譲り、周りを怒鳴りません。他人に親切を強要しません。てかあなたの体調不良に気づかずに怒鳴ったおっさんはバカですよ。恥ずかしいったらありゃしない。とゆーことで、総合的に嫌な奴ですよ。

で、あなたには例えそのサラリーマンが足が不自由と気づいていても、譲らなければならない理由はありません。だってしんどかったんでしょ？体調が悪いんだから堂々と座ってたらいいんですよ。足が悪いとかわかりにくいんだからなおのことです。それでも座りたければ、自分で「私は足が悪いのでどなたか席を譲ってください」って言えばいいんです。わからんものまでわかる必要なし、恥ずかしいことなんてありません。

むしろそんなことで自分を省みることができる質問者様がすごいなと思いますよ。私なら確実にキレてます(笑)
元気出してください。

お礼

回答ありがとうございます。
「ほんとにいい人は黙って席を譲り、周りを怒鳴りません。」という一文で、すごく納得がいきました。腑に落ちないモヤモヤはこのせいだったのかもしれません。
温かいお言葉に救われました。ありがとうございました。

回答No.1

teccrt

個人的には、怒鳴る必要はなかったし、質問者さまが体調が悪かったのなら、そういう判断をしても仕方なかったと思います。

仮に、足をさするおじさんが不自由だったとしても、サラリーマン風で質問者さまにとっては一見して「席をゆずってあげるべき相手だ」とは認識しなかったようですから、結果から言えば判断ミスです。

でも、そうしたミスは誰にでもあることですから、今後はこういうケースもあるということを念頭に置いていけば、非難される謂れはないと思います。

怒鳴った人も、行った行動はすばらしいのですが、自分がさっと席を譲って、何も言わずに降りていくのが一番スマートだったと思います。譲った相手が、老人や障害者のようにいかにも、という人だった場合でも、譲る場面を周りが見ることで、注意されるより素直に受け取れるメッセージになったと思います。

お礼

回答ありがとうございます。
私もそう思います。気づいた人がサッと席を譲ってあげる、それだけなら、誰も嫌な思いをしなかったんじゃないかと。
私も、怒鳴る前におじさんが席を譲ったとき初めて、「あ、譲るべき人だったんだな」と気づかされましたし、「今度そういうことがあったら私が譲ろう」と素直に思えたと思います。