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プロレスが八百長と言われないためには

gekkouの回答

  • gekkou
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回答No.12

#6です。 前にも述べたとおり私もプロレスは好きですし、世間的評価は高くなって欲しいので質問文の方の意見に反対ではなく、むしろ同意。その様なカタチをとってでも確立されてほしいという願いはあります。 理想はそうあってほしいのですが、それとは別にやはりそれ自体が困難だとも思っています。 古い話で恐縮ですが、ご存知の通り力道山は日本のヒーロー、彼の試合に日本人の多くが熱狂しました。日本のプロレスが一番盛り上がっていた時だと思います。ところが多くの国民がプロレスを本気の戦いだと思っていたその時、当の力道山が自ら試合はストーリーがあり、本気で戦っていないということを告白しました。力道山は勝手に盛り上がる民衆と自分のしている事とのギャップを軌道修正するため、正しく理解してもらおうと発言したのにもかかわらず、ショックを受けた国民は「八百長」と称しました。 >まさにそれをやって、「八百長」という偏見を一掃したのが、アメリカのWWEのようです。 「八百長」でないことを自ら証明して、選手はやましい気持ちが微塵もなくなり、胸を張って堂々とブックを演じ、一級のとエンターテイナーして高い評価を受けているようです。 本当にそうでしょうか? エンターティなーとしての評価は受けていると思いますが、アメリカでも日本と同様プロレスは一部のファンによって支えられていることに変わりありません。日本と違い、そのマーケットが大きかっただけです。WWEの視聴率の低迷は已然として深刻で、内側を見せる作戦に転じたのは一種の大きな掛けです。 最近になって海外興業に力を入れているのも新たなマーケットを広げないとやっていけないという危機的状況にあるためです。(アメリカ)国内のマーケットが安定していればこのような営業展開は無かったでしょう。 >プロレスファンが先頭にたって、ブックやアングル等の存在を、知らない人に説明してあげることが必要だと主張する人がいます。 プロレスファンがその様な事をする事を願っていないのは本当はプロレス関係者だと思います。 過去の歴史的失敗や、本格エンターテーメント路線のプロレスを受け入れにくい日本人の気質、世界的に狭まりつつあるマーケットなどを考えると、今の時点で冒険する勇気がないのです。 鳥や獣になるよりも、コウモリのままでいることを望んでいるように思います。 レスラーをはじめとするプロレス関係者だってプロレスの地位向上は望んでいても、それは二の次。 自分達が食べていけなくなれば何の意味もありません。それがたとえ「八百長」という不本意な呼ばれ方をしても、生活や家族には変えられません。 それはお気楽なプロレスファンの私達には分からないプロレス関係者の本音ではないかと考えます。

uzzv
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 >力道山は勝手に盛り上がる民衆と自分のしている事とのギャップを軌道修正するため、 >正しく理解してもらおうと発言したのにもかかわらず、ショックを受けた国民は >「八百長」と称しました。 それは真剣勝負という触れ込みでプロレスというものが入り込んできていて、真剣に勝敗を争っているという思い込みが支配的だったという当時の特殊な状況があったからでしょう。 それから時は流れて、今では、真剣に勝敗を争っていると主張しているのは、一部の格闘技というものを理解していない人達であり、またそういった人々がプロレス全体のイメージダウンに著しい影響を及ぼしているというのが、質問文の人の見解のようです。 >日本と違い、そのマーケットが大きかっただけです。WWEの視聴率の低迷は已然として >深刻で、内側を見せる作戦に転じたのは一種の大きな掛けです。 WWEはようするにバブルが弾けただけのことでしょう。内側を見せたからまずかったのではなく、その見せ方やそもそもシナリオ自体に工夫が足りなくなっていることが勢いを失っている原因でしょう。 内側を見せてない頃であっても、アメリカのファンはプロレスにシナリオがあることは知っていました。その頃アメリカの友人とプロレスについて話をしたことがありましたが、あれは格闘技ではないと笑って言ってました。 だからこそ、その当時から、間接の取り合いのように格闘技っぽいことをすると、アメリカではブーイングがおこっていたものです。 プロレスに格闘技としての真剣っぽさを求めていない証拠であり、格闘技とショーをきちんと分けて捉えることができる当たり前の能力を誰もが有しているということでしょう。日本の一部のプロレスファンはその能力が欠如しているようですが。 >過去の歴史的失敗や、本格エンターテーメント路線のプロレスを受け入れにくい >日本人の気質、世界的に狭まりつつあるマーケットなどを考えると、今の時点で >冒険する勇気がないのです。 WWEのマネをして団体が自らカミングアウトすべきということでなく、プロレスファンが、変な誤解を持たれるよな言動(勝ち負けを争っている)はしないようにするべきだというのが、質問文の人の見解のようです。 団体側はあくまでも本気で勝負しているというポーズを取り続けて、そのポーズをも演出の一つとして楽しむのが日本独自の受け止め方であるというのが、質問文の人の見解のようです。 >自分達が食べていけなくなれば何の意味もありません。 そもそも日本においても、真剣に勝ち負けを争っていると信じている人は少数に過ぎないので、仮にその人達が去ってしまったとしても、健全なエンターテイメントとして新たに興味を抱く人達が去っていった人達を補って余る数になることは間違いないというのが、質問文の人の見解のようです。 >それはお気楽なプロレスファンの私達には分からないプロレス関係者の本音では >ないかと考えます。 本当にプロレスを愛するファンであるなら、八百長疑惑を助長することになる、「真剣に勝ち負けを争っている」などという発言は控えてもらい、逆にシナリオの存在を流布することによって、健全なエンターテイメントとしての地位を確立し、今まで見向きもしなかった新しい層を取り込むことができたら、プロレスは長期の低迷から脱出し、拡大発展路線に突入していけるというのがプロレス関係者の本音だろう、というのが質問文の人の見解のようです。

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