- 締切済み
真珠湾攻撃について
真珠湾攻撃に参加している航空隊の90%の方は終戦までに亡くなっているって聞いた事があるんですが本当ですか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- yatiyochan
- ベストアンサー率66% (116/174)
ご質問の件に関しては、秦郁彦・編「全調査 真珠湾に殺到した七百人」、『増刊 歴史と人物 秘録・太平洋戦争』中央公論社 82年所収という記事が参考になります。 真珠湾第一次攻撃隊の空母「瑞鶴」艦爆隊25機(搭乗員50名)を除く全参加者(720名)の氏名・階級・出身期そして消息を記録したもので、これによれば戦死者573名、殉職・戦病死者32名、生死不明者5名となっており、死亡率80・1%。生存者のうち少なくとも25名が負傷しており、うち数名は再起不能のため免役となった、とのことです。
- kawakawakawa13
- ベストアンサー率25% (514/2010)
大東亜戦争時の帝国海軍の戦争指導を考えれば、それでも「高率」ではないでしょうか? 例えば「零戦」は、緒戦時、連合国側の戦闘機を圧倒して、損害は無かったような記述を見ますが、実情はほぼ互角、防弾性能の良さから、米軍パイロットの死傷率の方が低くかったと思います。 今ではよく知られていることですが、零戦の強さは、機体の性能というより、パイロットの技量によるところが大でした。 また、攻撃機、爆撃機のパイロットも、被弾に弱い低速な機体、米艦のシステマチックな迎撃態勢とVT信管を始めとするレーダー連動射撃システムで、攻撃の成功率というよりも、攻撃隊の生還率自体が低下しています。 更に、ミッドウェー以降のソロモン海域での航空自滅戦で、本来は後方に下げ、パイロットの育成に当たらせるべきベテランパイロットを消耗してしまっています。 その、もっとも象徴的な出来事が、母艦パイロットを陸揚げし、基地航空隊として、無駄に消耗したことです。 「母艦から発進して、攻撃し、帰還できる」ということは、最も難しいことです。 そのパイロットを、使いつぶしてしまっているのですから、真珠湾の荒鷲達といえど、生き残るのは難しいでしょう。
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (678/1421)
第一航空艦隊・第5航空戦隊・瑞鶴戦闘機隊を例に取ると、23名中で終戦まで生き残ったのは3名ですから、死亡率86%に成ります。 (ちなみに生き残った中には、最強の零戦パイロットと謳われた岩本徹三氏がいらっしゃいます。) なお、ミッドウェイ海戦での搭乗員の犠牲は、赤城7名、加賀21名、蒼龍10名、飛龍72名と飛龍以外はさほど多くなかったりします。 (多くの搭乗員が満足な戦闘をすることも無く、乗艦の総員退艦命令が出てしまった為) ミッドウェイ海戦に参加しなかった翔鶴・瑞鶴の隊員は、南太平洋沖海戦で大きな被害を受けますが…。 結局、真珠湾攻撃参加組みの大部分が戦死していったのは、艦載機をラバウルに進出させた1943年11月以降になります。 (艦載機を乗せる空母が無いのですから仕方ないのですが…。) 前述した第一航空艦隊・第5航空戦隊・瑞鶴戦闘機隊で1943年11月時点でも14名(60%)が生存しています。 (ラバウル・マリアナ・台南沖・フィリピンで亡くなって行きますが…。)
- k99
- ベストアンサー率47% (491/1025)
真贋不明ですが http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1021582730 の回答者の言を信ずるならば、攻撃参加者の終戦時に於ける生存率は19.7%となります。 その意味では回答は「ウソ」ということになります。 なお、真贋を判定するために。 総員のリストは http://homepage1.nifty.com/kitabatake/rikukaigun36.html にあり、あとは戦死者を丹念につぶすだけ。 がんばってください・・・
- 風車の 弥七(@t87300)
- ベストアンサー率24% (1392/5660)
本当です。 大多数の搭乗員はミッドウェイから南太平洋海戦までに戦死しました。 海軍の搭乗員に対する思想は「搭乗員は消耗品」でした。 昭和18年10月までにほとんどの搭乗員は消耗し尽くしました。 あわてた海軍は急いで搭乗員の補充をしましたが間に合わずに未熟なまま¥実戦配備されてしまいました。 このせいで昭和19年のマリアナ沖海戦では出撃機のほぼ全機が撃墜されると言うぶざまな負け方をしています。