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免疫力と塩素や添加物、着色料、たばこについて

体に良いとアルカリイオン水を薦められています。 お聞きしたいのは、人間の免疫力がどこまで塩素に対応、順応できるかということです。 例えば、塩素入りの水道水を飲み続けていくと、私自身か先の世代では、塩素を無毒化するほどの免疫力の進化みたいのはあるのですか? また、体に悪いとされる添加物や着色料、タバコ、ダイオキシンなどに対しても、私や先の世代の体は、例えば、ウイルスを殺すようにこういった化学物質などに対応できる体になるのでしょうか? イメージではなく、化学的にお答えいただくと助かります。

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回答No.1

つまり、生物の進化ということですね。 人間は「品種改良」できません。 つまり意図的に「強い固体」を作るのは実質的に不可能です。 また人間はライフサイクルが長いですから、(短くても18年周期で次の世代が作れると言う事ですよね?)また、進化と言うのは一種の突然変異的な要素を含んでいるので、さらに、例えそれに適合した個体が現れても、それが他個体を排除してまで繁殖すると言うことはありえませんから、その遺伝形質が次世代を担うというのもありえません。 単純に生物学的に言って人間の(まあ脊椎動物と言っても良いでしょう)体の中にはシトクロムP450という薬物代謝酵素が存在しています。 これが、有害、無害問わず体に本来ないはずの物質を分解していくのです。 この酵素は遺伝子から酵素(たんぱく質)へと至る行程に特徴があり、体内に侵入してきた薬物等に対して適合するよう構造を変えて生産されます。 余りにも長いこと同じ薬を使っていると効き目が悪くなるのはそのためです。 自分自身の体で起こりうる適応反応はこれまでです。 つまり、次世代に「適応能力」が出るかはあくまで偶然の産物であり、期待できないこと、自分の体にもある程度の適応能力はあること。 これが答えですか。 因みにアルカリイオン水が体に良い、というのは残念ながら疑似科学に分類される事項であり、科学的証明がなされている訳ではありません。(いかにも論文っぽく書いて効果があるようにみえるものはありますが、検証手法に問題があったり、そも、「効果がある」ことを証明する為にだけ作られた論文であったり(科学はあくまで中立の目線で捉えないと正確な検証は出来ません)など、正直まゆつばのものばかりです) 最近良く統計学的手法により効果を実証しようという試みが多いのですが、本来物質の人体に与える影響は「何が何に対してどう作用して結果こうなる」という一連の流れに沿って進めるべきものです。 医薬品はもちろんこの流れに沿って開発されたものですし、水道水の残留塩素濃度にしても、蛇口の段階に至るまで有効に殺菌出来、かつ人体に影響を与えないレベルで放出できるように調節してあるのです。 また、その他の食品添加物は、使用可能なものは、直接毒性、慢性毒性、遺伝毒性等ちゃんと調べ上げ、さらに安全マージンを取り、それで使用濃度が決定されています。 最近になって大豆イソフラボンは過剰摂取により発ガン性を持つことが明らかになる(通常摂取ではありえないとの結果でしたが)アガリクス茸に遺伝毒性だったかな慢性毒性だったかな?ちょっとうろ覚えなんで申し訳ないのですが、こういう、体に良さそうに振舞っている人に売り込む為の論法、CMが流れるなど正直、身の回りの情報を鵜呑みにするのはあまり良い事とは言えません。 適度な運動とちゃんとした食事をとり、腹八分目。結局これが今の社会で言える最良の方法としか言えないんですね。

honeyted
質問者

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