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バイオリンの構造と音色について
「バイオリンは弾けば弾く程音が良くなる」という話しを耳にしたことがあるのですが、それというのは、バイオリンに使われている木材や接着剤が経年変化や演奏により振動を与えられ続けることによって性質が変わり、その結果音色に変化をもたらすといったような科学的なお話しなのでしょうか? それとも「バイオリンって生きてるんです♪」みたいなロマンチックなお話しなのでしょうか? 詳しく知っている方がいらっしゃいましたらお教えいただけると幸いです。 また、バイオリン以外にもそのような変化があるものをご存知でしたらお教えいただけると幸いです。 よろしくお願い致します。
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回答いたします。 バイオリンの場合には、書かれているように「木材や接着剤」などが「時間を経る」につれてだんだん優しい音になるからだといわれています。なぜならば、最初のうちは昔の「シンセサイザー」などの「バイオリン」の音のように「高調波」を殆ど含まない三角波に限りなく近いためです。しかしながら、時間を経るにつれて「高調波」を含むようになり、その「高調波」は「1/f揺らぎ」という自然界にある揺らぎを持つようになります。そのため心地よい音色になるといわれています。 同じような楽器としては、本体が木材などで出来ている楽器群には基本的にいえます。例えば、日本の和琴、三味線、モンゴルの馬琴などもそうですね。 では。
お礼
なるほど!詳しいところまでありがとうございました。