良性ではないけれど、悪性にまでなっていないポリープとは？

質問

母の話なのですが、先日初めての大腸内視鏡検査を受けてきました。
その際ポリープがあって、切除の必要があるとは聞いていたのですが、とりあえず組織片をとって、検査にまわすとの事でした。
本日、本人が検査結果が聞いたのですが、それがタイトルのように、”良性ではないけれど、悪性にまでなっていないポリープ”との事でした。

一応いろいろと聞いてみたのですが、大きさは８ミリほどで、あまり色もきれいではなく、肛門出口付近に１つできていたとの事でした。
母は祖父の良性のポリープも見たことがあるらしく、その時のようにピンクではなく形も良くなかったので、あまり良い結果ではないということは、うすうす感じていたそうです。
転移などの話は無かったそうです。
処置としては、取り合えず１泊2日で、内視鏡手術で切除するとのことでした。

しかし、良性ではないけれど、悪性まで行っていないとは、どういうものなのでしょうか？
放っておくと、悪性になってしまうものという印象をうけたのですが、その危険度がいまいちわかりません。
コレでも一応早期発見といえるものなのか。
手術でもっと悪い結果がわかったらどうしようという気もしてしまいます。（転移とかしてたらどうしようかとか・・・。）

かと言って、あまり不安になって母を問い詰めるのも、余計に母を不安にさせてしまいかねないので、聞けませんし・・・と思います。
娘とは言えど私が一人で勝手に聞きに行くというのも、問題がありますし。（かかりつけ医で、家族全員がお世話になっています）
大腸がは早期発見が大事というのも聞きますが、母もすでに60なので、娘としては心配にもなります。

もちろんケースバイケースだとは思いますが、この良性ではないけれど、悪性にまでなっていないポリープとは、どういうものなのか。
わかる方、ご回答お願いします!!

回答No.1

aokisika · ベストアンサー

白でもなく黒でもなくグレーだ、という意味です。

というのは答えたことにはなりませんよね。

グレーにもいろいろなグレーがあります。真っ黒に近いグレーもあればほとんど真っ白なグレーもあります。
それと同じように、１００％悪性と１００％良性との間には５０％悪性や、８０％悪性、１０％悪性などいろいろな段階があります。

ところで、１０％悪性とはどういう意味かというと、同じ程度の人を１００人連れてくると、そのうちの１０人が悪性で９０人は良性だ、という意味です。
１００人のうち９０人は良性なんだから切らなくても大丈夫だろう、と判断した場合どんなことが起きるでしょう。
もちろん、９０人は良性ですから、たぶん大丈夫でしょう。でも大丈夫でない人も１０人いるのです。その１０人にたまたま当たってしまった人にとってはそれこそ、たまったもんじゃない、ですよね。

こんなとき医者はどうするか？患者さんにどう説明するか？
９０人は大丈夫なのですから、「危ないですよ」というわけには行きませんし、「大丈夫ですよ」と言って切らなかったら１０人の１人だった、なんてことになってしまっては大変です。そこで、
「良性ではないけれども悪性までは行っていない」ということになるわけです。

お母上が何％ぐらい悪性で何％良性かはわかりませんが、命に関わることですから、２０～３０％ぐらい悪性の可能性があれば「悪性の可能性が高い」と言います。

「良性ではないけれども悪性までは行っていない」というと数％程度かそれ以下と思って差し支えないと思います。と言っても１００人のうち数人は悪性でほっておくと取り返しのつかないことになる可能性があるわけですから、ちゃんととりましょうね。

お礼

お礼遅くなりましたが、皆さんありがとうございました。
もっとはっきりと、癌というものが区別されているものと思っておりましたので、勉強になりました。
どうやら母曰く、手術日も近々に決まり１泊で手術をするそうです。
ご回答くださった皆様にポイントを差し上げたいのですが、限りがありますので、例を出してご回答くださった、aokisikaさんと参照ページを添えてくださったUSB99さんにポイントを差し上げようと思います。oldrayのご意見もありがとうございました。転移などの可能性が小さいと聞いただけでも少し安心しました。
手術まで後数日ですし、早く無事終わってくれることを願っています。
皆さん本当にご回答ありがとうございました。

回答No.3

oldray

良性でも悪性でも取っちゃえばとりあえず安心です。8ミリ程度じゃ転移云々の段階じゃないでしょう（と思います）。増してや悪性ではないんだし。私もこの間8ミリのポリープ取りました。

回答No.2

USB99

癌と良性との鑑別は病理（顕微鏡検査）ではっきり区別できるものではありません。もちろん、典型的なものは存在しますが判断に迷う症例もあります。下記ＨＰくらいの理解がいいかと思います。
http://daichou.com/patho.htm