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アメリカの降伏勧告は信用に値するか。

ブッシュ大統領はフセイン政権とイラク国民を分断するために、降伏後に自由が保証されるようなことを言っています。同様のプロパガンダは第2次世界大戦の時もあったようですが、米国の戦後政策を見るとまったく信用するに足りません。 おそらくイラクの武装解除を強行に実施するでしょうし、おそらく主権を奪い、国防力の保持を認めないでしょう。また憲法を始めとする法律を押し付け、米国を正当化する教育などの宣伝を行い、いま米国が言っている以上の戦犯容疑を掛けるでしょうし、実際に多くのイラク人を拘束すると考えられます。 かつて日本に対し行った仕打ちを見れば信用に値しないと考えますが。もし信じるにたる証拠があれば回答お願いします。

  • SCNK
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  • 政治
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みんなの回答

  • cse_ri2
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回答No.3

>間接統治でも軍事占領は必要だと思いますよ。日本の場合も >間接統治方式でしたが、進駐されてました。まあ傀儡政権を >作るということでしょう。イラクに政権を維持できるだけの >勢力があるようにもみえません。結局、米軍の軍事力の >後ろ盾が必要でしょう。 間接統治でも、しばらくの間は米軍の進駐はあるかと思います。 しかしイラク軍の解体はなく、むしろ再軍備に手を貸すと私は 判断しています。 (解体されるとしても、共和国防衛隊に止まるかと) 日本を例に考えるとわかりやすいのですが、終戦直後はアメリカ は日本を徹底して非武装化しました。理由は日本の反撃を 恐れたからでしょう。 また、終戦直後は中国の蒋介石が新米政権だったので、日本 が非武装地帯でも共産主義者と戦えると判断したのかもしれません。 しかし、中国内戦で蒋介石が台湾に追われるあたりから、 アメリカは日本を再武装する方向へと動きはじめます。 その流れを決定付けたのが朝鮮戦争であったことはいうま でもありません。 それではイラクの場合はどうでしょうか。 イラクの周囲には反米姿勢をとるイランやシリアといった 国があります。 これらの国に対抗するには、米軍をイラクに駐留させて抑止力 とする手段と、イラクに親米政権を発足させ、イラク軍を 強化することで抑止力とする手段が考えられます。 ブッシュ政権内部には、チェイニー副大統領・ラムズフェルド 国防長官といった強硬派と、パウエル国務長官らの穏健派 がいますが、どちらが主導権をとるかにかかってくるでしょう。 それから経済情勢もポイントですね。大国アメリカといえども、 サイフの中身は無尽蔵ではありません。 イラクの石油権益にしても、短期間では利益はあがらない のです。 もしアメリカのブッシュ政権が穏健派主導でイラクの戦後 政策をとるのであれば、イラクに親米政権を発足させる方向に 傾くでしょう。 当然、戦後処理や外交政策でさまざまにくちばしを突っ込む とは思いますが、主権を奪うところまでは進まないはずです。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3287)
回答No.2

アメリカは戦後のイラクをどうするつもりか。 まだ結果が出ていない(それどころか戦争もはじまっていない) ので何とも言えないですが、少なくともブッシュ大統領が 言っているような民主主義がイラクに根付くとはとうてい 思えません。 イラクはアフガニスタンと似たような面があり、多民族の 国家です。宗教もイスラム教とはいえ、スンニ派とシーア派 という歴史的にも対立してきた宗派が存在します。 アメリカの選択肢は二つです。 イラクに大軍を常駐させて、長期間軍事占領下におくか、 適当にアメリカの言うことを聞きそうな人を探して、その人 を戦後のイラク政府の首脳に任命して間接統治を行うかの どちらかです。 アメリカ軍が直接イラクを占領すれば、国防力の保持を認め ない・イラク国民に親米感情を植え付けるといった政策を 取ることもあるでしょうが、後者の間接統治形式にした場合 はそうもいかないでしょう。 対イランの防波堤にするために軍隊もそこそこは持たせる でしょうし、戦犯もフセイン一派だけに留めると思いますよ。 そして、おそらく占領コストの面から推察すると、直接統治 ではなく、間接統治を取るものと思われます。 ただ私も今の時点では推測しかできません。 アメリカが多大な軍事費の支出を覚悟して、直接統治をする 可能性もなくはないです。 ただアメリカの財政も尻に火がついており、たぶんそうは しないだろうと思います。

SCNK
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 間接統治でも軍事占領は必要だと思いますよ。日本の場合も間接統治方式でしたが、進駐されてました。まあ傀儡政権を作るということでしょう。イラクに政権を維持できるだけの勢力があるようにもみえません。結局、米軍の軍事力の後ろ盾が必要でしょう。 直接統治方式はドイツや朝鮮半島の南半分に実施したのと同じですね。 結局、自治とは名ばかりで、外交権や防衛力さえ与えないような気がします。日本が当初そうでした。米国自身昭和23年に占領政策の誤りを認めています。

  • Traja
  • ベストアンサー率19% (107/546)
回答No.1

確かに、誤りもありましたし、押しつけの部分もあったかもしれません。 ただ、少なくとも方向性としては正しい方向であったと理解しています。 >かつて日本に対し行った仕打ち って具体的にはどの様なことを前提にされているのでしょうか? 漠然と良かったか悪かったかと言われたら、良かったと答えたいですね。

SCNK
質問者

お礼

米国は昭和23年に占領政策の誤りを認め、マッカーサーも日本国内で2.1ゼネストや共産党の武装闘争、朝鮮動乱が起きて、米国による方向転換を認めざるを得なくなりました。これによって、かなりマシになったにすぎません。 当初の日本に対する占領政策はかなり酷いものです。まず外交自主権は完全に奪われました。スイスと交渉しようとした東久邇宮内閣は、米国の圧力により交渉を認められず総辞職しました。それから国防力は完全に武装解除されています。憲兵隊による警察強化や禁衛府も解散させられています。特に民政局による政策はプレスコードや信書の検閲が行われ、日本を悪者にした映画による宣伝を行っています。ポツダム政令によって誰でも令状なしにMPによって拘束されましたし、公職追放も大変なものです。日本国憲法が最たるものですが、そもそもポツダム政令の方が効力が上でした。 少なくとも占領前期の進駐軍の政策は悪かったとしか言えません。米国自身が認めているのですからどうしょうもありません。

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