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ヒラリーさんの能力は問題ないのですか?
アメリカ大統領にオバマさんが就任し、国務長官にヒラリーさんがなるようですが、ヒラリーさんは問題ない政治家なのでしょうか。 民主党指名候補争いの間、またはそれ以前のヒラリーさんの発言を見ていますと、何か一本感性が違うような、政治的知見が正確ではないような、思考的に政治を上手く理解できていないような感じがしていました。 強いて言えば、女性独特の、甘さや思考の不明瞭さが感じられたのです。(女性蔑視的観点からではありません) 夫のクリントン元大統領は種々の不適切的評判も有った人ですし、日本の著名人達のヒラリー評も芳しくなく、大統領にならなかったのは幸いであったのかも知れませんが、しかし外交トップの国務長官です。 国務副長官が特別に2人用意されているのはヒラリーに不安材料が有るせいなのでしょうか。 ショウダウンなる近未来フィクションも少し前に出版され、あの時の予想としての女性大統領は、ヒラリー、ジョン配下のサラ・ペイリン、下院議長のナンシー・ペロシと。 ショウダウンの状況を現出するには適任の方々ではなかったのかとも思ってしまいます。
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- ryuken_dec
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質問者様が言われているのは、選挙戦の話がメインでしょうか?政治家としての発言ではそれほどぶれていなかったと思うのですが・・・ 私は、彼女は選挙を戦うのは下手なんだと解釈しています。 民衆を相手にしない政策実行であれば、議員などを相手ですので論理的に物事を進められます。 しかし、国民からの人気取り合戦と論理だけでは通用しません。例えば、オバマ氏のYes We canのように政策としての意味は何もないが、何か民衆をひきつけるワンフレーズに意味があったりします。そのフレーズで聴衆を惹きつけて詳細を聞かせる。 彼女はそれが下手だから、差別的と言われてしまうような変な攻撃の仕方をしたり、誇張や捏造といわれるような変な武勇伝をアピールをしたり・・・とおかしなことになったのでしょう。 政策策定・実行能力には問題はないが、人気取りや大衆アピールが下手で選挙に弱いのかもしれません。(日本だと民主党の岡田元党首?) 彼女を近年の大統領(ブッシュ、クリントン、ブッシュ、レーガン、カーターくらいまで?)と比較しても、この中に混ざっておかしくない程度だとは思います。
- huna-huna
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能力はやってみないとわかりませんが、リベラルすぎることはないと思います。 もともとロダム家は共和党支持で、ヒラリー・ロダム・クリントンは根っこからの民主党じゃないんだから。
お礼
ご回答どうも有り難うございました。
- tyr134
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ヒラリー女史は、弁護士としてとても優秀だとの評価であり、身の処し方や話しぶりや実務面などで、とても優秀な人物だ~というのが、一般的なイメージだそうです。 特に、ファーストレディーの地位にあったとき、彼女はそれまでの「よき夫の妻であり、社交の場で儀礼的な行事や社交的な活動に参加する」という概念を変えてしまいました。 ホワイトハウスに自分の執務室を設け、そこから閣僚並の待遇で閣議などにも参加しました。 特に、「医療保険の国家運営化計画」に積極的に関わり、惜しくも実現はしなかったものの、その時に大きく政治家としての能力が開花し、また周りからも一目おかれる存在となったようです。 その後、上院議員に当選してからも政務に専念し実務経験を積むことで、さらに評価が高まりました。 また、弁護士らしい文才もあり、複雑な政策を分かりやすく説明する能力や、討論で自己の立場を簡潔明快に解き、相手の議論の弱点を巧みに突く能力なども評価される一因です。 しかし、それと同時に彼女は「リベラルすぎる位、リベラル」だとの評価があります。 米国でリベラル派というのは、「大きな政府」志向であり、「福祉社会」をめざし、そのためには「増税(得に高所得者への)」政策を実行し、「民間へも積極的に政府が介入すべき」という政策傾向です。 また、伝統的に優先順位が高い「軍事や安保」に対しては、後回しという傾向もあります。 ヒラリー女史は、そうしたリベラル派の急先鋒とみられています。 そのため、共和党などを支持する白人保守層からは人気がなく、「社会主義と同じだ」と非難されるなど、誤解や偏見も多い人物です。 