- ベストアンサー
国際連合の創設日が世界恐慌と同じ理由
タイトルの通りです。 世界恐慌(1929年)の起きた10月24日と同じ日なのは偶然なんですか?。それとも、加盟国がちょうど16年後になるようにと、この日に創設したのでしょうか?。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
偶然だと思います。 最初の加盟国(51ヵ国)の著名じたいは6月26日に行われています。 ただ、これをそれぞれの国で批准しなければなりません。 批准とは、その国が著名した条約に正式に拘束される事を公式に表明するもので、たいていは各国の議会などで審議され承認された後に批准書が提出されます。 国連憲章では加盟国の過半数の批准書が提出された事をもって効力が発生される事になっていました。 その必要数の批准書が揃ったのが10月24日です。そしてこの日が国連の日となりました。 なお、この時点で最初の加盟国のうち、まだ20ヵ国以上が批准書を提出していない状況でした。 批准状況は各国により違い、ギリシアなどは翌日の25日に批准書を提出して国連に正式加盟となっています。 各国により批准書の提出状況は違うので、偶然、必要数の批准書が10月24日に揃ったのだと思います。 なお、国連が創立された目的は国際平和のためです。 国連憲章の第1条にも「国際の平和及び安全を維持する事」とあります。 前文にも二度の世界大戦への言及があります。 わざわざ世界恐慌と同じ日に創設日を合わせるのは、国連の創立目的とその趣旨に合わないので、やはり偶然だと思います。
お礼
ありがとうございます。過程で考えるとやはり偶然なんですね。