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透明水彩をはじめようと思うのですが。。。
私は趣味でよく人の絵(どちらかと言えば漫画っぽい感じのです)を書いています。現在は水彩色鉛筆を使用しているのですが、どうしても色鉛筆っぽい跡が残ってしまうので水彩をはじめようと思っています。 かなり前ですが不透明の水彩絵の具でかいたらとてつもなくひどい事になってしまったのでホルベインの透明水彩を購入使用と思うのですが.. ○この色は必要みたいな色はあるでしょうか??また、セットなら何色がいいでしょうか?? ○肌を塗るときはどの色がいいでしょうか?? ○紙、筆ではどれがいいでしょうか??(筆の太さも教えていただけるとありがたいです^^) ○水張りは絶対に必要でしょうか?? ○水張りが必要ない紙はあるのでしょうか?? いろんなところをくぐってみたのですが、よく分かりません;; 全く知識のない初心者ですが....どうか教えて下さい!!
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必要かなと思う基本色にあれば便利な色から数色を加えた、12~16色あればたいていは足りると思います。それに好みの色を加えれば良いでしょうが、色を混ぜて作ることを学ぶまでは、少ない色数ではじめたほうが良いと思います。 たいていの人の常用色は、12色~24色の間でしょう。 必要と考える色(基本色) ×パーマネントローズ (クリムソンレーキでもある程度は代用可能です) ○クリムソンレーキ ○バーミリオンヒュー ○パーマネントイエローライト ○ビリジャンヒュー ×マンガニーズブルーノーバ (セルリアンブルーは不透明で初心者では扱いが難しいです。) ×コバルトブルー (コバルトブルーヒュー(擬似色)は12色セットに入っています) あれば便利な色 ○イエローオーカー ○プルシャンブルー ×ミネラルバイオレット ○バーントシェンナ ○バーントアンバー ×ペインズグレイ ×セピア ○アイボリブラック ○は12色セットに入っている色。×はセットに入っていない色。 肌色はこれといった色を使ってしまうと単調になってしまいますので、普通は自分で色を作ります。 ベースは、クリムソンレーキ、バーントシェンナ、あたりでしょうか。 筆は、できればセーブル(コリンスキーは)がいいのですが高価なので、最初はリセーブルと呼ばれる合成繊維の筆でも良いと思います。丸筆で、10~12号位。 書道用の筆でも良いです。水に塗らした時に穂先がピンと揃うものが必要です。 (油絵と違い、本数はあまり必要でないので、できれば良い筆を選ぶことをお勧めします) 紙は、必ず、水彩画用を使用してください。(描き味、発色が違います) 初心者用ということなら、ワトソン(国産)、ウォーターフォード(英)、ワットマン(英)あたりをお勧めします。 懐に余裕があれば、ぜひ一度は、最高級水彩紙のアルシュ(仏)を使用しておくと良いです。 基本的には水張りは必要と考えてください。 小サイズ(10号位まで)なら、(ブロック)という厚紙の上に糊付けしたものがあり、これなら水張り不要です。これは、描き終わったら、ペーパーナイフなどで剥がして飾ります。 水張りは専用のテープが画材屋さんで入手できます。 水張り用の画板は、パネルやシナベニヤ板で良いですが、必ず、ラッカーなどを塗って耐水性を持たせて置くことが長く使うコツです。できれば、白く塗っておくといいです。
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- watercolors
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つっこみ ついでにもう少しだけ補足として蛇をだします。 絵の具の毒性の問題ですが、専門家用と称して売られているものは、直接手で触れるパステルを除き、毒性のある顔料を使用しているものがアクリル、透明水彩、ガッシュ、油絵の具等ではまだあります。 ラベルに、毒性のあるものは、カドミウム、クロム、コバルトなどの表示があると思います。 (米国、ヨーロッパでは規制が厳しいようでこのような顔料を使用した絵の具は徐々に入手が難しくなっています) 筆を洗った水等は、流し等には捨てずに、新聞紙等に染み込ませて不燃物(詳しくは自治体に確認して下さい)等で処理して下さい。 絵の具の量ですが、透明水彩絵の具は、アクリルや油絵の具に比較してチューブの大きさが小さいですが、かなり水で薄めて使用しますので、値段あたりの、描ける面積は、アクリルや油絵の具と大差ないようですよ。 (専門家用のガッシュ(不透明水彩絵の具)は、透明水彩程薄めないで使用するものなので割高感がありますが) 水彩では絵のサイズが小さい事もありますが、アクリルなどにあるようなバケツサイズのものは少ないですよね。 私自身は、アクリルではかなりの量を使ってしまいますけど・・・ アクリル メデイウムなどは、最低でも300mlで購入しないととても足りません。 また、透明水彩絵の具は、アクリルと違ってチューブの中で固まってしまっても水で溶いて使えますから経済的かもしれませんね。
お礼
毒性のは気をつけたいと思います!! 経済的。。。とっても助かりますね。 ありがとうございました。
