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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:セルロースファイバー断熱・デコスドライ工法について)

セルロースファイバー断熱・デコスドライ工法について

ultra1longの回答

回答No.2

もう少し、透湿することの問題点を、理解しやすいように、付け加えます。 24時間換気装置で、全熱交換換気があるのは、ご存知だと思います。 これは、室内から屋外へ水蒸気を捨ててしまわない(冬)、屋外から室内へ水蒸気を入れない(夏)ことで、エネルギーを無駄にしないためものです(高湿度の風呂や臭気リターンでトイレ排気の問題から全熱交換換気の是非はさておいて)。 何故、水蒸気の出入りがあると、エネルギーが無駄になるかというと、1gの水を気化させる(加湿)、水蒸気を水にする(除湿)するためのは約580calと、空気温度を変化させるのに比較して、非常に大きな熱エネルギーを必要とします。 冬に過乾燥を防ぐ湿度を保つためには、スチーム式加湿器ならそれだけの消費電力量、気化式加湿器なら暖房エネルギーを、それだけ消費することになります。 また、夏に湿度を上げない状態を保つためには、冷房や除湿のエネルギーを、それだけ消費することになります。 つまり、冷暖房時に建物が透湿するということは、全熱交換換気と全く逆のことであり、エネルギーを無駄に捨てる行為ということになります。 建築士・建築家もイメージで透湿に惑わされている人が多いのではないでしょうか(逆効果だから実証データを示せていないのでは?)。 また、在来工法の場合、先張りシートなどで気流止めをしないと、せっかくの断熱材も効かなくなります。 http://www.shinjukyo.gr.jp/content/shinzairai/shinzairai.htm この図にはありませんが、間仕切り壁の気流止め、階段部分などの断熱気密ラインが確保されていないと悲惨です。 断熱材が効かないと室内側表面温度が低くなり、非常に結露・カビが生じやすくなりますから、良く考えるべきでしょう。 なお、セルローズファイバー+防湿気密シートというのは、結構、意味のあることです。 短時間生じるとされる夏の逆転結露条件で、グラスウールなどと異なり、セルローズファイバーの調湿性がバッファとして作用し、逆転結露が防げます。

hiro200901
質問者

お礼

ultra1long様、いつもありがとうございます。 文系の私には、すべての説明に付いてゆくことがほとんど困難な状態ですが、 透湿することで、断熱性に影響はないのか?ということは、漠然と心配はしていて、デコス本社に尋ねたのですが、心配ないということでした。でも、そんな訳ないわけですね? 「セルローズファイバー+防湿気密シートというのは、結構、意味のあることです。」ということの意味はどういう風に理解したらよいのでしょうか? 夏の逆転結露というのは、家の中で冷房をした時、外気の湿気を吸ってしまって・・・と考えたのですが、あ、そうですね、その外気の湿気がSFが調湿してくれて、室内まで及ばない・・・という風に考えたらよいでしょうか? 内側のビニールクロスなどに透湿抵抗を高めたら、防湿シートを使わないデコスドライ工法でもいけるのでしょうか? 内側に、防湿シートをしてしまったら、調湿性のあるSFが室内側には全く機能しなくなるのではないのか?と思うのですが、そんな心配はないのですか? セルロースファイバーの外側は透湿シート(例えば屋根はタイベックスシルバーにしたわけですが)で、内側には防湿気密シートがやはり重要ということでしょうか? デコスシートのみで、外壁はダイライトにして、内壁をビニールクロスにするのが良いのか、 元通り、構造用合板とビニールクロスで挟む形でよいのか、 どういった形が何ゆえに望ましいのか、文系の私の頭でもわかるようにご教示頂ければ幸いです。 ご負担おかけいたしますが、よろしくお願い致します。

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