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海上自衛隊幹部候補生学校について
- 海上自衛隊幹部候補生学校の中身や訓練内容について詳しい情報がなかなか得られません。
- 卒業すれば幹部になれるという意味深な説明を受けたが、具体的にどのような経路を辿るのか知りたい。
- 自衛隊や海上自衛隊の離職率や自殺者の問題も気になるが、詳細なデータについては不明である。
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>中身 幹部候補生学校は陸海空でカラーが違うと言われますが、一般に言われるのは、陸は体力的に、海は精神的にキツい、ということでしょうか。海の場合は特に、一人のミスが艦全体の機械的な機能不全を招き、乗組員全体の命を危険にさらしかねませんし、更に数ヶ月に及ぶ航海訓練任務等もある為に、高い注意力をもった精神的にかなりタフな幹部像を求められるのではないかと思います。逆に言えば、体力に関しては、陸や空よりは厳しくないでしょうし、現に最近隊員の体力低下が海自では問題にもなっています。また、帝国海軍時代からの伝統を継承していることは、少なくとも合理的に考えればそこまでやらなくてもいいだろう、という部分に関しても、厳しい統制が課せられる、といった側面も持ちます。 >いじめ 防大と一般大との間の軋轢はあまりないようです。むしろ、部内選抜の幹部候補には訓練等でいびられたりする、といった噂は聞きます。船乗りは運命共同体ですので、出来の悪い候補生は頑張ってカバーしてあげようという心持ちを持つ候補生は多いと思いますが、やはり人間の限界というものはあるでしょうね。また、青鬼・赤鬼と言われる教官の服務指導(例えば、布団が数ミリずれていたために外に投げ出されたとか)も、見方を変えればいじめに近いものがあるかもしれません。 >離職率 よく知りません。ただ、耐えられなかったという人に加え、怪我やより高い望みを持たれるが為に離職される方もいるでしょうし、事情はケースバイケースかと。 >自殺者 遺族年金を出す為、またもみ消すために自衛隊側が「訓練中の殉職」と死因を書き換える、といった噂もあるので、あまり細かい数字はわかりませんが、確かに駐屯地に行きますと、「まずは相談。自衛官ホットライン」的なステッカーがそこかしこに張ってあることに気づきます。