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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:新型インフルエンザについて教えてください)

新型インフルエンザの致死率と今後の行く末について

noname#160718の回答

noname#160718
noname#160718
回答No.6

 Jagar39です。 >結局のところ財布は1つしかないので何を優先するか決めざるを得ない  それを誰が決めるのでしょう?  質問者さんに権限があるとして、目の前で人が感染して死んでいるのに「これはたいした脅威ではないから対策費を削減する」と決める勇気があります? >それならいくらみんなが気をつけたといってもこれ位の死者ですむものなのか。  ご自分では理解していると言われていても、まだきちんと理解されていないようですね。  現在の状況は、まだ流行がピークになる前の「序の口」の段階で、しかもできる限りの「社会的コスト」をかけて対策している結果、なのです。  仮に現在の感染者数が10,000人で致死率が0.01%と仮定しましょう。  すると死者はたった1人です。  対策にかける社会的コストをケチると、分母の感染者数と致死率の両方が増えます。  今のままの対策費で現在1万人の感染者が、流行のピーク時には100万人になると仮定します。致死率は変わらないので死者数は100人、という試算になります。  対策費をケチることによって、感染者数は5倍の500万人に増えると仮定します。致死率も5倍にすると0.05%になります。すると死者は2,500人になります。対策費をケチることによって被害は25倍にも増えてしまうわけです。  何が言いたいのかというと、対策にかけるコスト低減は感染者数も致死率も増やしてしまうため、結果である死者数が爆発的に増える危険性があるわけです。 >季節インフルエンザでも1万人死んでいると言っても、全体には年間で100万人くらい国民が死んでいるうちの中で  単一の原因で1万人以上の死者が出ることって、そんなに多くないですよ。  交通事故も年間の死者数が1万人くらいですが、交通事故対策には考えようによってはインフルエンザよりよほど多大な社会的コストを掛けています。これ、必要ありませんか? >しかも相当数は基礎疾患があったりする中での話し  これもよく判らないのですが、基礎疾患がある人は死んでも良いと世間の人は思っているのでしょうか?自分が健康(だと思っている)人は、病気持ちのために社会的コストを割くことを納得しないのですか?  念のためですが、基礎疾患を持っている人だけがハイリスクなのではありません。  妊婦もハイリスクグループですし、これから秋~冬にかけてインフルエンザ以外の呼吸器感染症の流行も始まりますが、これらと重感染した場合も場合によっては「ハイリスク」になるでしょう。  つまり、誰もがハイリスクな状況に陥る可能性があるわけです。  それと報道を注意深く読んでいればお判りかと思いますが、これまで亡くなった方達の「持病」には、高血圧やてんかん、数年前の手術など、本当にインフルエンザの増悪要因になるのか疑わしいものまで既往歴として報道されています。要するに既往症がある人の場合は全て「基礎疾患あり」のグループに暫定的に分類されてきているわけです。 >やはりそんな中で莫大な負担は納得してもらえないのではないかと思ってしまうのです  世論が今のインフルエンザ対策を過大だと言っているとは思えないのですが。H5N1対策をそのまま実行しようとしていた流行当初ならまだしも。  世間の人の多くが、これから迎える流行のピークに備えた医療機関の増強はしなくて良い、と言っているのですか?感染して発症した人も出社して仕事しても良い、と質問者さんの会社ではみんな言ってるのでしょうか?  では最初の、 >結局のところ財布は1つしかないので何を優先するか決めざるを得ない  というところに帰りましょうか。質問者さんが全権限を持っているとして考えてみてください。  後にはH5N1のパンデミックが起きる可能性もあるから、社会的コストをかけない施策を採る勇気はありますか?  その選択肢をとると、間違いなく今回の新型インフルエンザによる死者数は増えます。それも「手抜きをしなかった」場合と比べると爆発的に、です。  もしこの後数年以内に、本当にH5N1の流行が起きなければ、質問者さんは「単に対策の手抜きをして被害を拡大させただけ」という結果になります。これは世間にそう言われなくても、その選択をした貴方自身がそう受け止めざるを得ないでしょう。いわば、「宝くじに2回連続で当たるかもしれない」と言って1回目の当選金を換金しなかったようなものですから。  専門家でなくても、誰がどう判断しても「目の前の脅威を1つずつ取り除くしかない」のでは。目の前の脅威にも対処できない社会が、未来のもっと大きな脅威に対処できるはずもないと思いますし。

