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適切な検定法

はじめまして、統計初心者です。 A法、B法、C法で同じ手術をしたとき、血中のある炎症性マーカーを経時的に測定するとします。例を下に示します。 1週目 2週目 3週目 A 100 80 70 ・・・・ B 300 200 150 ・・・・ C 150 130 110 ・・・・ Aを基準として、AとB、AとCに有意差が出るかどうか知りたいのですが。。(多重比較でも構いません) つまりA法がBやC法と比べて、炎症性マーカー上昇が緩いから、より優しい手術法であると証明したいのです。 どういった検定方法がいいのでしょうか、詳しい方どうか教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kgu-2
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回答No.1

>詳しい方どうか教えてください 詳しくはありません。詳しい人は、難しく教えてくれます。  初心者で多重比較をするのは、結果の解釈が難しいので大胆だと思います。詳しい人や論文のレフリーは、すぐに多重比較にもっていきます。パソコンで計算はできますが、結果の解釈、説明が困難。突っ込まれると、返答が・・・。 >より優しい手術法であると証明したいのです。 統計学で主張できるのは、有意差の有無のみ。優しいかどうかは、統計学では判断できません。具体的には、A法の100は優しいが、Bの300なら優しくない、の判断は統計学ではできません。150なら、優しいですか。110なら、103ならどうでしょうか。研究者の判断です。  有意差は、データ数さえ無限大に集めるなら、101でも、100.5でも有意差を出せます。 そこで、分り易くするために  AとBの2群で考える。  有意差さえ出れば良い → 差があることは主張できる データがこれほど差があるのなら、 1) 符号検定が一番簡単  A-Bの値は、3回マイナスになっている。この確率は、1/2の3乗で、0.125で、有意差の0.05には届かない。もし5週まで測定し、5回ともマイナスなら、その確率は0.03125で、5%以下になり、有意差有りの結論になる。  この符号検定は、有意差を見つけにくいので、ほとんど利用されていない。 2) 2元配置の分散分析  通常は、これ。私は、やったことがないので、解説はご容赦を。 3) 回帰分析をする(個人的に好きなので)  A法について、横軸に週(時間)、縦軸にその時点の値をとり、グラフ(散布図)を描く。回帰式をもとめる。B法についても同様に回帰式を求め、係数(直線の傾き)について、検定する。ただ、3時点では無理、また曲線の場合は直線に変換する必要がある。  経時的な変化というのは、統計学では、あまり扱いません。  すなわち、100とか80のデータは、同時点の平均値ではないのですか。それなら、t検定(データが正規分布している場合に限る)、F検定(バラつきが大きい時)、U検定(サンプル数が、10以上は欲しい)

その他の回答 (2)

  • kgu-2
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回答No.3

No1です。続きを 回帰分析で検定するのは、メリットが多い。 1) 分散分析では、「有意差がある」の定性的な主張しかできません。回帰分析では、回帰係数の比較から、「何倍(何分の一)になった」と定量的な論及か可能。 2) 分散分析では、測定時点を一致させる必要がある。たとえば、B法にのみ3日後の測定値があっても生かせませんか、回帰分析なら可能。 3) 将来の予測が可能。正常値には、いつ頃戻る、なんぞが推定できる。  正直、「有意差があり」しか主張できない検定は、過大評価されていると感じています。何より、測定など無限大なら、あるいは全てのデータを使えば、必ず差があるので、大騒ぎをすることはないと思っています。  現実には、論文審査で、有意差が無いと採用されませんが。しかも、最近は多重比較が賑やかなこと。  最近はパソコンで、計算は手軽にできるので、手を出す人も増え???? 行き当たりばったりでも、意外な宝物を掘り出したこともあるので、否定はしませんが。

回答No.2

 統計学をかじったことがある人なら、たいていの人は、2元配置の分散分析というでしょう。回帰分析をするという発想は、珍しいですね。

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