つまり、ヒラリー信奉者が多くいる一方で同じ位「ヒラリー嫌い」も存在します。 彼女自身もそのことを自覚しており、9:11テロ以後のアフガン・イラク戦争では攻撃を支持したり(リベラル派は反対だった)、銃規制に反対するなど、「過激なリベラル派」というレッテルを払拭しようとする一面も見せています。 >民主党指名候補争いの間、またはそれ以前のヒラリーさんの発言を見ていますと、何か一本感性が違うような、政治的知見が正確ではないような、思考的に政治を上手く理解できていないような感じがしていました この印象は、上記のような「反リベラル派」対策として「自分は過激なリベラル派ではなく、中道・穏健派だ」というメッセージを発するためにしばしば発言がブレるからでしょう。 たとえば、当初はイラクの米軍派遣を支持していたのに、今はオバマ政権が掲げる期限を明示しての撤退を支持してますので、これは180度転換した事になります。 これを、「時代の雰囲気を機微に捉えてるからだ」ととるか「思想・信念がなく時代に流されている」ととるか、微妙なところでしょう。 外交については、未知数としかいえませんね。 ファーストレディー時代に、世界各国の多くの要人と知古の関係を結んでおり、その人脈を生かした外交が展開できるのでは~と期待する人もいますし、逆に直接外交に携わった事がないので経験の無さを心配するひともいます。 特に、日本においては大統領予備選挙に先だって発表された雑誌論文に「日米同盟」への言及がほとんど無かったことから、「日本は無視されるのでは?」という心配の声が上がりました。(共和党政権などでは、必ずと言っていいほど日米同盟が取り上げられる) こうした心配が先行してヒラリー女史の国務長官就任を懸念する人が日本では多いのでしょう。 また、クリントン政権時代に日米貿易摩擦が起きたときに「メイド・イン・ジャパン」が目の敵にされた悪夢の再現をおそれている向きもあります。 ただ、この辺は日本からの働きかけをするなど、彼女だけの問題ではなく日本側の対応が問われることであり、彼女の政治手腕とは別問題ですね。 因みに、オバマ政権が知日派のハーバード大学のジョセフ・ナイ教授を次期駐日大使に内定したことで、ひとまずホッと胸をなで下ろした関係者が多いらしいです。 逆に、韓国は戦々恐々としてるとか、、、。 ==以下引用== 米駐日大使にジョセフ・ナイ氏 オバマ新政権(朝日新聞) 【ワシントン=加藤洋一】オバマ米次期政権は、次の駐日大使に元国防次官補で現在ハーバード大学教授のジョセフ・ナイ氏(71)を起用する方針を固めたことが7日、明らかになった。(中略) 政権発足前に駐日大使の人選が行われるのは異例で、オバマ政権の対日関係重視の表れと見られる。関係者によると、起用方針はすでにナイ氏に伝えられており、同氏は受け入れる方向だという。大統領による指名と上院の同意をへて正式な任命となる。 (以下略) http://www.asahi.com/international/update/0108/TKY200901080126.html ==以下引用2== オバマ新政権:日本通と中国通が布陣(上)・(下) 韓半島よりも日・中優先か 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 東アジア・太平洋担当のカート・キャンベル国務次官補、アジア・太平洋担当のウォーレス・グレッグソン国防次官補、ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)アジア担当のジェフリー・ベーダー選任補佐官。20日に発足したオバマ政権の韓半島(朝鮮半島)政策は、各分野における外交安保の専門家、元軍将校、元外交官という「3人の次官補クラス」にかかっているといっても過言ではない。彼らは各分野における韓半島関連業務を管轄する責任者として、クリントン国務長官、ゲーツ国防長官、ジョーンズ国家安保補佐官による韓半島政策を立案する役割を果たすようになる。 (中略) 日本と中国重視が鮮明に 彼らは韓米同盟の重要性についてもよく理解している。また韓国の人脈も広い。しかし彼らの考えは主に中国と日本を重視するもので、その点では心配する声も多い。ワシントンでキャンベル氏とグレッグソン氏は日本通として知られており、ベーダー氏は中国通とされている。またブッシュ前政権下の国務省で日本課長を務めたダニエル・ラッセル氏は、今回もベーダー氏が担当するNSC東アジア担当補佐官に任命された。 http://www.chosunonline.com/article/20090121000035 http://www.chosunonline.com/article/20090121000035 ==引用・以上==