sirouto012
質問者

お礼

>現在の状況は、まだ流行がピークになる前の「序の口」の段階で、 これもオセロ盤理論が正しいとすればその通りでしょうが、どこまでの対策をした結果なのか、そこそこの対応でも効果があったのか、はわかりませんが沖縄の感染は収束に向かっていますし、南米や南半球の国でも「国全体に感染が蔓延して死者が累々」とかいう話は聞きません。 放って置いたら「まだら模様で全員一人残らずではないが、全土に広がってしまう」というのはホントなのか? >死者数が爆発的に増える危険性があるわけです。 危険性を否定する気はありませんが、それだけを考えて「目の前の脅威を1つずつ取り除く」ためにすべてを犠牲にすることはないと思っているのです。 その辺、アメリカでは学級閉鎖もできるだけせずに済まそう、とか割合に冷静な対応を行っているようにみえる時もあります。(保険制度も確立していない国の話ですから手本になるのかどうかわからないですが) 日本ではともするとオール・オア・ナッシングで、マスコミが騒いだら100%いや120%やらないといけない。どこかで一人死んだらすぐに「いったい国は何をしていたんだ・・・」と何も知らないコメンテータがわめく。 ところがそのうちに全く何も言わなくなる。関心は別のものに行ってしまう。 もう少しバランスよくならないのか?マスコミはしょうがないとして専門家が冷静に「このレベルではここまでの対応が妥当だ」と示せないものか? いつまで「H5N1の対策レベルを参考に各自で考えろ」と言うのでしょうか? 弱毒とわかってかなりたったのになぜ指針が示されないのでしょうか? 表現が下手でわかりにくかったと思いますが、以上がまだ解決しない私の疑問です。

sirouto012
質問者

補足

Jagar39さま 今回も丁寧なご指摘ありがとうございます。 >それを誰が決めるのでしょう? これについては「誰かが一元的に決定する」ことは考えていませんし無理だと思っています。オール・オア・ナッシングで対策をするかしないかの二者択一ではないと思います。 また「全権限を持っている人」など、どこにもいません。 国民の全員がそれぞれ「マスクも何もしない」と言うレベルから「外出は極力控えてやむをえない時にはマスク・手洗い・うがいを頻繁に行う」更には「備蓄の食糧をできるだけ持たせて何があっても自宅を一歩も出ない」(H1N1でここまでする人はいないでしょうがH5N1ならいるでしょう)、それらの中間も含めて毎朝だれもが自分の行動を(無意識に)決めているのです。 仕事の面では、それにあわせて「通常通り出勤する」から「何があっても休ませてもらう」までを選択することになります。 会社から言えば「通常通りの勤務を求める」から「本人は大丈夫でも家族が発熱しているなら休務を命じ60%の給与を払う」あるいは「休むのは個人の事情なので給料は払わない」までのどれかを選択して社員に示差ざるを得ない、ことになります。 また企業は消費者が以上のどれかを選択するので否が応でも「通常通りモノが売れる」状態から「全くモノが売れない」という状態の間のいずれかになります。 その対応は各企業が自分で考えるしかなく、長期になると中小は倒産する可能性が高いです。国民全員が巣篭もりして給料も減ってしまうわけですから。観光産業などは典型的でしょう。 しかし幸いなことに(?)先に書いたように「国民は4月にはほとんどの人がマスクをしていたのに今はほとんどがしていない。」のが現状です。 もっと対策せよと警鐘を鳴らして啓蒙する必要があるのか、今くらいが適当なのか? 簡単に答えられるはずもなく申し訳ないのですが、いつもここで悩んでしまいます。

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