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直流電源について
私は直流電源(DC100V)は、P相が対地間+100VでN相が0Vだと思っていました。ところが今日、会社の直流電源をテスターで測ったら、P相が対地間+50V、N相が-50Vでした。 直流電源にマイナス電位があるのでしょうか。よくわかりません。教えて下さい。
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これは、ラインフィルタのいたづらです。 まず、大地と電源出力の間に導通があったらどうなるでしょうか? これは、コンセントプラグを差す向きによっては ACが出力側にリークすることを意味します。 当然、こんな事があってはいけないわけで、普通はかならずどこかで トランスを使った絶縁が行われています。 ですから、直流回路を特にアースしていない限り、 P相、N相共に、大地に対して特定の電圧を持ちません。 しかし実際は、電源の交流側にラインフィルタが入っています。 これはコンデンサ(とコイル)で構成されていて、 各ラインとアース間をコンデンサが渡っています。 ということは、ケース(アース)は 100Vと0Vの中点と言うことになります。(コンデンサ分割) ここには50Vの電圧が掛かっているわけです。 これが基準電位となっているので 100V側はその差の50V,0V側は-50Vとなります。 ただし、コンデンサに流れる電流はごくわずかですから、 この電圧は気にしなくても大丈夫です。 (差の100Vだけを考えれば良い) なお、マイナス電位というのはごく普通に存在します。 たとえば、今回の電源で、DC100V側をアースしたとすると N相側は-100Vです。 要は基準に対して電圧を表示するので、プラス側を基準にすると マイナス側はマイナス電圧で表示することになるのです。
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- hi_ymkw
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トランヂスタを2つ使った増幅器回路でプッシュプルと呼ばれるものがあります。詳細は専門書などを御覧頂くとしまして、これは一方のトランヂスタには+B,もう一方のそれには-B電圧を供給することにより動作します。例えばこの回路は高出力のオーヂオアンプの随所に使っておりますです。 こういうものを試作するときに(-)が出る(というか中間で接地されている)ような御社でお持ちの直流電源を使うと便利です。
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ありがとうございました。
これは.一つは電気工作物規定の影響です。 接地点に対して.50Vを超える(以上かも)電圧差がある場合基準が厳しくなるので.接地点を基準にして.+-50Vになるようにしています。 次に.整流回路の問題があります。中性点に対して出力として50Vの耐圧の部品を2組用意して.中性点から.一方は正.一方は負の電圧が出るようにした回路構成と. 中性点を負にして.100Vの耐圧で組んだ回路では.後者の値段がかなり高くなります。その為に.耐圧半分の回路を2つ直列に組むことで.価格を下げることが行われています。
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ありがとうございました。
- goepi
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べつに回路の駆動電圧はその回路内でのグランドに対する相対的な電圧なので 対地電圧はそれほど気にするほどのものでもないと思います.ただ地面の電位が 中間にある,というだけで.
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ありがとうございました。
- Largo_sp
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ちなみにAT互換機の電源は+12V-12Vもでていますよ... たぶん一番身近なマイナス電位の直流電源...
お礼
ありがとうございました。
- denden_kei
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N相とグランドがアースで電気的につながっていれば電圧0ですが、アースしていなければ対地電位はどのようにでもなります。 ただし実際には回路によって特定の電圧となることが多いようです。ちなみに今回のようにP側電位+50Vというのは「いかにもありそうな値」の気がします。 パワーデバイスのゲート電源など、絶縁トランスを介して意図的にN側電位を対地高圧電位にしている用途も多いです。 >直流電源にマイナス電位があるのでしょうか。 グランドを取っていると、非接地極側がマイナス電位になる、というもののことでしょうか?三端子レギュレータ素子が存在します(79xxシリーズ)し、電源装置としても多く存在します。 ちなみに、製品としては+48V,GND,-24Vなど正負端子が出ている構成が多いです。
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。