- poyo3
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他の回答者の方から御指摘いただきましたので誤解(?)の無い様やぶへびですが補足です。 色の種類につきましては100色以上ですが実際に使用するのはほとんど基本色で十分ということです。御指摘にもありますように混色の手間 を省くという目的と後は色の再現性というのでしょうか?また同じ色を使いたい時に同じ条件で混ぜるのは難しいのではないかと(初心者には?)なのでいつでも同じ条件で使用できる色は持っていたほうが便利かな?という事です。広範囲に塗る場合なんかは色が切れてしまい混ぜ合わせたら微妙に違う色・・という事がありましたので。 後は私も色の種類は40色以上持っていますが10色くらいはほとんど使用はしません。(一部全く手付かずもあり)どちらかというとコレクション的要素で持っているような感じです。(小物集めは好きなので) 水加減につきましては個人的な感覚ですがアクリル絵の具に比べると透明感がある分水加減がより重要というか影響してくるような感じがしたのでそう書きました。(確かに水彩ですから水加減は基本ですね。) ちょっと説明がわるかったですね。 技法につきましては専門家でもありませんので云々はいえませんので素人の個人的な意見としてはとりあえず描いてみて実感したほうがあなたの想像するイメージにあうかどうかもつかみやすいのではないかと思います。 (とはいえアクリル絵の具に比べると高いですし、毒性の問題もあるでので無理にとはいえませんけどね。) たびたびのですけど個人的な意見として参考までに。
お礼
補足ありがとうございます。 冬休み中には絵の具を購入しようと思っているので、とてもありがたいです^^
- watercolors
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#1 poyo3さんのコメントで少し気になった所があったので、書かせて下さい。 >>単色だけだと全部で100色近くあったかと思いますのであとは自分でよく使用する色を買い増していくほうがいいかもしれません。 >100色近くもあるんですね!!自分の好きな色を探してみます。 絵の具として出している色は、そのくらいあるのは事実です。 ホルベインのサイトにカラー見本がありますので参考にしてみて下さい。 http://www.holbein-works.co.jp/0415/c_red.html (このページは赤ですが、上の方にあるアイコンをクリックすると他の色も見れます) 古典的な絵の具で現在入手困難なものであったり高価なものは、複数の顔料を混合して作られたものもあります。 カラーチャートの使用顔料の欄を見ると、1種類ではなく数種類書かれているものがありますがこれは、数種の顔料を混合して作られている色という事です。 正直な話、単一顔料の絵の具を混色して得られるもので、入手困難な色に似せてメーカーが造ったものであったり、使用する人の混色の手間を省く為の色だったりします。 例えば。 カドミウムレッドはPR108の単一顔料です。 ショーンブリアンNo.2では、PR108, PO20, PW6が用いられています。 PR108は、カドミウムレッド (猛毒です) PW6は、チタニウムホワイト PO20は、硫化ーセレン化カドミウム(猛毒です) です。 残念ながらPO20の単一顔料での絵の具はホルベインからは販売されていないようですが。 (専門家用の絵の具には毒性のある顔料が使われているものもありますので取り扱いには充分注意して下さい) カラー見本をよく見れば、単一顔料の絵の具は思ったより少ない事に気づくと思います。 >塗り方や水加減なんか調節すると色々表現の幅も広がるのではないかと思いますが。あまり混色はしないほうがいいかなとも思いますけど個人的に。参考までに。 透明水彩は、基本的に白は用いないで、紙の白と顔料の濃さで明度、彩度を調節します。 したがって、水加減は、透明水彩の基本です。 赤を濃く溶いて塗れば赤ですが、薄く溶けばピンクになるといった感じです。 これが出来なければ、透明水彩は始まりません。 (白の絵の具は、ハイライトなどでごく一部に用いられる程度で殆ど使用されません。) 混色の、基本は3原色の組み合わせです。 しかし、理想的な3原色に合った理想的な顔料が存在しないので複数の絵の具を使う事になります。 そして、基本は、隣り合った色を混ぜて色相を変えて、補色を加えて彩度、明度を調節し、水の量で明度を調整します。 これが出来て造る色を想像出来るようになりましょう。一部の本などではあまり多くの顔料を混ぜると色が濁って汚くなると書かれているものもあるようです。しかし、それは顔料の性質を知らずに行なった為で、それを使いこなすのも技術です。 基本的に混色できない色鉛筆やパステルでは多数の色を揃える必要がありますが、絵の具を混ぜて色を造れる水彩絵の具や油絵の具、アクリル絵の具では、そう多くの色は必要としません。 (顔料の粒子の大きさ等の特性を生かそうとする場合は別ですが) パレットですが、#2 yamada365さんが紹介されているページにもありますが、通常は絵の具をパレットに出して乾燥させて固形絵の具のようにして使用します。 これは、チューブから直接出して使用すると、色が濃くなりすぎ、せっかくの透明水彩の持ち味の透明性が損なわれる為で、固まった絵の具を筆で溶かすようにして少量ずつ使います。薄い色は塗り重ねて濃くする事は簡単ですが、逆は難しいからです。 ただし、広い面積を塗るような時には、チューブから直接出して溶く場合もあります。 P.S. ホルベインの製品案内のページに絵の具のできるまでのビデオがあります。 油絵の具が中心ですが、乾性油をアラビアガムに置き換えると透明水彩絵の具になります。
