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自発核分裂物質の半減期を算出する理論
jaspachateの回答
- jaspachate
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その理論は一般的な核分裂理論の一部です。原子核は複雑系の一種でさまざまなモデルの構築と実験による検証が行われ続けています。現在主要なモデルは液滴模型と殻模型と呼ばれ、それらを用いて原子核の力学を記述する行列要素が構築されその積分として核分裂生成断面積(確率に比例する)が計算されます。以下のURLの原子核データ専門サイトの中に概要を示したトラペがあります。最後のページに核分裂生成断面積の式が示されています。これらを理解するには大学院以上の専門知識が必要です。 http://wwwndc.jaea.go.jp/index_J.html http://wwwndc.jaea.go.jp/nds/tutorial/nds_2005_Ohsawa1.pdf
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