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酸化・還元と、酸性・アルカリ性の違いについて

tonsakuの回答

  • tonsaku
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回答No.2

酸化還元反応と酸性・アルカリ性は直接関係はありません。 たとえば、水酸化ナトリウム水溶液(アルカリ性)に塩酸(酸性)を加えてPH<7にした場合、酸性にはなっていますが、酸化還元反応は起こっていません。 ここで起こっているのはH+とOH-のやり取りであり、中和反応といいます。 高校化学からは、酸性アルカリ性という言葉は使わなくなります。 なぜなら、質問文にもあるように、この言葉は「水溶液」という限定された場合でしか使えないのです。 ところが上で説明した中和反応は、固体や気体でも起こるのです。 そのため、中和反応においてH+を与える方を「酸」、H+を受け取る(≒OH-を与える)方を「塩基(えんき)」と呼ぶことになります。 酸は酸性に、塩基はアルカリ性に対応します。 ここで、結局H+が奪われているじゃないかと思われるかもしれませんが、この「酸化=水素を奪われる」というのは厳密には正しくありません。 また「OH-の電子が奪われる」という考え方も正しくありません。 厳密な定義を教えたいのですが、少し難しすぎるので、今はやめておきます。高校化学をある程度(価電子とか結合の種類とか)学習していないと理解できない可能性が高いです。 高校化学では世界がぐっと広がるので、習うのを楽しみに待っていただければ、と思います。 とりあえず今は、酸化還元と中和は全く別の反応だよ、ということでお願いします。

deep358
質問者

お礼

酸性・アルカリ性=酸・塩基のことなんですね。 調べてる時に酸塩基反応とかありましたので、気にはなってたんですが・・・。 やはり詳しく理解したい場合価電子や結合の種類について知識が必要なんですね!! 少し興味があるので、参考書などを基に勉強を進めてみます。 本当にありがとうございました。

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