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蛙はどうして柳にとびついたのか?(小野道風伝説)

小野道風は、蛙が何度も柳に飛びつこうとしてできなかったが、とうとう最後に柳につかまったのを見て、自分も努力をしなければ、と反省したという伝承があります。 蛙の捕食行動は、じっと獲物が来るのを「待つ」パターンです。 蛙は何のために柳の葉に飛びつこうとしてのでしょうか? 卵でも産もうとしていたのでしょうか。 よろしくお願いします。

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  • suiran2
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回答No.1

カエルには樹上性カエルという生態的地位(ニッチ)をしめるカエルがいます。例えばアオガエル科 (Rhacophoridae)は樹上で暮らすための吸盤を持っているカエルです。身近ではアマガエルも樹上性カエルです。 これら吸盤を持つカエルは移動等で地面にいましても飛びつくものがあればすぐに飛びつく習性があります。彼らにとっては捕食動物の多い地面は極めて危険で、吸盤で付着する高所が生活域だからです。ですから少しでも地面から離れた高所に、一般的には樹木ですが、最近はマンション等の壁だったりもしますが、隠れる場所があり虫が来る高所に登ろうとします。地面にいるアマガエルをジッと観察していたり、写真に撮ろうとしていますと観察者やカメラに飛びついてくることがありますが同じ理由です。

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