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電灯主幹CKSについて
電灯で中性欠相したらなぜだめなのですか? 初心者なので優しく御願いします
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- idletime
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中相欠相が危険(機器破損、火災)なのは回答並びに電気工事士等の教科書に基本としてありますが故にCKSの中相欠相をさせない為にヒューズでなく絶対切れない銅バーを使用しております。 主幹、分岐同様です。CKSは古い設備に使用されましたが今は欠相保護付きのNFB、漏電ブレーカ等あり安心です。昔は外線V変圧器入れ替え工事で良く100V回路の所に200V結線をしてしまい一般家庭のテレビ、電化製品パーとなり補償した話しもよくありました。
- fujiyama32
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単相三線式の接続図を描いてみましたので、これを見ながら考えて下さい。 1)が中性線が正常に接続されている場合です。 2)が中性線が断線した場合の接続図です。 1)の場合、負荷である抵抗器R1とR2にそれぞれ正常にAC100Vが加わっています。 また、それぞれに流れる電流と消費電力は図示の数値になります。 2)のように中性線(×)が断線しますと、抵抗器R1とR2が直列に接続された状態 になります。 この状態で抵抗器の両端に両端にAC200Vが加わりますので、流れる電流と消費 電力は図示の値になります。また、それぞれに加わっている電圧値にも注意 して下さい。 この数値の如く、抵抗器R1の印加電圧がAC150V、消費電力は150Wとなります。 もともとAC100V 66.7Wに耐えるように製作されていた抵抗器ですので焼損して しまいます。 数値の決まった抵抗器の例で示しましたが、電灯でも、その他の機器でも同様 な現象が発生します。 以上により単相三線式において中性線が断線した場合や接触不良などが発生 しますと重大事故(最悪火災発生等)が発生する可能性があります。 現在ではこの現象を検出し、直ちに遮断する機能を持ったブレーカや漏電 遮断器が製作されています。
- kichikara
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どのくらい初心者なのでしょうか。下の説明でまだ不明点あれば補足してください。 **************************************************** 今、単相三線式200/100V回路にそれぞれ負荷A:300Wと負荷B:100Wが接続されているとして R ○------------------------○ 【電圧:100V】 【負荷A:300W】 N ○------------------------○ 【電圧:100V】 【負荷B:100W】 T ○------------------------○ R相電流:3A N相電流:2A T相電流:1A 負荷A:300Wの両端に掛かる電圧:100V 負荷A:300Wに流れる電流:3A 負荷B:100Wの両端に掛かる電圧:100V 負荷B:100Wに流れる電流:1A です。良いですか。 さて、この回路でN相断線すると下の様な回路になります。 R ○------------------------○ 【電圧:100V】 【負荷A:300W】 N ○- -○ 【電圧:100V】 【負荷B:100W】 T ○------------------------○ つまり、単相二線200Vに、負荷A:300Wと負荷B:100Wが【直列に】接続されている状態となります。 R相電流:2A N相電流:0A T相電流:2A 負荷A:300Wの両端に掛かる電圧:150V 負荷A:300Wに流れる電流:2A 負荷B:100Wの両端に掛かる電圧:50V 負荷B:100Wに流れる電流:2A となってしまうことを確認してください。 この様に、R-NとN-Tとで負荷にアンバランスがある場合、N相断線により電圧にアンバランスが生じます。 負荷が全部、単なる電熱器なら問題は無いかもしれませんが、100Vコンセント回路ならテレビとか洗濯機とかがつながっているはずなので、定格100V機器に対して、これから大きく外れた電圧が掛かると、壊れたり動かなかったりします。 と云う訳で、中性欠相させてはイカンのです。 いかがでしょうか。