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俳句について
良い俳句とはどのようなものなのでしょうか? 五・七・五などがちゃんとしているものがいいのでしょうか?
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- Ishiwara
- ベストアンサー率24% (462/1914)
(1)言葉が美しいこと (2)読む人の共感を呼ぶものであること もう一つ加えれば、すぐれた俳句は、情報量をたくさん持っています。つまり、読むたびに、字面に書いてない情景や感情が、次から次へと膨らんできます。 一方、これは作者と読者の共同作業でもあります。例えば「若葉して御目の雫拭はばや」という句では、読者が鑑真について知識や共感を持っていなければ、そのような膨らみは成り立ちません。 ですから、多くの名句やその解説を読むことが、「良い句とは」という問いに対する答を得る唯一の方法だと思います。
一般的に言いますと、 比較的多くの人がその作品を読んで、他の句に比べてつくりが変だというわけでもないのに印象が強く残ったものを言うのではないでしょうか。 比較的沢山の作品に接してきたひとにそういった感じを与えた句も良いといえる場合が多いのではないでしょうか。その典型として世に認められた選者のかたが目をつけられる句もそういったことが言えるわけです。 私の個人的な意見です。ご参考まで。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
NHKBS の俳句王国を良く見るのですが、そこでよく聞かれるのは、「言いたいことを直接的に言わずに、行間(と言うのかよく知りませんが)なり、余韻で表現することが大事」 みたいなことで、それが私は印象に残っています。 たとえば、悲しいとか嬉しいとか美しいとかいう形容を使うと悪句になるのかな、と思っています。 あと、説明調も好ましくないようです。 >五・七・五などがちゃんとしているものがいいのでしょうか? :については、やはり基本はそうらしいです。 ただ、崩す必然性があればそれでも構わない、ということはあるようです。 しかし、基本を崩すのですから、相当ツボに嵌った表現でないと違和感のみが表立ってしまうことになるのでしょう。 好みの問題ということもあるのかもしれないですが。