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年をとると…
寝たきりになって嚥下能力が鈍ってきたとします。これは、嚥下機能に関わる神経が麻痺してきたということでしょうか。もしそうなら、その神経を刺激するような薬はあるのでしょうか。
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コンニチハ。 医療施設で嚥下のリハビリをさせて頂いています。 寝たきりになって…との事ですので脳梗塞等の既往がないと仮定して書かせて頂きます。 人は、しばらく食べ物を摂取していないと嚥下に関する諸々の機能が次第に低下してきます。 これは、摂食・嚥下に関わらず全身の筋肉(歩行など)にも言えることなのですが…。 ↑#1の方も仰っている廃用性症候群、ですね。 それは神経が麻痺しているのではなく、筋肉を使わないことによって起こってしまう症状です。 ちなみに、お年寄りの場合は多かれ少なかれ加齢による機能低下もありますので、一概に廃用性だけではないかもしれませんが…。 嚥下の神経を活性化する薬があるかどうかは、スミマセンが解りません…。(少なくとも、私は使っている方を知りません) ただ、食べる前の準備運動や、食形態、食事中の対応等により、能力を代償しながら食べて頂く事は可能かと思います。 rin--suzuさんの仰る通り、経管栄養ではなく、できるだけ自然に、経口摂取をして頂きたいですよね。 私も日々、そう痛感しています。 細かい症状等が分かりませんので、あくまでも一般論になってしまいますが、私で宜しければ何かの力になれれば幸いです。 また、嚥下障害に関するHPがありますので、参考URLにはっておきます。 宜しければ参考になさって下さい。
- 参考URL:
- http://www.swallow-web.com/
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- myeyesonly
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こんばんは。 寝た姿勢では健康な人でもまともに嚥下できません。 身体の構造上は、重力落下式にできてるからです。 ですので、寝たきりの人は嚥下障害が発生するのは機能喪失というより、寝ている事による困難と言った方がよいのではないかと思います。 ではなくて、起こした状態で食事する場合にも発生する場合ですが、おっしゃるような神経の感度が鈍ってくる場合、嚥下にかかわる中枢神経が病気(脳梗塞等)でやられて機能を失う場合、必要な筋肉が萎縮したり動きが悪くなって起こる場合などがあります。 >神経を刺激する~のは薬ではなく実際に食物を摂取する事でしょうね。 もちろん、VB2等の様に神経の働きに密接にかかわるビタミンや栄養などの適用はあるでしょうけど。 特に食事は、全身状態というか、QOL(生活の質などと訳されます)に大きく影響するので、できるだけ食事による栄養摂取が努力されるようです。 簡単に経管栄養にしてしまうと、嚥下に必要な筋肉の廃用性萎縮を起こしますし。
お礼
回答ありがとうございます。高齢化社会になってきている今、食べる楽しみを忘れないでいて欲しいので、家庭の事情がない場合は胃に穴をあけるという方法は避けたいです。
お礼
回答ありがとうございます。参考にさせていただきました。やはり、しばらく食べ物を摂取していないと機能が低下してしまうのですね。検査で入院したときに点滴で栄養をとり口から食べ物を摂取させてもらえないときがあり、その後は嚥下がうまくいかず医師には胃に穴をあけ直接食べ物を送った方が栄養が摂取できいいと言われました。医師は器官などに入ったら困るということだったのですが、経口摂取を続けたいとお願いし、何日か食べさせてみたところ感覚が戻りました。今でもときに急に嚥下がうまくできないことがあるのですが、経管栄養にしなくてよかったと思っています。