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徒然草のなかの、文法で「老いぬ」について教えてください。

fumkumの回答

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  • fumkum
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回答No.3

おはようございます。 完了の助動詞「ぬ」の意味ですが、完了・強意(確述)・並立の意味を持っていますが、一般に完了の意味で使われることがほとんどです。同じ様な助動詞に「つ」がありますが、「つ」は意識的な動作の完了を表すのに対し、「ぬ」は無意識・自然な動作の完了に用いています。そのため意味的には「~た」「~てしまう」「~てしまった」とするのが一般的ですが、その裏には「(自然に)~てしまった」のように「自然に~」に類する気持ちがこめられているようです。 さて、「「・・・・月日を送れば」のあたりも過去の意味になってくるんでしょうか。」の部分ですが、「送れ」が四段動詞の已然形、「ば」が接続助詞で、「已然形+ば」の形で「(順接の)確定条件」を作っていると考えられます。確定条件は、すでに起きたこと(過去の出来事)を前提に、(順接なので)その当然の結果が後の文になる条件で、「~ので」tp訳すのが一般的です。「目の前のことにのみ紛れて月日を送」ったので、「身は老いぬ」ということです。確定条件ですから、「・・・・月日を送れば」には当然過去の意味があります。「老いぬ」の意味ですが、確定条件下なので、「(月日を送ったので-自然に)老いてしまった」としたほうが良いように思います。 「ゆ」はヤ行上二段動詞「老ゆ」の活用語尾です。ただ、ヤ行は現在では使われていませんが、「ヤ・イ・ユ・エ・ヨ」と変化します。「イ・エ」の部分がわかりずらくなっていますが。活用は「老い・老い・老ゆ・老ゆる・老ゆれ・老いよ」です。蛇足です。 連用形は本来下に用言が来る=用言に連なるので連用形ですが、助動詞の接続のほうが優先されます。他の方も言っておられるように完了の助動詞「ぬ」の接続は連用形なので、「ぬ」の上には必ず連用形がきます。ですから「ぬ」の上の「老い」は連用形ということになります。 脈絡のない回答となりました。参考程度に。

lemon12321
質問者

お礼

こんばんは☆ お返事が大変遅くなってしまってすみません。。 文法がうまく理解できないみたいでお礼をうまく書くところまでできませんでした。 もう一回印刷してマーカーしてみたら多分少しわかると思います。 こんなわたしに教えてくださってありがとうございました。 ありがとうございます☆

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