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命令文の主語・述語
junahの回答
- junah
- ベストアンサー率36% (32/87)
述語とは、主語について「○○する」(動詞)とか「○○な性質である」(形容詞)と「述べる」ものです。誤解を恐れずにいえば「描写する」ものです。逆に、述語によって描写されるものが主語であるとも言えます。この点、主語・述語は必ずセットになっていると考えられます。 しかし命令文においては、相手に行為を要求しているのであって、相手「について述べている」わけではなく、上の構造が成り立っていないために、主語も述語もないと言えます。 命令文に動作主が出る場合は、すでにあるように呼びかけであることがほとんどですが、 田中くんがこっちへ来て。 のように「が」を伴っていかにも主語らしい顔をしている場合もあります。しかしこのようには常には言えません。田中くんを呼んだつもりが中田くんが来てしまった時など、限られた場合のみ使われる言い方です。この場合でも、田中くん「について」描写しているわけではなく、 田中くんがこっちへ来る。 のような典型的な主述関係において主語「田中くん」が担っている役割とは大いに異質であると考えられます。やはり、命令文には主語・述語は存在しないものと言えるでしょう。 なお、そもそも命令形が呼びかけ形から来ているという説もあるということを申し添えておきます。 例:書き(「書く」の連用形=名詞形)+あ(呼びかけ)→書け 起き(「起く」の名詞形)+よ(呼びかけ)→起きよ これが正しいならば、命令という行為そのものが、行為への呼びかけであることになり、いよいよ主述とは次元を異にすることになります。
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