補足
大変有難うございます。 ヒラリーさんは、「大統領になりたい!」との意志があまりに強すぎましたね。 そのためには(汚い事も綺麗な事も)やる事はなんでもするのでしょうが、自己の政治信条を実現させるには大統領になる以外にも様々なやり方があるはずであり、多くの人は大統領にならずとも自分の置かれた立場で人々との協力関係を持って政治信条の実現を計ります。 ヒラリーのあまりに強烈な権力志向がブッシュ前大統領をして「ヒラリーは自分の後継者である」との錯覚発言を行わせた理由でもあるかもしれません。 そのような権力志向と、自他共に認める怜悧な知力と、身から出たのではない観念的なリベラリズムと、女性特有の不正確な現実認識と、それに時折見せる感情的爆発と・・・ そして現在世界のおかれた状況を考えれば、アメリカは良い選択をしたと思います。 1/13日でしたか公聴会の席で見せたヨレヨレの疲れ果てた老婆のような姿から、1/20のあのさわやかなお顔に良くぞ変身されました。 ですが通路を歩いて出てくるビルと、オバマの顔を見て、又何かあったのでは?と、ヒラリーさんの元気さと兼ね合わせ、女性だからなあと許すのも男の務め。 ヒラリーさんも悪い所ばかりではないはずです。 外交面からのヒラリーさんは、前ライス国務長官の例もありますし世界各国首脳の男の本能をくすぐる切り札としては高得点でしょうが、日本では過去の経験からヒラリーの印象が悪すぎますね。中国資金の噂もあります。 ナイ教授の日本大使起用は日米問題の最高権威人物の起用という点からは日米関係重視との見方も出来ますが、ナイが知日派であるのと親日家・反日家・軽日家であるのかはまた別問題と考えます。 韓国の一部メディアではダンズィグ・ナイの対日外交論文を変造して軽日感を増大画策してました。ナイが考える対日政策とは「日本よ、細々したことを良くやって来た、これからも難しい事は言わないから安心して兄貴の後について来い、弟よ」であるかのように韓国ではとらえたがっているようです。
- IXTYS
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>何か一本感性が違うような、 実に鋭い指摘です。 彼女が民主党の大統領候補に名乗りを挙げた時、周囲には断トツで圧勝するのではという声がありました。 事実、序盤戦は断然リード。 でも、その時から彼女には《優等生過ぎる》という懸念も出ていたのは事実です。 そして、途中からバラク・オバマの追い上げに逢い、負けてしまったのです。 ふたりを並べると、やはりヒラリーは役者として見劣りがする。 (男性好みの《美人》であることは認めますが、、、。) 彼女の表情にはいつも《生真面目さ》が表に出過ぎです。 就任式でも、ボブと腕を組んで最初に紹介された元大統領カップルです。 アメリカ人の大好きなお祭りの登場人物。 それなのに、肝腎の《笑顔がない。》 彼女には、その場で何が要求されているのかがわかっていない。 《ウォールストリート》の辣腕弁護士なら、苦虫を噛んだ無表情も迫力があって許される。 勝負は裁判所で、というわけです。 《ナメンナヨー》の威嚇も意味があるでしょう。 しかし、政治家はそうではない。 ただの《お利口さん》ではねー。 私もヒラリーはまだオシメが取れていない真面目な中学生の女の子としか見えません。 心配です。
補足
ヒラリーさんはビルの大統領戦時代は大変魅力的な顔をしてましたね。一部では若い頃は醜かったとの評もあるようですが。 ヒラリーさんが顔の魅力で次期大統領を目指すとしたらちょっと無理のような感じがします。 ヒラリーさんの顔見たさに毎日TVを見ていた男性も、オバマ大統領の顔は見たいがヒラリー国務長官の段々老婆じみてくる顔を見続けるのが辛い・・・そんな感じになるかと。 男は爺になっても顔は見れますが、顔の魅力や女性であるを武器としていた女性はやはり年には勝てません。
- mat983
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>何か一本感性が違うような、政治的知見が正確ではないような、思考的に政治を上手く理解できていないような感じがしていました。 どこを指しているのかが不明です。 2000年から上院議員を務め、オバマ氏と争った民主党の指名選挙での演説はとても魅力的で、十分に大統領になる器と映りました。 下記サイトでかっての国務長官のキッシンジャーが言っているように、 頭脳明晰で強い意志をとても感じます。 情けない英語の発音で演説した中曽根外務大臣とは違います。 http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200811180015a.nwc
補足
