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ピロリ菌の検査について

胃の具合が悪く、胃カメラ検査をしました。萎縮性胃炎と診断され胃の粘膜を採取しピロリ菌の検査をしました。採取直後に、多分ピロリ菌はいると思うと言われたのですが、その後診察を受けた際には陰性との事でした。しかし、「この検査だけでピロリ菌の有無を判断できないし今回たまたま採取した箇所にいなかっただけかもしれない。」と言われました。そんな事を言われると逆に不安になってきました。 ピロリ菌の検査は胃の粘膜を採取する方法が1番よいと聞いていましたが、失敗する事もあるのでしょうか。この検査はどれぐらいの確率で正確なのでしょうか。

みんなの回答

  • BAZIAN
  • ベストアンサー率73% (25/34)
回答No.3

luluccoさんへ、それは正確ではありません。尿素呼気試験や血清IgM検査のほうが「ピロリ菌がいるのにたまたま出てこない」確率は高いです。あと血清IgM検査はいないのにいると出てしまう可能性が高くて、どちらかというと有用では「ない」検査です。便検査は尿素呼気試験と同等と言われています。ただしもちろん複数の検査を組み合わせればひとつの検査だけで見るよりは正確性が上がります。

v--v
質問者

お礼

補足をありがとうございます。 やはり納得いくように複数の検査を受けてみます。 ご回答感謝します。

noname#97228
noname#97228
回答No.2

No.1の方が専門的な回答をされていますが、一般の意見として・・・ 私も胃が悪く、20代なのによく胃内視鏡のお世話になっています。 ピロリ菌の検査は、胃の粘膜採取よりも、採便・採血・呼気検査が良いと私は聞きました。 胃の粘膜採取の場合、何箇所か採取すると思いますが、運悪くピロリ菌が生息していない箇所ばかりから採取してしまうと、例えピロリ菌陽性であっても「陰性」となってしまうからです。 上記のような他の方法も試されてみてはいかがでしょう? お大事になさってください。

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質問者

お礼

私も20代で萎縮しているので心配です。 他の方法も試しますね。

  • BAZIAN
  • ベストアンサー率73% (25/34)
回答No.1

ヘリコバクター・ピロリ菌の感染についての胃粘膜生検組織検査の感度は93-96%、特異度は98-99%です (Howden CW. Guidelines for the management of Helicobacter pylori infection. Am J Gastroenterol 2004;93:2330-2338)。特異度が意味するのは、この検査が陽性だった場合ほぼピロリ菌に感染しているということです(当たり前ですが)。一方感度が意味するのは、ピロリ菌に本当に感染している人が100人いた場合、93~96人は検査陽性と出る、つまり4~7人は陰性と出る、ということです。 さらに踏み込むと、上記の感度と特異度をもとに陽性尤度比46.5、陰性尤度比14.0という数字が出せます。これは、検査が陽性だったとき、あなたが本当にピロリ菌に感染している可能性が46.5倍になる、また陰性だったとき、あなたがピロリ菌に感染していない可能性が14倍になるということを意味します。ここで、検査前にはあなたがピロリ菌に感染しているかいないかの可能性は五分五分だとしましょう。すると陽性尤度比をもとに、検査陽性だった場合、ピロリ菌に感染している可能性は97.9%であるといえます。いっぽう検査陰性だった場合(今回の場合ですね)、あなたがピロリ菌に感染して「いない」可能性は93.3%です。十分高いですね。ただしあなたは萎縮性胃炎があるようです。この場合、検査前にあなたがピロリ菌に感染している可能性は五分五分より高いです。わたしは消化器の専門家でないので正確にわからないのですが、萎縮性胃炎があるときにピロリ菌がいる頻度がわかっていればこれも計算できます。たぶんかなり高くて、おそらく検査陰性だったとしてもあなたがピロリ菌に感染して「いない」可能性は90%を大きく割り込むと思います。 少し変な考え方に思われたかもしれませんがこれが医師がいろいろな情報を総合的に判断する時の考え方を定式化したといわれるベイズ式意思決定法です。

参考URL:
http://www.med.nihon-u.ac.jp/department/public_health/ebm/ce206.html
v--v
質問者

お礼

参考になりました。 機会があれば他の検査も受けてみます。

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