• ベストアンサー

スピロピランの光異性化

スピロピランは紫外線の照射でメロシアニンに異性化し、メロシアニンは可視光の照射でスピロピランに異性化されることを知りました。 どちらも光励起による異性化ですが、紫外線か可視光かは、スピロピランとメロシアニンのエネルギーの違いに起因するのでしょうか。

  • 化学
  • 回答数1
  • ありがとう数0

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#160321
noname#160321
回答No.1

日本語を分かり易く使いましょう。 >スピロピランとメロシアニンのエネルギーの違い って何? エネルギーというものは「差」があって初めて意味があるものです。 スピロピランが紫外線を必要とするのは「励起」されるために大きなエネルギーを必要とするため。 メロシアニンが可視光で異性化するのは「励起」されるのにより少ないエネルギーで足りるから。 光化学をもう少し勉強して下さい。

cyokiko
質問者

補足

回答ありがとうございます。重ねての質問で申し訳ないのですが、この場合もアゾベンゼンと同様に、紫外線による励起はπ-π*遷移のエネルギー差、可視光による励起はn-π*遷移のエネルギー差に対応していると考えて良いのでしょうか。

関連するQ&A

  • 教えてください、お願いします。

    1,1,3-Trimethylinodolinobenzopyrylospiran(スピロピラン)は、紫外線照射で分子内分極をし開環し、可視光照射で閉環し元に戻る物質です。 このスピロピランの閉環体と、開環体の光の吸収極大波長がわかりません。 どなたかご存知の方がいらっしゃったら、または、記載されている書物、サイトなどありましたら宜しくお願いします。

  • スピロピラン

    スピロピランにUVを照射するとC-O結合が切れるのはなぜですか? また、vis照射で元の構造に戻るのはなぜですか?

  • 紫外可視吸光度測定法について

    紫外可視吸光度測定法の問題で・・・ 「紫外吸光度測定法は電子エネルギーの吸収を利用したものであり、可視吸光度測定法は原子核間の振動エネルギーの変化を利用したものである」 という文が正しいか間違っているのか考えているのですが、ちょっと困っています。。 紫外可視吸光度測定法というのは、簡単に言えば、紫外線から可視光線まで波長を変えた光を試料にあてていって、試料中の物質の電子が光のエネルギーを受け取って励起(電子遷移)する現象を利用して、その励起の度合いをそれぞれの波長で測定するわけですよね?ということはこの問題の答えは「×」だと思うのですが、本を見るとなんか可視部と紫外部で違う、というようなことが書いてあってよくわかりません。 どなたかわかる方がおられましたら教えてください。 よろしくお願いします。

  • 光回復酵素について

    光回復酵素の可視光による活性化についての質問です。 紫外線による突然変異体を作成していますが、この酵素のために 紫外線照射後しばらくは可視光を遮断する必要があるようなのですが、 細菌では一般的にどれくらいの時間、可視光を当てると光回復酵素が 活性をもち修復を行うのでしょうか?

  • 紫外-可視分光法について質問です。

    紫外-可視分光法について質問です。 いまいちなぜ分子が基底状態から励起状態に励起されることが重要になるのかがよくわからないのですが E=hc/λ から、エネルギーがわかれば波長がわかるってことでいいんでしょうか。 あともう一点紫外可視分光法とは何を調べるものなんでしょうか。

  • 赤外吸収 IR について

    光についてほとんど知識のないものです。基本的な質問をさせてください。 物質に赤外線を照射すると、それを構成している分子が光のエネルギーを吸収し、量子化された振動あるいは回転の状態が変化する。したがって、ある物質を透過させた赤外線は、照射した赤外線よりも、分子の運動の状態遷移に使われたエネルギー分だけ弱いものとなっている。この差を検出することで対象分子の振動・回転の励起に必要なエネルギーが求めるのが赤外分光ですよね。 これって何で赤外線でないといけないのでしょうか?可視光や紫外線やx線みたいな電磁波でもまったく同じ現象が起こりそうな気がするのですが。だとしたら別に入射させる光は赤外線でなくてもいいと思うのですが吸収されないのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

  • 紫外・可視領域の分子の吸収スペクトルについて

    「紫外・可視領域の分子の吸収スペクトルが幅広になる理由を述べなさい」という問題について、ご教授願います。 講義の内容や、文献をあたった結果から以下のように自分なりに考えました。 「分子が紫外線や可視光を吸収すると基底状態にあった電子が励起され励起状態となる。このときのエネルギー差に相当するエネルギーを持った波長の光が吸収されスペクトルとなる。しかし、分子の持つエネルギーはほかに、振動エネルギーや回転エネルギーなどがあるため、実際に吸収するエネルギーの値は一定ではなく幅を持ったものとなる。このため、吸収される光の波長にも幅が生まれ結果としてスペクトルに幅が生まれる。」 この内容について、合っているか間違っているかを教えて頂きたいのが1点目の質問です。 そして、課題のヒントとして 「分子の基底状態は振動により核間距離に幅がある。フランクコンドンの原理にあるように吸収は核間距離を変化させずに起こる。基底状態から励起状態に遷移するためには励起状態に存在を許容する準位がなければならない。といったことを考えよ」 というものが与えられたのですが、これをどのように考えたらいいのかがわかりません。これが2点目の質問です。 以上の2点について、考え方の方向性やヒントを示していただけるだけでも構いませんので、ご解答をお願いします。

  • 励起光(吸光)と発光の波長の違いについて

    物質に光を照射したときの励起光と発光のエネルギーは異なるようですが、なぜ異なるのかわかりません。 また、等しくなるものは存在するのでしょうか? 分かる方回答お願いします。

  • 光は電磁波?

    光は電磁波だと聞きましたが、どういう事でしょうか? もしかして赤外線や紫外線も電磁波で、そのうち可視光線が光として見えているという事でしょうか?

  • 近赤外線で励起する化学物質ってあります?

    普通の化学物質って、紫外線や可視光線で励起するんですよね。 例えば、硫酸銅水溶液は黄色の光で励起するから 青の光が通過して青く見えるとか。 こんな感じで、近赤外線を吸収する物質ってありますか? (メジャーではない物質はいいです)