確かにヒラリーは頭脳明晰ですね。何と言われようがどうとでも逃げてしまうでしょう。 それにヒラリーは生粋の白人アメリカ人なので英語の発音は当たり前に出来て当然でしょう。 しかし政治・国を導くには頭脳の明晰さよりも政治的論理性が必要とされます。 その点につき、ヒラリーには欠陥があるのではないかと考えたものですから、失礼致しました。 ヒラリーの政治動機が政治に立脚せず、利益誘導に徹していると見えるのも、不安でした。 国務長官にさせ、政治指針を外部から与えてやれば、頭脳の明晰さと政治的行動力でブルドーザーのように政治力を発揮するかもしれません。
- morimaru47
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それを言うのだったら、逆に、オバマに能力があるという確証がどこにあるのかと問いたいです。 今は、アメリカの大半の国民が熱狂の渦の中にいますが、言い換えれば、それはムードでしょう。国民の投票で元首が決まる大統領選挙は、究極的な人気投票です。 今の世論は、オバマが黒人としてのアイデンティティをもっていること、文化的な多元性を体得していること、既成システムに対する変革の意思が強固であることなどの特性を捉えて、全面的な支持を与えていますが、その反動として、彼が少しでも失策を犯したら、すべてがネガティブな方向に逆流して、手のひらを返したように批判の嵐にさらされるでしょう。 ヒラリーについても同じことで、質問文にあるような「感性が違うようだ」とか「甘さや思考の不明瞭さ」とか、本人ではなく夫の方の評判とかいうものも、情緒的でありムードを捉えているに過ぎないと思います。 ヒラリーは、ファーストレディの当時から健康保険の問題などに取り組んでおり、実務経験を比較するとオバマよりも確実に優っているという評価がありました。現に民主党の指名を争っている時に、「私は仮に今日大統領挙に当選したら、明朝から直ぐ職務を担える。引継ぎなんかいらない。」と実務能力をアピールしたのです。 ただ、ヒラリーには実務上の安心感があるからこそ、旧来型の政治家というレッテルを貼られた結果、現状変革を希求するうねりがオバマ支持に流れたのです。 その反面で、黒人は大統領になれるが、女性は大統領になれないという、アメリカの女性差別の根深さを示す証左だとの議論があったことも事実です。その後のオバマブームの中で、霧散したかもしれませんが。 この時期だからこそ、超大国の最高権力者となったオバマの能力は問題ないですか?と問う方が重要だと思います。
補足
私は黒人蔑視も女性蔑視もしてません。なのでヒラリーが女性だからとの理由でヒラリーを疑問視する訳ではありませんが、ヒラリーの思考に女性特有の甘さや不正確さが見られます。 政治を遂行する能力というより、政治を立案する正確さに欠ける、とでも申しましょうか。 ヒラリーの政治思想が事実に立脚していない。単なる絵空事・コジツケで政治理論を作っている。 なので現実にそれを適用させるとあちこちに不都合が出てくるのではないのか。 こういう印象なのです。 ヒラリーは莫大な政治資金を国内外の団体から受け、又政治支持基盤としての各地域・各団体の圧力もあります。 ヒラリーが選挙戦・それ以前に発言してきたことの大半が、それら一部団体・地域の利益を確保するためのものです。 ある時はインドのことについて喋り続け、ある時は中国に執着する。日本からの資金は稀少だったためか日本には全く触れずじまい。 そんな事も含め、私はヒラリーを疑問視してます。
- musasi7777
- ベストアンサー率14% (78/522)
少なくとも日本の政治家より、はるかに優秀ですよ。
補足
かつて日本に居た大人気の某女性大臣よりはよほどましですね。小泉元首相はその方を大抜擢して内閣に加えましたが。 ですがあの方と同じ種類の違和感をヒラリーに持ってしまうのです。 大げさに言えば、良く喋るが中身が空虚な発言の繰り返し。 正確に言えば、良く政治を知っているがあちこち部分的に政治的知見の誤りや忘却が有り、良く思考が流れているがところどころに論理の飛躍や誤りや不透明さが有る。 つまり、明晰な思考だがその思考が誤り、又はうわべだけである、との印象です。 私にとってはヒラリーよりも麻生首相その他の男性閣僚の方が思考の筋道が立っています。
お礼
皆さんどうも有難うございました。 この前ヒラリーさんがアジアを歴訪しましてその前後じっくり見ていましたが、私のヒラリー観も少し変わりました。 日本がヒラリーさんの初外遊先に選ばれましたが、飛行機のタラップを強風吹く中降りてくるヒラリーさんを見まして、実に可愛い!と思いました。髪振り乱して。 頑張りましたね、ヒラリーさん。 彼女の外交官としての鮮やかさ。掛け値なしに感服しました。 どうもお騒がせして申し訳ありませんでした。