• ベストアンサー

一才藤の剪定についてとその後の管理。

一才藤の剪定に疑問ありです。花が終わり花の房を切るとありますが、 樹から切り落とすのか?、葉?蔓?を2,3残し切り落とすのか?よく分からなくなっています。現在は2,3残して切り落とした状態になっています。。2,3の箇所から新しい葉?蔓?が成長し始めています。これでよいのでしょうか?今年初めての一才藤で悩んでいます。外に置いた状態ですが、今後の管理など詳しくご存知の方、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#115647
noname#115647
回答No.2

葉の数がすこし少ない様ですね。画像のように花の房の基部の葉芽を残した状態でよろしいです。これが左の葉のように伸びてきます。 葉は花後にどんどん増やしていって下さい。葉が増えすぎたら今度は日当たりや風通しを考慮して、葉が付いている基部から剪定します。 葉の量が適量になるまで剪定しますが、そのぐらいでなくてはいけません。 一才藤は藤のなかでは特別で、若木のうちから非常に花つきが良く、普通に施肥してかまいません。また花つきの良さは老木になってもかわりません。ですから花後は緩効性の肥料を置き肥して、週に1回液肥を与えて肥培するようにします。 藤(マメ科植物)は根の根粒菌と共生し、空気中の窒素を肥料にすることが出来ますが、一才藤の場合はあまり気にする必要はありません。 しかし窒素、リン酸、カリと肥料の三要素をバランスよく与えるようにします。 藤というのはある程度老成しないと花が咲かない、樹が若返ったら花が咲かないから肥料は控えめにする。などは一般的によく聞く言葉で、それは確かに当たっていますが、一才藤の場合はそれに当てはまらず普通に肥培して結構です。 むしろ花後の疲れを早く回復し、また樹にエネルギーを蓄えた方が良いのです。隔年開花(花が沢山咲いた翌年度は花数が減る。)の傾向はありますが、そのためにも肥培します。 従って藤の鉢植えで夏場によく行われる「腰水法」も一才藤の場合は必要ではありません。 (腰水法・・藤の成長を人為的に止めて老化させ、花つきを良くする方法。 7月8月あたりの花芽分化期に鉢の1/3を水に浸けるが、危険性があり元気のない藤では枯れることがある。) また幹に傷をつけて花つきを良くする方法もありますが、これも一才藤には必要ではありません。それほど一才藤は花つきが良いのです。 緩効性の置き肥はほぼ何でもよく、私の場合は「発酵済み油粕+配合肥料」の玉肥、コバエが発生しはじめたらIB化成肥料あたりをよく使います。 液肥はハイポネックス(原液)を1000倍に薄めたものを週に1回のペースで与えます。 与える時期は芽出しの3月、花時は避けて5~10月ぐらいまで与えます。 バラ並みですね。(笑) http://www.mc-agri.co.jp/gijutu/ib_s1.html http://www.hyponex.co.jp/catalog/index.html もう少しするとツルが伸びてきますが、これは切らずに支柱のようなものに絡ませます。あまり沢山ツルが生えるようでしたら余分なものは切っても結構です。 落葉すればツルは全て切っても構いませんが、翌年は木質化したツルに花が咲く事もあります。 藤は水を好みますから、土の表面が乾いてきたら十分に水遣りします。 ただし土の排水性は良くなくてはなりません。植え付け時、植え替え時は土を吟味します。 赤玉土(小粒)+腐葉土+山砂類が良いでしょう。それぞれ5:3:2ぐらいの割合です。9号鉢以上になれば赤玉土は中粒も幾らか混ぜるようにします。 根張りはかなり良いですから、7号鉢以下は毎年植え替えます。8号鉢以上は2年に1回植え替えます。 根はあまり切り詰めないようにしましょう。「藤巻き」という言葉もあるくらいですから。 また元肥としてマグァンプKの大粒や中粒を土に混ぜ込むと良いです。リン酸の多い長期間効く肥料です。 植え替え時期は落葉期です。11月か3月あたりが良いでしょう。 画像は「長崎一才藤」。購入後15年ぐらい経っています。最初は6号プラ鉢に入っていましたが、今では12号鉢になっています。開花は4月上中旬の早咲きです。芳香もありますね。

kochine_ne
質問者

お礼

Hoojanoさん、とても詳細な管理方法をお教え頂き有り難うございます。とても安心致しました。。マンションのベランダでの管理でして、考え込んでおりました。投稿の画像で分かりにくいかと思いますが、上に向かっている切り口は葉の切り口でございます、伸びすぎの葉を剪定したほうがいいとの情報を元にカットしてしまったのでございます。。葉の生育が遅く、花は20房ほどつき綺麗に咲いてくれたのですが、花終わり後に大きな房には葉がつき、小さなものはやっと葉が芽吹き始めております。なるほど。。葉のカットは必要なかったですね。。頑張ってみます。花終わりの頃から、発酵固形油かす(大粒)2粒を鉢の上に乗せてあげております。新たな疑問なのですが、鉢にはヤマゴケを配してありますが、ヤマゴケは無いほうがよいでしょうか?。。それにしてもHoojanoさんの長崎一才藤、素敵に成長されていますね。15年ですか。。素晴らしいですね。。日々の手入れが窺われます。本当に詳細かつ分かり易い回答を頂き有り難うございました。感謝いたします。

