最適化問題について
- 最適化問題において、n×nの正定値対称行列Aとn×1の任意のベクトルxに関数f(x)=t(x)Ax/t(x)xを考えます。
- この問題は、条件||x||=1の下で、関数t(x)Axの最適化問題に帰着されます。
- また、f(x)の極値を取るベクトルxはAの固有値ベクトルであり、その最大値と最小値を求めることができます。
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最適化問題について
n×nの正定値対称行列であるAと、n×1の任意のベクトルxに対して 関数f(x)=t(x)Ax/t(x)x t()は転置 の最適化問題が、||x||=1の条件下で、t(x)Axの最適化問題に帰着されることを説明した上で f(x)の極値を取るベクトルxがAの固有値ベクトルであることを示し、かつf(x)の最大値、最小値を求めよ。 という問題なのですが、最大値、最少値を示す問題は観て未定乗数法で制約条件を||x||=1にして求めるのかなぁ、と何となくわかるのですが、 どうして||x||=1の条件下で、t(x)Axの最適化問題に帰着されるのか、というくだりと極値云々というのがどうしてもわかりません。 よろしくお願いします。
- remilia_21
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c = 1 / ||x|| を代入してみましょう。 f(x) = f(y), y = x / ||x|| となります。 任意の x に対して ||y|| = 1 ですから、 f(x) の最大値・最小値は、 f(y) ただし ||y|| = 1 の最大値・最小値に 一致します。
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- arrysthmia
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0 でないスカラー c に対して、f(cx) = f(x) が常に成り立つからです。 f(cx) を、計算してごらんなさい。 分子分母とも、c^2 倍になっています。
補足
えぇっと…f(cx) = f(x) は当然わかるのですが、そのことが||x||=1の条件下で、t(x)Axの最適化問題に帰着されるという部分に 何故繋がるのかがイマイチわかりません。 関数f(x)もf(cx)だろうと結果は変わらないため、||x||=1にして計算を楽にしてる、とかですかね?
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