お礼
たくさん色があってもいろんな色をそろえる必要はないんですか。。。 パレットの使い方も参考になります!! 詳しいところまで説明して下さってありがとうございました^^
- poyo3
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回答ありましたついででネットで見ていて参考になるかもと思い追加です。 透明水彩セット(12色~全色セットまで) http://www.kawachigazai.co.jp/item/B031.htm 肌色系統(他の系統も見れます) http://www.kawachigazai.co.jp/item/B033.htm 必要な色のイメージがわかりやすいかも。参考までに。
お礼
色のイメージ、とっても分かりやすいです!! 参考になります。。。。 わざわざ追加して下さってありがとうございました。
質問にそって箇条書きします ○24色セットを買って、こんな色があったらいいなというのを買い足して行く。 ○てきとうに ○紙は水彩紙、安くあげるならいわゆる「画用紙」と言って売ってるもの 筆は水彩用ならなんでもいいけど太めに見えるけれど使う時にはすっと先が細く使える高級品がイイです。太さは紙の大きさにもよります。たくさんあったとしても結局いつも使うのは決まってくると思います。少数精鋭で。 筆の保管は虫食いに注意。高価な物ですから防虫剤を。 ○水張りはした方がいいと思います。しないのも味ですが… ○キャンソンやアルシュなどの水彩紙を貼ったイラストボードがあります。割高ですが。 あと水彩用パレットも良いのがあるといいですね。通常はパレットに出したまま洗わないで次も使えます。混ぜるスペースは掃除しますがチューブから出して置く小部屋のような所は洗いません。これを筆で混ぜながら使います。これについてはいろいろ流儀はあると思います。 http://nobush.exblog.jp/3952919/ このやり方だとブースの分しか色が出せないですよね… あと混色は紙の上で塗り重ねでもやります。その点ちょっとマーカーと共通する所もあります。
お礼
パレットも必要ですね;; 筆の管理。。。。気をつけます!! ありがとうございました。
- poyo3
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私も初心者というか好きで使用していますが、 ○この色は必要みたいな色はあるでしょうか??また、セットなら何色がいいでしょうか?? >基本色セット(12色位?)普通のアクリル絵の具と同じような色の組み合わせがあるかと思いますのでそれで混ぜて使用すればいいかと 単色だけだと全部で100色近くあったかと思いますのであとは自分でよく使用する色を買い増していくほうがいいかもしれません。 ○肌を塗るときはどの色がいいでしょうか?? >私は肌を塗る時はショーンブリアンNo.1,No2をメインに使います後は淡いブラウン系統や黄白色系の色を使用します。色々試して見るといいでしょうね。 ○紙、筆ではどれがいいでしょうか??(筆の太さも教えていただけるとありがたいです^^) >普通の水彩向けの筆でいいかと思いますが・・。個人的に割りと毛先のばさつか無く柔らかい感じの方が使いやすいかな?という気はしますが描く内容によるのではないかと思います。 太さは広いところを塗るのでなければ細めの方が使いやすいきはします。(私は面相筆なんか使用しますが・・。) ○水張りは絶対に必要でしょうか?? >絶対ということはないかと。ただやはり水彩ですから水をふくむと紙が歪みますので水張りはしたほうがいいかもしれません。習作くらいなら別にしなくてもいいでしょうけど。 ○水張りが必要ない紙はあるのでしょうか?? >私も良くわかりません。多少厚めの紙を使用すれば多少は???? 専門店等で相談してみては? 一応私も独学(?)使用ですので参考までに。 透明水彩はアクリル絵の具と違ってかなり透けますので。うすく鉛筆で下書きしても2重3重に塗り重ねても下書きが透けるくらいです。(絵の具の濃さにもよりますけど) 塗り方や水加減なんか調節すると色々表現の幅も広がるのではないかと思いますが。あまり混色はしないほうがいいかなとも思いますけど個人的に。参考までに。
お礼
100色近くもあるんですね!! 自分の好きな色を探してみます。 透明水彩は難しそうですがその分いろんな表現が出来そうなので楽しみです。 分かりやすくてとても参考になりました。 ありがとうございました^^
お礼
細かいことまでありがとうございます!! やはりセットなら12~24色あたりで良いみたいですね。 紙もたくさんあるみたいで。。。勉強してみます;; ありがとうございました^^