その他の回答 (3)

noname#115647
noname#115647
回答No.4

また再回答します。 水遣りは朝夕1回ずつと決め付けないで下さい。 先日の暑さではそうしましたが、今日などは小雨模様の曇天で割合涼しく、今日はまだ朝から水遣りしておりません。 水遣りはあくまでも土の表面が乾いたら行います。 土の排水性が良いのは結構な事です。鉢も陶器鉢で問題ないですが、鉢底に水が溜まらぬようになるべく鉢穴は大きめの方が良いです。 拙宅のものもずっと陶器鉢で通してきました。現在の鉢も備前か信楽かと思われるようなものです。(実はタイ製。) 暖地でしたら藤は防寒の必要もなく、オールシーズン屋外管理でよろしいです。 手間は言われるほどには掛けていません。病害虫にも強く丈夫で育て易い樹です。不注意から片枝が半分折れかかった事もありましたが、今は癒合して元気に花や葉を出しています。 枝の剪定もやった事はほとんどないです。枯れた小枝を除去するぐらいですね。自然に樹形が整う樹ではあります。

kochine_ne
質問者

お礼

Hoojanoさん、またまた再回答感謝いたします。 水遣りですが、実はなんとなく感触がつかめてきておりまして、こちらも本日は水遣りを一度もしておりません。天候があまりに変化があり、悩まされるところですが土やヤマゴケの水分の含み具合などを目安にしております。 Hoojanoさんのアドバイスはいつも本当に的確かつ、卒の無いご回答で頭が下がるばかりです。画像は変更できないのが残念ですが、新芽の葉は段々と成長し、蔓も成長してきております。天候に恵まれた日などは、如実に成長しております。樹の背丈は30~40センチくらいですが、健気に日々成長しているのが分かります。頑張って成長して欲しいと願っております。 そうですか、陶器の鉢の鉢穴の大きめのものを今後探そうと思います。 機能重視でございますね。オールシーズン野外管理で大丈夫なのですね、分かりました。 Hoojanoさんの育てていらっしゃる立派な藤は、手間がかかっていない?とは思いがたいですが、なるほど、愛情でしょうね。。枝が折れかかっても癒合したのは、思いが伝わったのでは?と思えてなりませんね。。 藤を育てることに以前から憧れておりまして、手元に置いて責任感が更に増幅したという感じでございます。藤はとても生命力の強い植物なのですね。けして樹は太くないですが、新芽の芽吹く姿から感じ取ることが出来ます。。Hoojanoさんに助けて頂き本当に感謝いたします。今回も暖かなアドバイス有り難うございました。

noname#115647
noname#115647
回答No.3

No.2です。お褒めいただき有難うございます。 >鉢にはヤマゴケを配してありますが、ヤマゴケは無いほうがよいでしょうか?。 盆栽鉢のように浅めで土の量が少ない場合は、水切れを防ぐ意味でヤマゴケを貼られた方が良いでしょう。 水切れの心配がなければヤマゴケは必要ではありません。 むしろ早めに鉢土を乾かして水遣り回数を増やしましょう。 最近とみに暑くまた乾燥していて、拙宅は暖地の関係もあって水遣りは朝夕の2回になっています。 また申し忘れましたが、藤は日当たりが命です。ガンガンに万遍なく日光に当てるようにします。 そうした上で、朝夕の水遣りでも水切れ状態になるならば、ヤマゴケを貼られて乾燥を防がれるのも良いでしょう。 拙宅のものは12号鉢と土の量も多いので、必要ではありません。

kochine_ne
質問者

お礼

Hoojanoさん、No2のアドバス有り難うございます。 こちらの鉢ですが、直径15センチほどで深さは12センチほどございます。購入の際信楽焼?との鉢に入って参りました。ヤマゴケは購入の際に追加購入して独自で配しました。藤を支えている土は砂の成分が多く、水遣りをするとすぐ落ちる印象でした。はて?と思いヤマゴケはしないほうがいいのかと思いましたが、盆栽のような趣にしたいと考えまして、土台として赤玉土を乗せヤマゴケを配しました。3月中旬に購入し当初、外に置いていいものか迷っていたためベランダに出していたり、屋内に入れたりとなっておりました。花終わり後は外で管理するようにしております。そうですか、日当たりが命ですか。。分かりました。こちらも夏場は気温38度が当たり前のエリアでございまして、日当たりは問題ないかと思います。(笑)なるほど、葉がなかなか成長してくれなかったのも外での管理が必須であったということですね。。ヤマゴケが根に悪影響でないことが分かり、安心致しました。今回のアドバイスもとても参考になり、またまた感謝でございます。Hoojanoさんのアドバイス、プリントアウトして持ち歩こうと思っております。 それにしても、15年ですか。。品評会で見るかのような存在感ですね。。本当に沢山のアドバイスを有り難うございました。朝夕の水遣りを欠かすことなく、観察し管理したいと思います。

  • Bsukesan
  • ベストアンサー率25% (73/284)
回答No.1

こんばんは。 花の終わった房を指していると思います。花の終わって膨らんでいるところですね。後は新しい芽ですね。 葉は落葉する頃に剪定します。 花木にとって種をつけさせることは木を弱らせると言って嫌います。ほっておくとソラマメの房のようなものができてきます。そちらに栄養が行くからです。 http://www.worldflower.net/care/flower_84.html

kochine_ne
質問者

お礼

Busukesan、回答頂き有り難うございます。画像は新芽の部分の接写でして、やっと新芽が出てきました。もともと葉があまりつかず、新芽の成長も遅いようなので、花房を切ってみたところ成長を始めました。初心者でございますので、慎重に頑張ってみます。アドバイス頂き有り難うございました。

関連するQ&A