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塩基配列

DNAがチミンであるのに対して、なぜRNAではウラシルが使われるんですか

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回答No.3

すごく楽しい質問なのであっと言う間に回答がつきましたね。 出遅れました。数年前にノーベル賞を取った研究テーマが『RNAワールド』というものした。 この世のスタートはRNAだという学説です。仮説ですがノーベル賞を取るぐらいですので 高い支持を受けています。今は多くの生物がDNAを使っていますが、これはより安定な 物質を選んだからです。 すでに出ていますがウラシルはシトシンと紛らわしいから チミンを使うようになったと言われています。 そもそも今現在mRNAは必要ないんじゃないか? 当時の名残だという意見もあります。 インフルエンザ、HIVなどレトロウィルスと呼ばれる一部の ウィルスはRNAしかもってはいません。これは彼らが進化しなかったわけではなく 不安定な状態でより多くの突然変異を起こし変化をしていく という戦略を取ったからです。実際人類から数千年かかる変化を ウィルスは数年でおこしますからね

24354667kj
質問者

お礼

具体的な回答ありがとうございます

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  • owata-www
  • ベストアンサー率33% (645/1954)
回答No.2

最近、はじめはRNAが存在してその後より保存性が高いDNAに移行したという説があります。 そこで、RNAの時はウラシルを用いていたんだけど、保存性が高いDNAに移行する際により保存性が高いチミンを用いた(シトシンが脱アミノするとウラシルになってしまうから)という説が今のところ有力かと

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質問者

お礼

説明ありがとうございます

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  • samkuma
  • ベストアンサー率50% (9/18)
回答No.1

まず,元々生命はRNAを用いて遺伝情報を保持していました。 その後,二本鎖DNAを用いるようになったのですが,その際にウラシルの5’位をメチル化したチミンを使うようになりました。 という事は,ウラシルのままでは良くないことが起こっていたと考えられます。 シトシンが脱アミノ化することによってウラシルの変化してしまうことがあり,もしDNAにウラシルを用いていたなら,元々あったウラシルなのかそれともシトシン由来のウラシルなのか,が分からなくなってしまい,DNAの校正機能がうまく働かなくなります。 その為,ウラシルの代わりにチミンを用いることによって,こういった問題が起きないようにしたと考えられます。

24354667kj
質問者

お礼

よくわかりました。詳しい説明本当にありがとうございます。

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