• ベストアンサー

大学1年生向き 力学参考書は?

某旧帝大、工学部1回生のものです。 力学(古典力学)のお勧めの参考書を教えて下さい。 授業指定の教科書が『ファインマン物理学(1)力学』なのですが、理解の範疇を超えています。 そこで他に代わる参考書を探しているのですが、調べた中では、 ・物理学序論としての力学(東京大学出版会) ・物理入門コース(1) 力学(岩波書店) の評価が高く、購入を迷っているところです。 しかし、前者の方は近くの本屋で販売しているところがなく、読み比べられないので困っています。 そこでお聞きしたいのは、 1.力学(古典力学)のお勧めの参考書とその理由(上記の本以外でもかまいません) 2.上に挙げた2つの本の違い(大雑把で構いません) の2点です。 どちらかだけでも構いませんので、ご存知でしたらご教授ください。 よろしくお願いいたします。 ※因みに力学分野は得意というほどではありませんが、高校範囲において苦労しなかった、というレベルです。

  • plnn8
  • お礼率100% (7/7)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#101199
noname#101199
回答No.3

ファインマン物理学が指定教科書なんてうらやましい限り… 私は授業で ・物理入門コース(1) 力学(岩波書店) を使って、 自分で ・物理学序論としての力学(東京大学出版会) を読みました。 前者は淡々と物理の概要について述べてる感じです。 No.1さんのおっしゃる通り、無難です。 とりあえずこれをやっておけば初年度の力学なら大丈夫という感じ。 工学部生ならこれで十分だとは思います。(私も工学部ですがw いかにも教科書って感じのヤツですよ。普通にわかりやすいです。 でも私にはあまり役に立ちませんでした(高校で結構物理は勉強していたので)。 後者はとても面白いスタイルの本でした。 まさに"物理学序論としての"という感じ。 数式の物理的意味とか、物理の概念なんかを知りたいのならこちらがいいと思います。 面白いです。 ただ、問題を"解ける"ようになるのは前者かなぁと思います。 問題集なんかを買ってちゃんといっぱい解いていった方がいいかと思います。 個人的には読み物ならやっぱりファインマン物理学を気合いれて読むといいと思うんですけどね・・・ 私のように機械系に関係する感じだったら、剛体運動の場合には、機械力学や工業力学関係の本なんかで勉強するのもいいかなと思います。

plnn8
質問者

お礼

『物理学序論としての力学(東京大学出版会)』について触れて下さり、参考になります。 >数式の物理的意味とか、物理の概念なんかを知りたいのならこちらがいいと思います。 それは面白そうな本ですね! 根本的なところを理解するのは正確には難しいでしょうけれど、 理解出来たらきっとそれぞれの事象ごとに関してでなくて、1つの考えで様々な事象が分かるのではないかと思います。 しかし、練習不足の感があることからしても、きっと『物理入門コース(1) 力学』から読み進めた方が良さそうですね。 『ファインマン物理学』にはまだま程遠いようです・・・。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • vingbing
  • ベストアンサー率35% (11/31)
回答No.2

私としては、「ファインマン物理学」を腰を据えてお読みになることをお勧めします。 それが難しいとすると、高校までの物理をすこし勉強しないといけないのかもしれません。 その場合は、駿台の参考書で、山本義隆さんがかいたものが(昔は)あったのですが、それなんかがよいような気がします。 あとは、積分が面倒だから力学がわからないのか、 そもそも力学がわからないのかを見定める必要がある気がします。

plnn8
質問者

お礼

『ファインマン物理学』、確かに良書という声を聞きますが、 それが解るためにはやはり基礎からやり直さなければならないのでしょうか・・・。 積分に関しては問題がないと思うので、力学自体があまりつかめていないのかもしれません。 むしろ数式ばかりを追いかけているばかりになってしまって、実態としてつかめてないといいますか・・・ 自分でも"分からない"ということを説明するのは難しいものです。 >駿台の参考書で、山本義隆さんがかいたものが(昔は)あったのですが 『新・物理入門』(山本義隆著)とは違うのでしょうか。 そういえばこの本は先生が授業で参考書として薦めていた本でした。 参考にしたいと思います。ご回答ありがとうございました。

