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フィンランド語で「落第」は?

フィンランドでは落第は「もう一年よくがんばる子」として高く評価されると聞きました。 日本語で「落第」「留年」ということばはどうしてもネガティブなイメージが付きまとうのですが、 フィンランド語で「落第」を意味する言葉は、どのような語源から来ているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mide
  • ベストアンサー率44% (333/745)
回答No.2

フィンランド語では「落第」とか「留年」のように簡潔な表し方はないと思います。Jaada luokalle(Jaadaのaはそれぞれウムラウト記号の¨が付いた字)としか言えないのではないでしょうか。これは単に「同学年に残る」という意味です。しかしそれほどよく起こるわけではありません。 義務教育9年の後に,第10学年(kymppiluokka)に入ることはもう少し一般的です。 高校,大学で試験に通れずに単位や学位が取れないことは口語で reputtaa といいます。

kokohagw_s
質問者

お礼

ありがとうございます。 留年はあまり一般的ではないんですね。 日本でも公立高校には補習科というものがありますが、これは多分に大学入試のため。 フィンランドの第10学年はどんな意味合いなのか気になるので、少し本をさがしてみます。

その他の回答 (2)

noname#125540
noname#125540
回答No.3

日本ではそもそも「一回で次に進まなければならない」という前提があるので、「落第」という「落ちる」字を使ったのでしょう。 「留年」は、漢字そのものには必ずしも悪い意味があるとは思いませんが、学校の場合は「同じレベルに留まることは悪いこと」なので、良くない意味の言葉です。 ヨーロッパでは、と言っても国によるのでしょうが、 留年の概念が日本とは異なる国々があります。 (試験に落ちたりするのは、やはり好ましくはないのでしょうが・・・) 教育制度や考え方の前提が違えば、それに当たる単語や意味合い、イメージも違ってくるでしょう。 呼称の問題でなく、制度の違いだと思います。 フィンランドの教育については『フィンランド 豊かさのメソッド』という本で読んだだけなので実際の様子を知りませんが(旅行で数泊したことはありますが・・・)、本で読んだ限りでは、日本とはかなりシステムや考え方が異なると感じました。 落第というより、No.2の方がおっしゃっている「必要だと思う人はもう一年履修できる」という仕組みでしょうか。 これが落第や留年というほどマイナスのことではない、という意味なのでは? http://benesse.jp/blog/20050721/p1.html こちらはフランスの話。  ↓

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4938169.html
kokohagw_s
質問者

お礼

ありがとうございます! 興味があるのでまた詳しく調べてみます。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.1

ネットの辞書を調べた程度ですが、フィンランド語で「落第」を表すのに用いられる語のひとつに "ehdottomasti" というのがあるようです。 直接的な意味は、absolutely, definitely ということです。 語源の方は分りませんが、「徹底的に学ばせる」「これだけは何としても覚えさせる」という姿勢が反映しているように感じられます。

kokohagw_s
質問者

お礼

ありがとうございます。 「子どもが自分から第を落とした」という考えかたではなくて、 「子どもにこんな風になってほしい」という考え方なのかなと感じました。 日本の教育研究者のなかでも、 「落ちこぼれ」を「落ちこぼし」と呼ぶ方がいます。 子どもが自分から「落ちこぼれ」たのではなく、学校や授業というシステムが「落ちこぼし」たという考えかららしいです。

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