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貸倒引当金についての質問です。
やよいの青色申告08を使用して記帳しています。 昨年の仕事で73,500円(イラスト製作費用)売掛金が回収不能になりました。 借方勘定科目の欄に、下記のような科目があるのですがどれを設定すれば良いでしょうか。 処理の仕方で変わってくると思うのですが、金額的にも小額なので、簡単に処理できる方法で良いと思っています。 1)貸倒引当金 2)貸倒金(損失) 3)貸倒引当金戻入 4)貸倒引当金繰入 一応、現在は売掛帳の2008年12月31の欄で 下記のように記載しています。 借方勘定科目 貸方勘定科目 貸倒金(損失)73,500円 売掛金 73,500円 漠然とした質問で申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。
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すでに回収不能であることが確定しているので 借方;貸倒損失73,500/貸方;売掛金73,500 です。 ちなみに貸倒引当金はまだ貸倒れたわけではなく将来の貸倒可能性を金額的に見積もって、保守主義及び原因発生主義の理念によりその損失額の見積額を当期の費用として積極的に計上しようとする、いわば企業会計の健全化のための制度です。その場合 借方:貸倒引当金繰入額***/貸倒引当金*** となります。 そして将来貸倒れることなく売掛金が無事回収され、それにより取り崩された貸倒引当金の相手科目(収益)が戻入であり、その場合には 現金預金***/売掛金*** 貸倒引当金***/貸倒引当金戻入益*** となります。
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- cyrilabidi
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当期に貸し倒れた場合は 原則引当金は取り崩せません。 (引当金は前期分の売掛に対して算出されているので) よって引当金が設定されている場合 貸倒引当金/売掛金 ですが、当期の場合は 貸倒損失/売掛金 になります。
お礼
了解しました。 貸倒損失で処理することに致します。 ありがとうございました。
単純に考えているようですが、所得税では貸倒金や貸倒引当金の計上には詳細な規定があります。それに従って処理しないと必要経費として認められません。 貸倒金については http://www.rakucyaku.com/Koujien/L/part02/chapter04/2-4-8 の「8-2 貸倒金及び保証債務の履行による損失」を、 貸倒引当金については http://www.rakucyaku.com/Koujien/L/part02/chapter04/2-4-7 を参考にしてください。 単に今現在回収不能であったとしても、破産手続きが終了して免責判決が出て債務が法律的に完全に消滅した場合など裁判所が債権消滅を認めた場合を除いては、貸倒金が計上できるかどうかは判断がなかなか難しいものです。例えば破産したというだけでは貸倒れにはならず、破産手続きが終結して初めて債権は消滅しますし、訴訟などの法的手段をとれば回収ができると見込まれる場合には、特に少額な場合(債権額よりも回収費用の方が高くつく場合)を除いては、貸倒れは認められません。
補足
Carry15S様 詳しいご回答ありがとうございます。 状況としては、相手側が音信不通で連絡が取れず「今現在回収不能」の状態ですが、これから先もまず無理かなという状況です。 今の状態だと、そこの部分だけ売掛金がずっと未回収で残ってしまうので、法的手段を使うとそちらの方が高くつきそうなので、貸倒金でなくても売掛金部分が消せればいいんですが・・・ 他のお客様は問題なく処理できているので、そこの部分だけが気になって しまいます。取り合えず、今年度は貸倒引当金で処理した方がいいでしょうか。
- zorro
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借方勘定科目 貸方勘定科目 貸倒引当金73,500円 売掛金 73,500円
お礼
分かりやすいご回答ありがとうございます。 貸倒損失で処理することにします。 ありがとうございました。