回答No.1

>・物理入門コース(1) 力学(岩波書店) これが一番初心者向けのオーソドックスで無難だと思います。 これを教科書に指定している大学も結構見かけます。 とりあえずすぐ力学を使えるようになりたいという人向けです。 その他、私が分かりやすいと感じた教科書では、 ●力学・解析力学 (岩波基礎物理シリーズ 第一巻) があります。 初学者には分かりやすく纏められていると思います。 ファイマン物理は、中級者向けで、もう一歩踏み込んだ理解をしたい人向けです。 ファイマン物理を読むなら、 ●「ファインマン物理学」を読む 力学と熱力学を中心として(講談社) を読んでからファイマン物理を読むと、多少理解しやすくなると思います。 私としては、力学をやるなら、 ●ゴールドスタイン 古典力学 上巻(吉岡書店)がオススメなのですが、 ファイマン物理と同じレベル位です。(ちなみに下巻が解析力学中心の内容です。) これ一冊理解すれば古典力学は制覇という本だと思っています。 >・物理学序論としての力学(東京大学出版会) については、手元に無いので分かりません。 とりあえず、自分にあった本を見つけるのが一番です。 教科書選びに失敗しないコツは、 図書館へ行って、自分の目で本を見てみて、 読みやすい本を選べば間違いありません。 その本に不満を感じるようになれば、次のレベルの本を買えば良いのです。

plnn8
質問者

お礼

先々のことを考慮して、たくさんの参考書を挙げて下さり助かります。 愚かなことに、図書館へ行けばいいということを失念しておりました。 昨日早速足を運んで、まずは初級者向けとして挙げられていた2冊を借りて読みすすめているところであります。 あとは自分に合うか合わないかの問題になってくると思うので、ご回答を参考に検討したいと思います。 情報が少なく困っていたところを、ご回答ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 大学の力学の参考書について質問です!

    僕は今年大学の電気電子学科に入学しました。そこで力学の参考書についておすすめのものを教えてほしいです。初級と中級用のものをほしいと思っています。 今、初級用に「力学 (物理入門コース1)- 戸田 盛和」か「物理学序論としての 力学 (基礎物理学1)- 藤原 邦男」中級用に「力学 1 質点・剛体の力学- 原島 鮮」か「ファインマン物理学〈1〉力学」を買おうかと思っています。どちらがいいか教えてほしいです。また他におすすめの参考書がありましたらそれも教えてください。

  • 量子力学のテキストについて

    阿部龍蔵『量子力学入門』(物理テキストシリーズ)と砂川重信『量子力学』(どちらも岩波書店)の相性はどうでしょうか? 2冊を合わせて購入しようかと検討中です。 阿部『入門』をやってから砂川『量子力学』をやれば理解できるでしょうか?

  • 力学と解析力学の本

    力学と解析力学について質問があります. いま,ゴールドスタインの古典力学,ランダウの力学,ファインマンの物理学,の本を持っているのですが,ゴールドスタインとランダウが解析力学で,ファインマンの本が力学という理解であっていますでしょうか? また,力学の名著は,プリンシピアの他に何かありますでしょうか? よろしくお願いいたします.

  • 微積物理の参考書

    微積物理をはじめようとしている高校生です。 そこで微積物理の入門となる参考書と問題集を探しています。もしご存知なら教えてください。 受験参考書でなくてもよいです。また大学生向けの超入門書でもかまいません。 探した範囲では 受験参考書 新・物理入門 理論物理への道標 大学生向け ファインマン物理学 大学生なら知っておきたい物理の基本 力学編 理系なら知っておきたい物理の基本ノート 電磁気学編 問題集 SEGハイレベル物理 入門者向けの本はあまり見当たりませんでした。

  • “大学の物理の勉強”

    現在、工学部の学生です。 今、力学の勉強をしていますが、授業では、ほとんど指定された教科書(物理学の基礎 力学 ハリデイ/レスニック/ウォーカー共著 培風館)を使っていません。教科書も正直、読みにくいです。授業始って、7回目くらいですが、先生の板書を写して、復習して、終わるカンジで、ノート見ても、内容はわかるのですが、どこか不安です。なにか良い勉強、または、参考書を教えてください!!気になっているのは、“物理入門コース1 力学 岩波”ですが、今さら、買ってやるのは、遅いですかね??

  • 物理本(ゴールドスタイン,ファインマン,ランダウ)

    物理学の専門書で,よく以下の3つが名著と言われていると思いますが,それぞれどういう点で名著なのでしょうか? ・ゴールドスタイン古典力学 ・ファインマン物理学(力学) ・ランダウ=リフシッツ理論物理学教程 また,読む順番はどれがいいでしょうか?いま私はゴールドスタインを読んでいて(と言ってもまだ20ページくらい),読み終わったらファインマン,ランダウの順に読もうかと思っているのですが,お勧めの順番はありますでしょうか? よろしくお願いいたします.

