とらドラの、みのりんのリュウジへの恋心で

質問

教えてください！

みのりんがリュウジのことを意識しだしたのはいつですか？また、そのきっかけはいつなのでしょう？

あと、あーみんがみのりんの気持ちを見抜けたのはなぜなのでしょうか？（罪悪感は無くなった、発言の前に）

回答No.1

iamhappy

男ですが。

竹宮ゆゆこ先生の小説を私がとても好きなのは男女の心の動きが非常にナチュラルに描かれるその繊細さにあります。

こういうと御幣があるかもしれませんが、男性作家が描くラブコメは恋に落ちるきっかけやら心の動きの描写などがけっこうはっきりしていて
わかりやすい反面リアリティに欠けるような気がしますね（ていうか、そういう本ばかり読んで恋愛観を育成すると危険な感じさえしますね。特に男性は）。

逆に「とらドラ！」で苦労するのは、登場人物の心の変化がどこら辺から起きているのかナチュラルすぎてわからないことがある点です。
でも人間て実際はこんな感じで変わっていくし、計算どおりに行かないところもリアルでとても等身大なところが私は気に入っています。

さて、本題ですが・・・
実乃梨が竜児の気持ちに気付いた（というより察知した）のはやっぱりあーみんの別荘へ行った時でしょう。
前回のプールの時までは親友の大河への親切ぶりを見ていて「こんなに優しい人なんだなー」みたいな気持ちだったのでは。ただ、実乃梨はこの時すでに竜児を異性として見始めていた可能性もあります。
何故かと言うと、けっこう女性って自分の親友クラスの仲間がある男性を認めると「あ、この人は素敵なんだ・・・」と考えてしまう事が多いのです。私は男性ですが女の子達の友達から受ける影響の特徴などを見ていると、女性は男性以上にそういうところがあるもののようです。
そこへ持ってきて、竜児との2人きりの会話の中での言葉。まあコレ聞いたら普通の女の子は「アレ？この人もしかして」と思います。
さらに加えて竜児が何故自分を脅かすようなマネをしたのだろう？という疑問から浮かび上がってくる推測・・・。

プールまではじわじわ。別荘で察知。そしてそれまでの好印象の貯金も手伝って気持ちの発火につながったと推測されます。

あーみんが実乃梨の気持ちに気付いたのは純粋に女性のカン、という事で私は納得しています。
当事者の周囲でよく見ていればそういう事がわかることって私でも経験ありますから。
実乃梨の竜児への視線の送り方だとか接し方など。見ようと思えば逆に竜児の反応からも逆推測できます。あーみんはその辺が特に鋭そうですし。特に描写としては描かれていませんが「まぁあーみんならわかるだろうな」という事は私は理解できます。
そこまでわかれば竜児と大河の関係を見ている実乃梨の気持ちになって考えれば実乃梨が罪悪感を抱いているだろうと言う結論に到達するのは難しくないはずです。

こんなところでいいですか？
補足・お礼を楽しみにしています。

あと、こっちの回答も是非。
http://okwave.jp/qa4727524.html