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酸化・還元と、酸性・アルカリ性の違いについて

yukimin387の回答

回答No.4

>酸化するとは「酸素を取り込む」「水素を奪われる」「電子を奪われる」などと表記されております。 「酸素を取り込む」「水素を奪われる」の酸素、水素とは酸化物イオンや水素イオンではありません。 酸素原子や水素原子と考えるか電子と合わせて考えた方がいいです。 水素イオンと電子を奪われた場合、総合すると水素原子を奪われたことになるので酸化されたことになります。 >酸性になる=OH-の電子が奪われる=酸化 アルカリ性の液に酸を加えて酸性にした場合、 OH^- + H^+ → H2O H2O + H^+ → H3O^+ この反応には電子の授受も酸素原子、水素原子の移動もありません。 したがって酸化還元にはなりません。 二酸化マンガンに塩酸を加えて塩素が発生する反応の場合 MnO2 + 4H^+ + 2e^- → Mn^2+ + 2H2O 2Cl^- → Cl2 + 2e^- (MnO2 + 4HCl → MnCl2 + 2H2O + Cl2) 1つ目の式は電子を受け取っているので還元、2つ目の式は電子を奪われているので酸化になります。 酸化還元は電子の授受や各原子の酸化数を考えれば簡単に分かります。 ただ酸化数に関しては覚えないといけない部分も多いのでここでの説明は省きます。

deep358
質問者

お礼

酸化還元の授受が行われなくても、アルカリ性の水溶液が酸性に変化する場合もあるんですね。 電子の授受と原子の酸化数についても、ゆっくりと参考書片手に頭の中を整理していきます。

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