  • 大学の物理学の勉強の仕方(独学)

    大学の物理学の勉強の仕方(独学) 某旧帝大を受験し、春から大学生になるものです。(合否はまだ出ていませんが…) 自分は物理学科に進み、理論物理学を勉強していきたいと思っています。 1年は物理学科に所属せず一般教養なので、1年の勉強と独学でどんどん物理の勉強をしていきたいと思っています。 高校時代に東進の苑田先生の映像授業(ハイレベル物理)を受講し、参考書は新物理入門、問題集は体型物理を使って勉強していました。ですので、教養レベルの物理の基礎はできてきていると思います(初等的な微積分を使った公式の導入などはマスターしました) 春休みのうちに、ファインマン物理学と物理学序論としての力学、新物理入門の原子物理の範囲、 物理数学として初等的な線形代数、解析を勉強しようと思っています。 上記のような勉強の仕方を計画しているのですが、もっとこうした方が良い などのアドバイスがありましたらお願いします。(◯◯の本もやっとけ など) それと、「大学生になるなら/物理を勉強する気なら この本を読んどけ(洋書でも構いません)」というような本がありましたら教えていただけるとありがたいです。(以前朝永先生の本を読んだことがあります) 高校時代物理は得意科目で、大好きな科目でした。将来は物理を仕事にしたいと考えております。 回答よろしくお願いいたします。

  • 書店の参考書で4大力学の独学について

    3流大学、いや4流大学、つまり下の下の大学を1年時に中退しました。 一応機械工学科でした。 その後、やっぱり理系職しか考えられず小さな会社だけど 未経験でも機械設計をやらせてもらえる会社で働くことになりました。 機械は産業機械です。最近よくTVなどにでる生産ラインにある機械です。 例えば食品メーカーなどの生産ラインにある機械です。 建設機械や半導体や家電などとは違います。 お聞きしたいことは、大型書店などの工学(機械関係)コーナの書棚にいくと、 機械力学や材料力学の書籍が各社から沢山出版されていますが、 これをやることで大学の授業で習うことの8割くらいは習得できるでしょうか。 自分としては、大学で習うであろう4力学を独学でやろうと思っています。 中退したために、4力学の授業は受けておらず教科書も既にありません。 大学で習うレベルを独学で得たく、書店にあるものを1冊勉強することで、 同等レベルを得る事ができるなら、頑張ってやろうと思います。 それとも書店にある参考書は、大学の授業に比べれば到底低いとうことであれば 違う学習方法を考えなければいけません。 個人的に思っていることをザックリいうと、 大学中退(ほぼ高校卒と同じ) ⇒ 設計には4力が必要と思われる(それだけではないが) ⇒ 4力を習っていない ⇒ 書店には4力の参考書が売っている ⇒ その参考書を使って勉強すれば大学の授業と同等のものを 得ることができるのではないか 参考書なのでハイレベルに絞った内容にはなっていないと思います。 同じようにローレベルな内容でもないと思います。 どんな人が買いにくるかわからないので、中間レベルくらいではないかと思っています。 もし参考書で独学して中退した分をカバーできれば、少しでも基本的なことや基礎が身につき 次のステップアップにつながると思っています。 実務経験があり、大学を卒業なされた設計者の皆さん、ご意見お願い致します。 因みに入社した会社は、大学時代に習うであろう4力学や高校時代に習った物理などは ほとんど使っていなく、感覚的な設計です。 設計と言うイメージからは強度計算や力学を考えて設計すると思っていたが、 そういった計算は皆無に等しく、強度的に弱そうなら頑丈に分厚くしておけばOKなノリです。 自分がこの会社に入社できた理由も少しわかる気がしました。 ただ、それは良くないと思いました。 大卒と同等レベルになるために、4力以外に勉強する必要なものがありましたら 教えていただけませんでしょうか。 大学を卒業していないため、大卒者がどんなことを学校で勉強してきているのかわかりません。 まずは大卒と同等レベルになり、 基礎を固めると言うか良き設計者となれる準備と言うか段階を踏みたいです。 宜しくお願い致します。

  • 量子力学を学ぶための教科書

    独学で量子力学を学びたいと思っています。大学一年です。 今使っている教科書(アトキンス物理化学要論)が初心者向けなのか、内容は読みやすくスラスラ進めるのですが、そのぶん正確さに欠けるというか、難しいところは誤摩化して先へ進んでいるような感じがします(そもそも量子力学の教科書ではないのであまり深くは突っ込んでいないのかもしれません)。 そこで、一人でもなんとか読めるような量子力学の教科書(参考書?)を教えてほしいです。 今、候補に挙がっているのは「ファインマン物理学」で、僕もI(力学)はもっていて、内容が面白くて読みやすいので、できれば使いたいのですが、いきなり量子力学に入って内容を理解できるものなのでしょうか? やっぱり順番にやっていかないとダメですかね?

  • 大学物理と 新物理入門という参考書について

    私は今高校2年生です 私は大学以降学習する物理に興味があります 特に高校物理の延長であると思われる古典物理学をもっと深く学びたいと思っています 大学の教科書は高いものが多くて手を出しづらかったのですが、新物理入門という高校生用の参考書(中古ならかなり安い)が「高校物理と大学物理の橋渡し」 「大学初年度の内容に相当する」 と言われているのを聞きました 新物理入門の内容を知っていて、大学で物理学を学ばれたにお聞きたいのですが、新物理入門は本当に大学初年度レベルの参考書なのでしょうか だとしたら購入して勉強しようと思うのですが…回答よろしくお願いします