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コンクリートの打ち継ぎについて
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(1)変色のことでご在いますが 写真を見る限りですと、これは一度にコンクリートが打たれた跡がご在いますのでご質問者様が書かれておられる『横方向に打ち継ぎ』はございません。 また、変色でございますが、推測しますにこれはコンクリートを打ってまだあまり日を経ていないように見受けられます。おそらくこれから幾年と経年するに至りあまり目立たなくなってくるものと考えます。 (2)次に『横方向にコンクリートを打ち継ぎする』ですが、残念ですがこれはお勧めしかねます。 絶対にしてはいけないかと云うと決してそうではございませんが、打ち継ぎは出来るだけお避けになられた方が良いと云うほかございません その理由ははっきりとございますが、製品の単一度、施工精度、などにもよることでございますのでご説明させていただきたく存じますけれども、今直ぐには簡単で適切な言葉が思い浮かびません。 一時期良くメデイアなどで騒がれた『コールドジョイント』とか『ドライアウト現象』などのこともご座いますので鉄筋が入っているから大丈夫とは一概に言うことができません。 それともうひとつ、ご自分でなされるとしましても、コンクリートは自家製では無くて、ミキサー車で運んでくるコンクリートプラントのものをお使いください。 これは、お近くの建材屋さんにご依頼されればコンクリートミキサー車の手配は出来ます。 その方がかなりお安くなりますよ。
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- s2190
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外観から見ても明らかに使用した型枠の状態の違いですね。 この現場は木製の型枠を使用されているようですが、その表面の状態などで、コンクリート の色相や仕上がり性は大きく変わります。 極端な例として、樹脂製型枠を使用した場合は、セメントスラリー中の水が型枠との界面 に存在し、これが緻密なスキン層を形成して白っぽくなります。 ベニア型枠を使用した場合は、型枠との界面の水は、ベニア内に吸収されますので、表面 にスキン層が形成されにくく、またベニアのアクによって、黒~茶色と汚く(?)なります。 このように、型枠の吸水具合やアクの量で色相が変わります。 打ち継ぎについては、コールドジョイント発生により、その部分のコンクリートが粗な状態 となりますので、強度低下だけでなく、水、炭酸ガス(中性化)、塩素イオン侵入による鉄筋 の腐食、セメントの劣化が起こりやすくなるので、止められた方が良いですね。 (工程的に難しい面もあると思いますが、できるだけ連続して打設というのが理想ですね。)
お礼
ご説明どうもありがとうございます。 型枠の表面によっては色が変わってくるというのは勉強に なりました。水分の吸収などによって白っぽくも黒っぽくも なるのですね。今まで不思議に思っていました。 コンクリートというのは極力打ち継ぎを避けた方がよい事も 理解できました。固まれば良いというものでもないのですね。 基礎工事もなかなか奥が深いです。ありがとうございました。
お礼
貴重なご意見どうもありがとうございます。 やはり、横方向の打ち継ぎはやめておいた方がよいですね。 ついつい気長な基礎工事が頭に浮かんでしまいましたが 楽をして強度的にも後々問題が出ては元も子もないですね。 コールドジョイントやドライアウト現象についてもこれから 勉強してみます。コンクリートミキサーなども近くで聞いて みます。ありがとうございました。