私学共済の年金掛金について

質問

私は今年5月で66歳になる私立大学の教員です。
年金は給与額との関係で支給停止状態になっています。しかし現在も
共済の長期掛金（年金）が給与から天引きされ続けています。

そこで質問なのですが、年金の支給停止期間とはいえ、年金がもらえる
状態であるにもかかわらず、まだ掛金を払わないといけないという仕組みがわかりません。事務担当者に尋ねたところ、在職中であるならば70歳になるまで給与から引かれるとのことでした。
実際に今天引きされている掛金は、退職後にもらう年金額に反映されてくるのでしょうか？どなたかご享受下さい。

回答No.1

kappa1zoku

事務担当者もいい加減ですね。もう少しきちんと教えてくれればいいのですがね。それともそれぐらいは分かると思ったのでしょうか？

「在職老齢年金」という言葉を聞いたことがある思います。年金は退職後の生活を保障するものなので、給与を貰っている人たちには支給を制限する制度です。
「６５未満の場合」「６５歳以上の場合」「７０歳以上の場合」の３通り」が考えられます。
もちろん、給与から引かれている掛け金は、退職後に支給される年金額に反映されますので、御心配なく。
あなたの場合は、「６５歳以上の場合」ですから、以下のようになります。
(1)基本月額（経過的加算と加給年金額を除いた年金額÷１２）と総報酬月額相当額の合算額が４８万円以下の場合は、全額支給されます。
(2)基本月額と総報酬月額相当額の合算額が４８万円を超えた場合は、その超えた額の1/2の額が支給停止になります。
(3)在職老齢年金が支給される場合は加給年金額も全額支給されます。
(4)老齢基礎年金は全額支給されます。

ただ、私学共済は、年金支給要件が＜老齢＞ではなく＜退職＞となっているはずですから、一般的な厚生年金と違います。
支給停止期間ではなく、計算上支給停止になるということですから所属している共済組合で確認してください。
問題は、在職老齢年金の制度だけでなく、６５歳までは高齢者雇用継続給付が行われていたのかもしれませんが？

やはり、老齢基礎年金はもらえるので確認をしたほうがいいですね。

お礼

ご丁寧な回答ありがとうございました。
すごく細かい計算になっているのですね。でも今の掛金も年金額に
反映することをきいて安心致しました。