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さしあげる はNG?
お客様に対して「ご連絡をさしあげます」などど、「さしあげる」ということばづかいをして良いのかと、後輩にきかれて困ってしまいました。 「さしあげる」だと、やってあげるというニュアンスが強くなって怒られそうだ、「させていただく」と言うべきでは?と。
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1.差し上げる 「差し上げる」は、確かに「与える」の謙譲語ですが、そもそもは「高くあげる」、転じて「献上する」の意味です(かなり謙譲の度合いが強い言葉です)。こうしたことから、お客様に使って使うことが失礼だとは一般には認識されていません。基本的に問題ないと考えてください。 ただ、言葉は、使う当人の考え方で選択が決定されるべきものでもあります。回答を見ていて複数の方がこの表現に違和感を感じていることに少し驚いていますが、本人に抵抗があるのであれば、他の回答者が示唆されているように、「いたします」などを使えばいいと思われます。 2.ご連絡 回答者の間で話題にのぼっている「ご連絡」も、問題ありません。どちらかというと、「連絡」の方が誤りです。 「ご」「お」は丁寧語であり、文なり言葉なりをまさしく丁寧にする役割を果たします。行為者の関係から使用・不使用の是非が決まる尊敬語、謙譲語とは異なり、使うこと自体で文章が丁寧になるわけです(例えば、「お送りします」という表現に違和感を覚えるひとは少ないと思われますが、この場合、送る当事者は自分なのに「お」をつけていいわけです)。この「ご連絡」も、同様の論理です。この場合、後に「差し上げる」という、かなり謙譲の度合いの高い動詞が続くわけで、「ご」を抜いてしまうと、むしろ不調和な感じがします。
その他の回答 (6)
本当に少しだけ違和感のある表現です。。 つまり「差し上げる」=何かを相手に渡す ことを意味しますので。 しかし、現在は割と広く使われている表現の一つで間違いとはいえないですね。 たとえば「もしご希望であれば、後ほどご連絡差し上げましょうか?」のように使われていることは多いです。 より無難な表現は、 「ご連絡申し上げます」 「ご連絡いたします」 です。 申し上げるは述べる、言うの謙譲語です。 始めの「ご」が必要かどうかは議論の余地がありますが、現在ではこの表現が普通でしょう。
#3です。 確かに私も「ご連絡さしあげます」は言ったことないです・・・ ↓こういう質問を見つけました。
- Spur
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どちらも違うと思います。 「さしあげる」は皆さんの言うように、「与える」の謙遜語ですが、そもそもお客様に連絡を「与える」ことからして間違っています。 「ご連絡をさしあげます」は「連絡を与えます」の謙遜語ですよね? 「連絡します」「連絡する」を謙遜語にすれば良いのですから、「連絡いたします」でしょうね。 「ご連絡」もおかしいと思います。
「さしあげる」は「与える」の謙譲語ですね。 私は「ご連絡致します」「ご連絡させていただきます」と言っていますが、「ご連絡さしあげます」でもいいと思います。 あー日本語って難しい・・・
- mocoron
- ベストアンサー率18% (58/318)
「さしあげる」は謙譲語で相手を敬い、自分が低い立場から物を言うときに使う言葉だと思います。 だから、「ご連絡差し上げます」でいいと思いますが、、、。 もちろん「させていただく」でも構わないでしょうけどね。
- greetinggreentea
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「さしあげる」で問題ないと思いますが……。 やってあげるというニュアンスは、「さしあげる」でも「させていただく」でも、言い方次第のように思います。 なお、「『あげる』というのは敬語であるから『イヌにエサをあげる』というのは間違いで、『エサをやる』というのが正しい」というような話しを聞いたことがあります。